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適性検査VCATで何が評価されるのですか?
就職活動でVCATという適性検査を受ける予定があります。他の適性検査と比べて、VCATでは特にどのような能力や特性が重視されるのでしょうか?
企業の採用選考において、VCATの結果はどのように活用されるのか、具体的な評価のポイントがあれば教えていただきたいです。
また、もしVCAT特有の対策方法などがあれば、ぜひアドバイスをお願いします。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
VCATはストレス耐性からその人の特性を評価する
VCATは日本能率協会マネジメントセンターが開発した適性検査で、同社によるとストレス環境下で持ち味を長所として発揮できるか把握するものです。
同社は、「多様な場面で、自身の持ち味を長所として発揮できるストレス耐性が高い人材なのかを測定し、採用、昇格面接や部下面談ではわかりにくい、受験者の特性や本質的な要素を測定する」と説明しています。これは採用時だけでなく、入社後も活かすことができる検査だと言えます。
ほかの適性検査では正解か不正解かが中心になりますが、VCATは作業検査法です。作業検査法とは、単純な作業を一定の条件下でおこなわせることで、その過程と結果から、被験者の内面の特徴を理解する方法です。代表的なものは、内田クレペリン検査があります。
VCATは採用段階で使用される場合、採用するべきか、不採用にするべきかの判断資料を企業に提供します。仮に面接に進んだとしても、面接時にチェックしてほしい項目について企業に確認を促して、面接時の正確判断材料となります。
入社後にミスマッチがないよう嘘をつかずに回答しよう
VCATは、検査結果と面接結果との整合性を図るためのものです。作業検査法のため嘘をつくのは困難ですが、入社後のミスマッチを防ぐためのシステムです。採用後の配属先決定の資料にもなるので、率直な回答を心掛けましょう。
VCATはメンタル面と個性で評価をする適性検査
VCAT(V-CAT)は、JMAM(日本能率協会マネジメントセンター)が提供する適性検査で、おもにメンタルヘルスと性格的特性を評価することを目的としています。
この検査は、採用選考だけでなく、社員の特性把握や管理職の適性評価など、幅広い人事評価に活用されています。
VCATで評価されるポイントとしては、メンタルヘルスの状態や性格的特性、管理能力です。メンタルヘルスでは、受検者のストレス耐性や精神的な安定性を測定します。これにより、ストレス環境下でのパフォーマンスや適応力を評価していくことができます。
管理能力では管理者としての適性を評価するための目標管理能力、計算能力、組織化能力、コミュニケーション能力、部下育成能力、自己革新能力の7つの管理能力についてを評価していきます。
検査の時間としては、約50分の時間制限があります。作業を通して受検者の集中力、作業の正確性、持続力、性格特性などが総合的に評価されます。
個性や適性がより正確に評価されるように自然体で受けよう
検査の対策としては、一定の作業ペースで作業をおこなうこと、正確な計算を心掛ける、リラックスして臨むことです。
過度に緊張をせず、自然体で受験することが正確な評価につながることを覚えておきましょう。
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