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内定を迷うならその企業はやめたほうが良いのでしょうか?
3年生の男子大学生です。就職活動を経て、2社内定をいただいたのですが、どの企業にするか決めきれず、迷っています。
一社はやりがいはありそうですが給与が低いことと固定残業制のところが気になり、もう一社は待遇は問題ないが仕事内容に面白みがなさそうなところが懸念です。
もし、内定先について迷う気持ちがあるなら、その企業はやめたほうが良いのでしょうか。ですが、100%希望を満たす会社もないと思いますし、今後別のもっと良い会社から内定をもらえる保障もないので、やめて良いのか迷います。
就職先を決めるうえで、後悔しないために考えるべきことや、判断基準があれば教えてください。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
内定を迷うのは当然! まずは優先順位を明確にすることが大切
「内定を迷うならやめたほうが良いのか」という質問ですね。
2社から内定をもらったものの、さまざまな条件で悩んでいるようですが、質問者さん自身も言っているように、100%自分の思い通りになる職場というのは、なかなかありません。
そのため、まずは自分の優先順位を書き出してみましょう。
給与や休日、やりがい、仕事内容など、あなたにとって何が一番重要なのかを明確にしていきます。
これは住まい探しと似ていますね。駅からの距離を重視するのか、多少遠くても広さや家賃の安さを重視するのか、人によって優先順位は異なるのです。
だからこそ、まずは自身が企業に対して持っている優先順位を付けることが重要だと私は思います。
2社で働くことを想定した徹底比較で後悔のない選択をしよう
内定先に迷いが出るのはよくある話であり、実際に入社してみないとわからないことも本当に多いです。
仕事にやりがいがありそうだと思って入社しても、想像と違ったということもあれば、あまり面白くなさそうだと思っていた仕事が、やってみたら非常に興味深かったということもあります。
給与は低いけれどボーナスが多いという会社もあるかもしれないので、そのあたりを調べたり、聞いたりすることも必要です。
A社とB社、それぞれの会社に入社した場合のメリット・デメリットを書き出して比較検討してみると、客観的に判断しやすくなります。
そうすることで、おのずとどちらの内定を受けるのが良いか見え、そこまで調べて分析したのであれば、どちらを選んでも後悔は少ないと思いますよ。
「あそこまで考えて選んだのだから」と思えるはずですよ。
内定に迷ったときはもう一度自己分析に立ち返るべし
内定をもらっても迷ってしまうということは、「どのような仕事をしたいのか」「社会人になった後どのような生活を送りたいのか」といった軸が、自己分析の段階でまだ明確になっていないのかもしれません。
内定後でも、もう一度自己分析をすることで、後悔のない選択ができます。自己分析=自己理解なのです。
具体的な方法としては、「自分が大切にしたい価値観」を洗い出してみましょう。たとえば、やりがいや自己成長を重視したいのか、安定した収入やワークライフバランスを優先したいのか、などを考えてみてください。
自己分析で見えた軸にどちらの企業が近いのか照らし合わせてみよう
次に、内定先企業が自分の価値観にどれだけ合致しているかを検討していきます。
内定後の自己分析では、具体的に業務内容や待遇、自分がその環境で働く姿を想像することがポイントです。また、企業の文化やそこで求められる働き方が自分に合うかどうかも重要な環境の判断基準になります。
こうした自己分析を深めることで、自分の軸が明確になり、どちらの企業が自分にとってよりその軸にマッチする選択肢なのかが見えてくるのです。
迷いがあるからこそ、入念な自己分析を通じて自分への理解をさらに深めることで、納得のいく決断ができますよ。
内定承諾を迷っている人は、こちらの記事も参考にしてみてください。内定を承諾するか就活を続けるかの判断基準を解説しています。
内定後の就活については、以下のQ&Aでキャリアコンサルタントが回答しています。就活を続けるか悩んでいる人はチェックしてみてください。
内定を保留にしたい場合は、以下のQ&Aの回答を参考にしてみてください。
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