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インターンシップのエントリーシート(ES)の自己PRの書き方がわかりません。

こんにちは、就活中の大学3年です。インターンのESで自己PRを書く際、どんな点を意識すべきでしょうか?

アルバイト経験や学業での取り組みなど、いくつかアピールできる内容はありますが、インターンの選考において特に効果的な自己PRがどういうものなのかわかりません。

ちなみに、インターン選考のESと、普通の選考のESとで、自己PRの書き方や企業が見ているポイントなどに違いはあるのでしょうか?

インターン選考で人事の人に響く自己PRを書くためのコツがあれば、ぜひ教えてください。

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています

国家資格キャリアコンサルタント/国家検定2級キャリアコンサルティング技能士

平野 裕一

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インターンの自己PRでは成長意欲をアピールしよう

インターンの自己PRでは、成長と意欲を明確に示し、将来へのつながりを意識することが重要です。

なぜなら、通常の選考が即戦力や経験を重視するのに対し、インターン選考では、皆さんがこの機会を通して何を学び、どう成長したいのか、その可能性を強く見られるからです。

企業は短期的な貢献だけでなく、皆さんの将来性に期待しているのです。

あなたの将来への可能性を感じるような構成にしよう

私の過去の支援では、自己PRの構成要素として、まず冒頭で強みやアピールポイントを簡潔に述べ、それを裏付ける具体的なエピソードを共有するようにしています。

アルバイト、学業、課外活動など、どんな経験から何を学び、どんな行動を取り、どんな結果を出したのかを具体的に語ります。

そして、その経験や学びが、今回のインターンでどう活かせるのか、何を学びたいのかという意欲を明確に示し、最後にインターンでの経験を将来のキャリアにどうつなげていきたいかを述べることを一緒に考えました。

インターン選考と本選考では評価の重点が異なり、インターンでは将来への可能性がより重視されることを覚えておいてください。

最後に、自己PRを書いたら、結論の明確さ、具体性、インターンへの意欲、将来への展望、成長意欲、熱意、そして誤字脱字がないかを丁寧にチェックしましょう。

キャリアコンサルタント/キャリアコンサルティング技能士

瀧本博史

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自己PRでは自身の経験とインターンの内容を結び付けよう

インターンのESで自己PRを書く際に大切なのは、まず「なぜその企業のインターンで自分の強みを発揮したいのか」が伝わるストーリーをつくることです。

アルバイトやサークル、学業で得たスキルや成果をただ羅列するのではなく、その経験を企業が現在取り組んでいる課題やインターンで学びたい領域と結びつけて語りましょう。そうすることで、人事は「この学生は自社で何をしたいのか」、「何を持ち帰ってくれそうなのか」をイメージしやすくなります。

たとえば、飲食店のアルバイトで「売上向上のために新メニューの試食会を提案し、チームを巻き込んで実現した」という経験がある場合、そのプロセスで培った企画力、交渉力、チームビルディング力などをピックアップします。

ただし、そこで終わらせず、「貴社のマーケティング部門で、顧客データをもとにしたプロモーション企画に携わり、売上拡大に貢献したい」といった形で、自分の経験がインターン先の業務とどのようにつながるかを示しましょう。

こうした因果関係を明確に描くことが、自己PRを単なる自慢話で終わらせないポイントとなります。

主体的な姿勢や成長意欲が伝わるような話を書こう

また、通常の本選考ESとインターンESの違いとして、インターン選考では学ぶ意欲や目的、柔軟性、成長意欲など、成長のポテンシャルがより重視される傾向があります。

新卒採用の本選考では即戦力や将来性が問われることが多いですが、インターンは短期間での成長や学びの姿勢が重視される実践的な場です。

そのため、自己PRでは「私は△△を学ぶために、□□のように積極的に行動します」「初めての業務でも迅速にキャッチアップし、チームに貢献できる自信があります」といった主体的な姿勢や学習スピードのアピールを盛り込むと効果的です。

そして、文章量にも気を配りましょう。限られた字数のなかで、エピソード、学び、インターンでの活用を簡潔かつ論理的につなぐことで、読み手に「この学生なら短期間でも成長し、成果を出せそうだ」と感じてもらえます。

結びには「貴社の○○事業で得られる経験を糧に、自分自身の□□力をさらに磨きたい」といった前向きな意志や、具体的にインターンを通じて自分がどのような成長や学びを得たいか、またはどのような貢献をしたいかという、目標や成果の一文を入れることで、熱意と目的意識を強く印象づけることができます。

自分の経験を単なる自慢で終わらせず、必ずインターン先での貢献や学びに結びつけることが、印象に残る自己PRを作るための重要なポイントとなります。

以下の記事では失敗しないエントリーシートの書き方を解説しています。また、提出時のマナーなどについても触れているため、これからエントリーシートを作成し提出する機会がある人は、事前にチェックしておきましょう。

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