内定承諾に迷う人が持つべき判断基準|NGな考え方も解説

この記事にコメントしたアドバイザー

  • 永井 拓至

    ロープラス社会保険労務士事務所代表 保有資格:国家資格 社会保険労務士(登録番号13210117) SNS:Twitter/Facebook

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  • 富岡 順子

    コレカラボ代表 保有資格:国家資格キャリアコンサルタント(登録番号16018273)/産業カウンセラー/ワーク・ライフバランス認定コンサルタント/健康経営アドバイザー(認定番号2901967) SNS:instagram/note

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  • 山田 英樹

    上町総合法律事務所代表弁護士、一般社団法人日本キャリア法務協会理事長 保有資格:国家資格キャリアコンサルタント(登録番号20011604)/弁護士(登録番号57241) SNS:Twitter/Facebook

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  • 隈本 稔

    職りんく運営者 保有資格:国家資格キャリアコンサルタント(登録番号19041711)/性格応用心理士1級/キャリア・デベロップメント・アドバイザー SNS:Facebook

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この記事のまとめ

  • 内定を承諾するか迷う場合は3ステップで解決できる
  • 内定承諾先を決めるには「企業」と「自分」の徹底分析が重要
  • 内定を迷っている人には避けるべき失敗パターンがある

今後のキャリアが決まる内定承諾は、これまでの人生の中でも大きな決断ですよね。だからこそ「内定を貰えたけど承諾して良いのかな」「内定を2つ貰ったけどどちらを選ぶべきかわからない」と迷いや不安を抱える人は多くいます。

この多くの就活生が悩む場面で後悔しない選択をするには、「何を基準に考えたか」が重要です。迷いとの向き合い方を間違えてしまえば、自分の将来にもかかわる大きな後悔につながります。

この記事では、「内定を承諾するか就活を続けるか迷っている人」「内定先が複数ありどこを承諾すべきか迷っている人」のそれぞれに向けた考え方や解決策を、キャリアアドバイザーの山田さん、富岡さん、隈本さん、社労士の永井さんのアドバイスを交えて解説します。なかなか決断できずに悩んでいる人は、ここで解説するやり方を一つひとつ実践してみましょう。

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目次

どっちに当てはまる? 内定に迷う人の2つのタイプ

内定に迷う人の2つのタイプ

内定を迷う人には2つのタイプがあります。タイプによって解決策が変わってくるため、まずは自分がどちらに当てはまるのかを考えてみましょう。

①内定を承諾するか就活を続けるか迷っている

1つ目は、内定を貰ったものの就活を続けるか辞めるかを迷っているパターンです。内定を貰った先が第一志望じゃない、そもそも第一志望が決まっていない就活生が多く当てはまります

就活は労力が必要なので、できるだけ早めに就活を終えてしまいたいという気持ちは誰しもありますよね。しかし、いざ就活を終えられる状況になると、本当にこれで良いのか迷いが生じる人も多くいます。

妥協して就活を終えることはないように、自分に合っているのかを慎重に見極めて決断することが大切です。

このタイプに当てはまるシチュエーション

  • 内定を貰った企業が第一志望じゃない
  • 第一志望が決まっていない
  • 他に気になる企業がある
  • 内定を貰った企業に懸念点がある
  • 企業への志望度は高くないが持ち駒が少ない

「希望の内定先じゃないし就職をしたくないな……」と感じている人は、以下の記事でその対処法を解説しているため参考にしてくださいね。
就職したくないと悩むあなたへの解決案|悩みの原因と対処法を解説

②内定先が複数ありどこを承諾するべきか迷っている

2つ目は、内定を2社以上獲得していて、どこを承諾すれば良いのか迷っているパターンです。内定先が同じ業界内だったり志望度がそこまで変わらなかったりすると、どちらを選択するべきか迷ってしまいますね。

複数の内定で迷う際は、あなたが何を重要視するのかをはっきりさせることが大切です。内定承諾の決め手を考えていくことで、納得のいく決断ができますよ。

山田 英樹

プロフィール

複数の内定先があって悩む場合には、自分なりの判断基準を明確にして考えることが重要です。すなわち、自分が何を一番求めているのかを考え、それに合致する内定先を選びましょう。

就職先の決め方は難しいですよね。どんな決め方をすればわからない人は以下の記事を参考にしてくださいね。
就職先の決め方決定版|学生が見落としがちな視点と注意点を徹底解説

あなたが受けないほうがいい職業をチェックしよう

就活では、自分が適性のある職業を選ぶことが大切です。向いていない職業に就職すると、イメージとのギャップから早期の退職に繋がってしまいます

そんな時は「My Analytics」を活用して、志望する職業と自分の相性をチェックしてみましょう。簡単な質問に答えるだけで、あなたの強み・弱みを分析し、ぴったりの職業を診断できます。

適職診断で強み・弱みを理解し、自分がどんな職業に適性があるのか知りましょう。

内定を承諾するか迷っている人の悩みを解消する3ステップ

内定を承諾するか迷っている人の悩みを解消する3ステップ

  • 企業への懸念点をはっきりさせる
  • 懸念事項の詳細を調べる
  • 懸念が払拭されない場合は就活を続ける

1つ目のタイプの内定を承諾するか就活を続けるか迷っている人の解決策を解説します。

「もっと違う企業も見るべきだった」「こんなことなら就活を続ける必要なかったのでは」という後悔はしたくないですよね。3ステップとなっているので、順番に1つずつ実践してみてください。自分の取るべき選択が明確になりますよ。

①企業への懸念点をはっきりさせる

内定承諾を迷っているということは、その企業で働くことに対して何かしらの懸念があるということです。まずはそこを明確にすることから始めましょう。

企業への懸念点の例

  • 仕事内容に不安がある
  • 働き方が大変そう
  • 会社の雰囲気が合わなさそう
  • 給与が低い
  • 転勤がある
内定先に懸念があるというよりも、自分に合っている仕事がわからず、承諾していいのか迷っています。この場合どうすれば良いですか?

山田 英樹

プロフィール

迷いの原因が自分自身にあるなら自己分析から始めよう

内定先への懸念がないものの内定承諾を迷うという場合は、自分自身と向き合うことが大切です。

「自分に合っている仕事」を見つけるには、「自分が本当にやりたいことは何か」「自分が本当にやりたいことができる仕事は何か」の両方を知っていなくてはなりません。

すでに内定を得ている段階ですが、自己分析などを通して自分が一番やりたいことを考えてみましょう。そのうえで、内定先でそれが叶うのかを考えるために調べていけば、おのずと内定承諾すべきかが見えてきます。

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②懸念事項の詳細を調べる

その企業で実際に働いているわけではないため、懸念点の実態を完全に掴んでいる人は少ないと思います。懸念の真相や影響を調べてから入社先を判断することが大切です。懸念の調べ方を3つ紹介します。

人事担当者に相談

採用活動でお世話になった人事担当者に懸念点について相談してみましょう。人事担当者としてはぜひあなたに入社してほしいと思っています。内定に向けた悩みや不安に真剣に向き合ってくれるはずですよ

人事担当者は、あなたの人柄や能力が自社にとって必要だと判断してくれた味方です。あなたが不安を払拭して入社を決断してくれることを望んでいるので、遠慮せずに悩みを伝えてみましょう。

送信メッセージ

TO△△△△△@shukatsu.com

CC

件名【質問】入社後の働き方について/〇〇大学〇〇学部 港太郎

株式会社〇〇
人事部 〇〇様

お世話になっております。
〇〇大学〇〇学部の港太郎です。

先日は内定のご連絡をいただきまして誠にありがとうございました。
入社に向けて1点お伺いしたいことがあります。

御社で働く際に、引っ越しを伴う転勤はどれくらいのペースであるものなのでしょうか。
長期的な働き方を考えた際に、入社前に確認させていただきたくご連絡いたしました。

お手数をおかけしますが、お時間ある際にご回答いただけますと幸いです。
引き続きどうぞ、よろしくお願いいたします。
―――――――――――――――
港 太郎(みなと・たろう)
○○大学○○学部○○学科○年
携帯電話:080-○○○○-○○○○
メール:minato@○○○○○○.ab.jp
―――――――――――――――

OB・OG訪問

OB・OG訪問は選考前の企業研究でおこなうイメージがあるかと思いますが、内定後の疑問解消にもおすすめの方法です。

若手社員や興味のある部署の社員など、懸念を解消できそうな人に訪問してみましょう。たとえば配属の可能性が高い営業職の業務に不安がある場合は、営業部の社員に仕事内容や苦労する点などを聞いてみると参考になりますね。

人事担当者に事情を説明して、あなたの悩みに合った社員を紹介してもらうと良いですよ。

口コミサイト

効率よく情報収集するには社員の口コミサイトを参考にするという方法もあります。実際に働く社員の生の声を聞くことができますよ。

ただしこうしたサイトは退職者の口コミが多く、ネガティブな意見が集まる傾向にあります。年齢や部署、勤続年数なども考慮しながら、幅広く意見を収集することが大切です。

社員の口コミサイトの例

内定承諾を考えていましたが、口コミサイトの評判が悪く迷ってしまいました。どう決断すれば良いですか?

企業への志望理由に立ち返ったうえで判断しよう

企業の口コミサイトの情報は、会社に対しての不満を持っている人の記載が目に入りやすいです。また、実際に自分が配属される部署と関係がないこともあるので、マイナスな情報ばかりに目を向けないようにしましょう。

会社へのイメージや働いてみての感想は人それぞれです。口コミだけに囚われるのではなく、まずは自分がその会社をどういった理由で受けたのか、冷静に振り返ることが大切です。

その悪い評判が、あなたの入社したい理由を打ち消すほどのもので、かつ不安な気持ちが湧くのならば、採用担当者に相談してみましょう。

③懸念が払拭されない場合は就活を続ける

企業について調べた結果、完全に懸念が払拭されたのであれば安心して内定を承諾することができますね。しかし少しでも不安が残る場合は就活を続けることを推奨します。

少しでも懸念が残ったまま就活を終えてしまうと「あのとき就活を続ければ良かった」と後悔しやすく、早期退職にもつながりかねません。反対に就活を続けて結局今の内定先に入社したとしても「いろいろな企業を見て決断した」という納得感を持つことができます

就活を早めに終わらせたいという気持ちはよくわかります。しかし企業で働く時間は就活と比になりません。後悔しない結果となるよう、妥協せずに就活を続けるかどうかを決めましょう。

アドバイザーコメント

内定先に懸念を持ったまま就活をやめるのは絶対に避けよう

就活のストレスから逃れたい気持ちが強く、就活をやめるために内定を承諾する人が例年一定数います。しかし、その場しのぎで就活を終了することは全くおすすめできません。

就活は、「①自分が一番何をしたいのかを突き詰めて考えること」を通じて、自分を深く理解する機会であると同時に、「②社会にどんな仕事(業種)があってどんな会社(働き方)があるのか」を知る機会です。

就活は「自己理解」と「職業理解」を深めるチャンス

①はいわゆる「自己理解」、②は「職業理解」にあたります。就活は自分の自己理解と職業理解という人生全体を通じたキャリア(生き方)に関する理解を深める絶好の機会でもあるのです。内定先に懸念が残っているということは、自身の自己理解・職業理解に甘さが残った状態ということです。

つまり就活をやめるということは、それらを深める絶好のチャンスを逃すことになります。こうした観点からも、内定先に懸念がある場合は就活を続けることを推奨します。

新たに内定を貰えるか不安ならエージェントを利用しよう

就活を続けても新たに内定を貰えるか不安な人もいますよね。周りが内定を獲得する時期になると採用活動をおこなう企業も少なくなってきますが、夏・秋・冬採用などもあるので諦めずに取り組みましょう。

またエージェントを利用することで自分に合った企業を紹介してもらうことが可能です。エージェントの紹介だからこそ出会える企業もあるので、効率よく企業を探したい人はぜひ活用してみてくださいね。

続行しない方が良いケース

基本的に迷うなら就活を続けることをおすすめしますが、精神的なストレスが大きい場合には無理して続行しない方が良い場合もあります。

就活のストレスによって生じる「就活うつ」という言葉もあるため、どうしても辛い場合には就活を終えるのも1つの選択肢です。家族や友人など、周りの人に相談してみてくださいね。

妥協して就活を終えるのは良くないとわかっていますが、就活がどうしても辛く感じてしまいます。就活をやめるべきか、どのように判断すれば良いでしょうか?

富岡 順子

プロフィール

少しでも未練があるなら続行することがおすすめ

人はやって後悔するのとやらずに後悔するのとでは後者の方が後悔の度合いが大きくなります。

自分の中で就活をやり切ったと思えるのであれば、気持ちを切り替えて内定先の仕事を前向きに捉えていきましょう。まだまだやり残した、どうしても働きたい業界・業種があるのであれば、チャレンジしてみてはどうでしょうか。

ただし、眠れない、食欲が落ちているといった心身の不調が表れているときは、無理に続けずに学校の保健室や医療機関に相談してくださいね。

あなたが受けないほうがいい職業をチェックしよう

就活では、自分が適性のある職業を選ぶことが大切です。向いていない職業に就職すると、イメージとのギャップから早期の退職に繋がってしまいます

そんな時は「適職診断」を活用して、志望する職業と自分の相性をチェックしてみましょう。簡単な質問に答えるだけで、あなたの強み・弱みを分析し、ぴったりの職業を診断できます。

適職診断で強み・弱みを理解し、自分がどんな職業に適性があるのか知りましょう。

内定承諾先に迷う人は企業と自分を徹底分析しよう

次に、2つ目のタイプの内定先が複数ありどこを承諾するべきか迷っている人の解決策について解説していきます。

まずは前提として、内定承諾先に迷った場合は企業と自分を徹底分析することが大切です。ここができていないと、自分にとって正しい判断をすることは難しくなります。詳しく見ていきましょう。

企業を知らないと正確な判断ができない

企業について、イメージや一部の事実だけで判断して内定承諾先を決めてしまうことは危険です。入社後に「思っていたのと違う」とミスマッチが生じる原因となります。

学生の立場から想像するイメージや噂などが常に合っているとは限りませんし、企業についてより深く知ることでメリットやデメリットが見えてくることもあります。内定先について徹底的に調べて分析したうえで比較するようにしましょう。

自分を知らないと判断基準が見えてこない

内定先に迷う学生が見落としがちなのが、自分自身を分析するということです。自分の価値観が明確になっていないと、何を重要視して判断すれば良いかがわかりません。

たとえば「残業時間が短い」A社を周囲から勧められたとします。しかしあなたが残業をしてでもお金をたくさん稼ぎたいと考えていた場合、残業代をもらえないA社はあなたにとって良い企業とは言えないでしょう。

このように、何をもって良い企業とするかは人それぞれです。自分のことも分析したうえで、どんな企業であればいきいき働くことができるかを考えてみましょう。

アドバイザーコメント

自分が求める条件と内定先のマッチ度を考えることが大切

内定承諾先に迷うということは、内定先の企業に対して何らかの不安や不満を抱いている可能性が高いです。その不安や不満を解消するためには、改めて自分が企業に対して求める条件を整理し、内定先とのマッチ度について考える必要があります。

条件の優先順位を付ければ選ぶべき企業が見えてくる

まずは、就労条件や給与待遇などの「会社に対して求める希望条件」や「自分が入社後に活かせるスキルや経験」について、今の自分の優先順位をつけてみましょう。

勤務地が最優先ならば、転勤がある会社の内定承諾は難しいですよね。また、給与や待遇よりも担当したい業務を優先するならば、希望職への配属可能性の高い企業を選ぶべきです。

自分の中の優先順位が決まったら、内定先がどれほど希望条件を満たしているか考えましょう。企業研究の段階で抱いていた会社に対するイメージと、実際に面接の場で確認した会社の雰囲気や業務内容について振り返ってみると良いですね。企業選択の判断材料が少なくて迷う場合には、人事担当者に不明点を確認することもおすすめです。

分析・比較しよう! 内定承諾先の決め手となる基準

内定承諾先の決め手となる基準

  • 仕事内容
  • 企業の価値観や理念
  • 就活の軸
  • 自分の将来像
  • 自分の得意・苦手

企業や自分を知ることの重要性についてお伝えしましたが、具体的に何を分析すれば良いのかわからない人も多いでしょう。

そこで、内定承諾先の決め手となりやすい5つの基準を紹介します。これら5つをじっくり比較していくことで後悔のない企業選びにつながるため、一つひとつ考えてみてくださいね。

仕事内容

仕事内容は働くうえでのやりがいやストレスなどに直結しやすいため、できるだけ深く知っておく必要があります。

「営業」「事務」などの大まかな分類ではなく、細かく分析することで内定先同士の違いや良し悪しが見えてくるはずです。業務面では以下の項目を比較してみると良いですよ。

仕事内容で押さえておきたい特徴

  • 誰を相手にするのか
  • 何を扱うのか
  • 1日の流れはどのようなものか
  • いくらくらいの商材か
  • どのように仕事を進めていくのか
  • どんな人とかかわるのか

仕事内容から派生して「どんな強みを活かせそうか」「どのように成長していけるか」と自分自身にも当てはめて考えてみましょう。ここまで分析できると実際に働く姿がイメージしやすくなりますね。

富岡 順子

プロフィール

仕事内容を分析するときには、「誰を相手にするのか」を具体的に見ていくと必要なスキルが見えてきます。

社内よりも社外の人とかかわる機会が多い場合は、より積極的なコミュニケーションスキルが求められます。たとえば、社外の人を相手にする営業であれば、傾聴力や提案力が自分の実績や成績にかかわるため、自分の強みが活きるかどうかで判断してみましょう。

企業の価値観や理念

近年は企業の事業内容や方針が変わっていくことも珍しくありません。また特に総合職であれば仕事内容が変わることもありますね。

そこで、基本的に変化が少ない企業の価値観や理念に目を向けてみましょう。企業理念が合わないと違和感を抱えて仕事をすることになるため、仕事のモチベーションも上がりにくくなりますよ。

就活の軸

企業を選ぶ際には何かしらの基準を持っていたはずです。その就活の軸を思い出して、どの内定先が合っているかを考えてみましょう。

選考を続けていくにあたってさまざまな企業と出会い、当初持っていた就活の軸が薄れていくことはよくあります。しかしもう一度原点に立ち返ることで、自分が大切にしている価値観が見えてくるのではないでしょうか

ただし、選考が本格化する前と比べて就活の軸が変化したという人もいると思います。その場合は「なぜ変化したのか」「どう変化したのか」を考えていくことで、あなたが企業に求めるものが見えてきますよ。

山田 英樹

プロフィール

改めて就活の軸を考える際には、就活を振り返って「why」を自身に問いかけ続けることをおすすめします。

複数の候補(業界、会社)を比べて、自分に合ったものを「なぜ」選択したのかを考えることで就活の軸を見出すことができます。

あなたが受けないほうがいい職業をチェックしよう

就活では、自分が適性のある職業を選ぶことが大切です。向いていない職業に就職すると、イメージとのギャップから早期の退職に繋がってしまいます

そんな時は「適職診断」を活用して、志望する職業と自分の相性をチェックしてみましょう。簡単な質問に答えるだけで、あなたの強み・弱みを分析し、ぴったりの職業を診断できます。

適職診断で強み・弱みを理解し、自分がどんな職業に適性があるのか知りましょう。

自分の将来像

仕事はあなたの理想の将来像を実現する手段です。入社後の自分だけを考えるのではなく、長期的な目線で比べてみましょう

まずは自分の将来像を明確にしてください。仕事でもそれ以外のことでも何でも構いません。そのうえで、どちらの内定先が実現できるのかを考えていきましょう。

たとえば「仕事もプライベートも両立させたい」という将来像であれば、残業の有無や休日数、福利厚生などにも目を向けることができますね。「5年後や10年後どんな自分でいたいか」という視点が大切です。

以下の記事では入社後のやりたいことについての考え方を解説しているので、入社後のビジョンが明確でない人はぜひ参考にしてください。
例文10選|入社後にやりたいことの回答で押さえるべきコツは?

自分の得意・苦手

企業を選ぶうえではどうしても「Will(やりたいこと)」を重要視しがちですが、ぜひ「Can(できること)」という視点でも考えてみましょう。

会社側は社員として活躍してもらうために、ある程度の業務スキルや問題への対応力を求めます。就職した後に業務内容と自分の業務遂行力のギャップで苦しまないためにも、「Can」の視点は欠かせません。

どんなに「Will」が合っていたとしても、自分が苦手とする仕事内容であれば長続きしないかもしれません。

反対に「Can」が合っていた場合、仕事で成果を上げることができてモチベーションにつながりやすくなります。最初は「Will」に合っていなかったとしても、結果的に自分のやりたいことや成し遂げたいことが生まれてくることも十分にありますよ。

自分の得意・苦手は長所や短所から考えることもおすすめです。こちらの記事を参考に自己分析してみましょう。
「長所と短所がわからない」の脱出方法10選|例文や伝え方も紹介

「苦手」の有無は働きやすさにつながる

企業を選ぶ際に見落としがちなのが「苦手」への意識です。苦手だと思うことが続くとストレスにつながるため、「どれだけ苦手が少ないか」というのも働くうえで重要な視点だと言えます

苦手と感じるのは仕事内容だけではありません。周りの社員や雰囲気、評価制度など人が得意苦手を感じる場面はさまざまです。内定先の苦手と感じるポイントを洗い出して、どちらの方が少ないのかを比べてみましょう。

アドバイザーコメント

仕事選びのポイントはできるだけ「苦手」を少なくすること

仕事は1日の大半を費やすため、やはり「苦手が少ないか」というのは内定承諾を考える際の大きな基準です。苦手には「仕事の苦手」と「雰囲気の苦手」があります。

自分にとっての「仕事の苦手」は何か把握しよう

苦手な仕事を分析し、どのようなスキルが求められているのか把握しましょう。自分の強みを活かせるものばかりなら良いですが、細かい作業が多い、使い慣れないPCを多用する、英語でやりとりをするなど自分にとって苦手なものが多いと感じたときは要注意です。

研修や指導の体制が整っている職場であれば入社後スキルアップしていくことができますが、そうでない場合は業務時間外に自己研鑽をする必要があります。残業や休日出勤が多い会社だと勉強時間を確保するのも難しくなるので気をつけてください。

「雰囲気の苦手」を明確にすることも大切

「仕事の悩みの9割は人間関係」と言われることがあります。どんなに仕事内容が好きでも、人間関係に悩み疲れてしまう人は少なくありません。苦手だなと感じる空間に身をおくと、気を使い疲弊してしまいますよね。

一人ひとりの人柄を事前に知ることは難しいですが、職場のカラー、雰囲気はある程度調べることができます。自己分析をする中で、自分にとって居心地の良い組織はどんな特徴があるのかを挙げておき、内定先の企業と比較してみましょう。

内定承諾先に迷っている人の5つの解決策

内定承諾先に迷っている人の5つの解決策

  • 自己分析をやり直して価値観を明確にする
  • それぞれのメリット・デメリットを書き出す
  • 内定者イベントに参加する
  • それぞれの社員から話を聞く
  • 社会人や就活のプロからアドバイスを貰う

内定承諾先を決めるには上記の項目を考えていく必要がありますが、どう分析すれば良いのかわからない人もいますよね。

内定への迷いを解消する具体的な方法を5つ紹介するので、できそうなものから1つずつ実践してみましょう。それぞれを組み合わせることで、多角的な視点で比較できるようになりますよ。

①自己分析をやり直して価値観を明確にする

選考前に自己分析をおこなったという人も多いかと思います。しかし、内定先を選ぶには自分の価値観を徹底的に知ることが大切です。もう一度自己分析をやり直してみましょう。

過去の経験はもちろんのこと、就活をする中で感じたことも掘り下げていくことがおすすめです

さまざまな企業と出会う中で「ここ良いな」「ここはなんだか合わなさそう」と感じることもあったと思います。それらを思い返して企業への価値観も明確にしましょう。

自己分析で明確にするべきポイント

  • 自分が大切にしている価値観
  • モチベーションが上がる(下がる)環境
  • 居心地が良い(悪い)と感じる環境
  • 得意(苦手)と感じること
  • 成果を上げたものとそうでないものの違い

富岡 順子

プロフィール

就活という経験を通して新たな気づきが生まれ、ものの見方や考え方に変化が起きることがあります。

その変化を見逃して就職してしまうと、働き出した後に「こんなはずじゃなかった」と悪いギャップを感じ、早期離職につながりかねません。今の自分を知るために必ず自己分析をおこないましょう。

自己分析をまだしっかりとやっていない人は、以下のやり方で試してみてください。

モチベーショングラフ(難易度★★★)

過去の経験の中から自分のモチベーションの変化をグラフ化して「どんなときにモチベーションが上がる(下がる)のか」を明確にする

モチベーショングラフ

自分史(難易度★★★)

過去から現在までの自分の経験、またそのときの気持ちを表にして書き出すことで、自分の過去や気持ちを客観視する

自分史のフォーマット

ジョハリの窓(難易度★★★★★)

知人を4人以上集め、強み・弱みリストから自分にあてはまるものを自分と知人それぞれが記入する。それらを照らし合わせて分析する

自己分析ツール(難易度★)

質問に答えていくだけで自分の強みや弱み、価値観、適性のある仕事などがわかる

②それぞれのメリット・デメリットを書き出す

仕事内容企業理念就活の軸将来像得意・苦手
A社5点3点2点4点2点
B社2点3点4点2点5点
C社3点5点3点5点3点
内定先の点数表の例

内定先それぞれのメリットとデメリットを紙などに書き出して視覚的に判断するという方法もあります。まずは思いつくだけのメリット・デメリットを洗い出し、個数や自分が重要視すべきものを比較してみましょう。

それでも悩む場合は点数表にするという方法もあります。働くうえで重要だと思う項目を自由に選んで、それぞれに点数をつけて合計点を比較します。前で紹介した内定先の決め手となる基準を項目とするのも良いですね。

③内定者イベントに参加する

内定者フォローや囲い込みのために懇親会などの内定者イベントを実施する企業は多くあります。「まだ入社するかわからないから」と行くのをためらう人もいますが、迷いがあるならなおさら参加しましょう。判断材料が見つかるかもしれません。

企業の雰囲気を体感することで自分に合う・合わないが見えてきますし、さまざまな部署や立場の社員とかかわる機会が用意されていることもよくあります。

またこれから一緒に働く同期と出会えるのも利点です。企業によって同期の色も異なるので、自分も一緒に頑張っていけそうか考えてみましょう。

山田 英樹

プロフィール

内定者イベントは、どんな雰囲気の人が内定者なのか、実際に働き始めるまでどのように過ごそうと考えている人が多いのかを知って、良い刺激を受ける機会にもなりますよ。

④それぞれの社員から話を聞く

企業の特徴を分析したり入社への悩みを解消するには実際に働く社員と話すことが近道です。社内で働いてみないとわからないこともあるため、OB・OG訪問などをおこなって気になる点を聞いてみましょう。

ただし、内定先1社ではなく、迷っている企業全ての社員と話してみることをおすすめします。社員側も魅力を伝えて入社を決めてもらおうと意気込んでいるケースが多いため、全ての企業の社員と話さないと判断に偏りが生まれるかもしれません。

内定先の社員の話を聞く際には、自分が配属される予定の部署はもちろん、自分と年齢が近い20代の若手社員などが良いですね。自分の就職後の理想像とのギャップがないか確認することを意識しましょう。

⑤社会人や就活のプロからアドバイスを貰う

学生という立場では働く姿をイメージしにくく、どのように判断していけば良いのかわからなくなることもあるかと思います。そこで、社会人の意見を聞いてみると良いですよ。

両親や先輩など相談しやすい人に意見を貰いましょう。また大学のキャリアセンターやエージェントなど就活のプロに相談することもおすすめです。たくさんの就活生や企業を見てきた立場からの意見を得ることができます。

そのほかにも就活の相談ができる人やサービスは多くあります。14個の相談先や相談方法について、こちらの記事で解説しているので、併せてチェックしてくださいね。
就活の相談先14選! 良い決断ができる相談相手の選び方も解説

内定を迷っている人が避けるべき4つのNGパターン

内定に迷う学生は多いですが、自分に合わない選択をして入社後に後悔する人も少なくありません。判断基準がズレているせいで適切な選択ができていないのです。

今回は内定に迷う人がやってしまいがちな4つのNGパターンを紹介します。後悔のない選択ができるように、自分に当てはまっていないか考えてみてくださいね。

①自分の意見を持っていない

自分の意見がはっきりしていないまま周りの声に流されて判断してしまうのは、入社後後悔しやすいパターンです。企業の良し悪しは人それぞれなので、自分の価値観で決めなければ意味がないですよね。

また自分で考えて決めたからこそ、判断に納得感が生まれて仕事へのモチベーションにもつながります。周りの意見を参考にすることは大切ですが、最終的な判断は「自分がどうしたいか」で決めるようにしましょう。

②福利厚生や給与だけで決める

福利厚生や給与も働くうえでは大事な要素ですが、それだけで決めるのはおすすめできません。充実した福利厚生や高い給与は働きやすさに影響しますが、そもそも仕事内容などが合わなければ働くこと自体が苦痛に感じてしまいますね

また福利厚生や給与は変化することもあります。たとえば魅力を感じていた制度がなくなってしまった場合、今後のモチベーションに影響するかもしれません。

承諾するか迷っている内定先が複数あり、どれも仕事内容が似ています。その場合、給与などの待遇で選ぶのはありですか?

富岡 順子

プロフィール

場合によっては良いものの、長期的な視点で考えることがおすすめ

働くうえでの優先順位を、「仕事内容」の次に「給与などの待遇」としている場合は良いでしょう。ただその場合、一律に初任給で比べるのではなく、残業代の支払い方法、継続勤務した後の年収の伸び率なども調べておくと良いですね。

しかし、VUCA(これまでの常識を覆すような社会変化が次々と起こる時代)と言われる現代は、企業側も従業員を終身雇用で雇えるかどうか先行き不透明となっています。

「どこにいっても自分の力で働けるスキルを磨き続けられるかどうか」を重視してみてはいかがでしょうか。

③人事担当者の人柄だけで決める

内定先の社員と言うと、選考などで会っている人事担当者を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。人事担当者の人柄が良いと企業への印象も良くなりますが、限定された社員だけで判断するのは危険です。

社員の人柄に傾向がある企業も多いですが、部署やチームによって雰囲気は異なります。実際に働くうえで人事担当者のような人柄の社員とかかわるとは限りません。

社員の人柄も考慮したい場合には、人事だけでなく幅広い部署や年齢、役職の人ともかかわったうえで判断しましょう。

富岡 順子

プロフィール

社員の雰囲気で内定先を考えたい場合、最低限人事以外で若手、中間管理職、管理職それぞれ2〜3人ずつくらいは出会いたいですね。

もし話を聞ける機会があれば、社内の風通しは良いか、多様な人物が活躍できているかといった点も確認してみてください。

④妥協して就活を終える

前半でもお伝えしましたが、就活への疲れや周りの状況から妥協して就活を終えることは避けましょう。たとえ周りが就活を終えていても、就活は自分のためにおこなうものなので、自分が納得できるまで続けることが重要です。

「この企業でいいや」と選んだ企業ではモチベーションも上がりにくく、入社後うまくいかないことがあると「他の企業の方が良かったのかな」とずっと後悔することになります胸を張って入社式に参加できるような企業を選びましょう。

アドバイザーコメント

業界へのこだわりが強い人も内定承諾は注意が必要

内定を取得してから迷う人の例として、特定の業界へのこだわりが強い人が挙げられます。

業界へのこだわりが強いために、その業界の会社のみひたすら受け続けます。そして、内定を得られて最初は喜んでいたけれど、その後徐々に違和感を感じて迷いが深まっていく、というケースです。

違和感を感じたら業界に興味を持った原点に立ち返ろう

当然ですが、ある特定の業界に属する会社であっても、規模や具体的な事業領域によって「どのような働き方を」「どのような環境で」おこなうかは千差万別です。就活中は無意識に業界にのみ着目して、受ける会社ごとに「その会社に合った自分を演じてしまっていたのではないか……」と感じる就活生も少なくありません。

このようなときには、自分がなぜその業界を志望していたのか、その業界でどのような仕事をしたかったのかを、もう一度原点に立ち返って深く考えてみてください。同時に、内定先の先輩社員や、内定者と積極的に話す機会をもって、内定先を丹念に見返していくことも重要となってきますよ。

内定を保留・辞退する場合は早めに企業に連絡しよう

内定をすぐには承諾せずに就活を続ける、また辞退して別の企業に入社する場合には、すぐに内定先に連絡を入れましょう。連絡が遅くなればなるほど伝えにくくなりますし、トラブルにもつながりかねません。

メールと電話どちらでも構いませんが、おすすめなのは電話です。電話の方があなたの誠意が伝わりやすくなります。

保留と辞退それぞれの例文を紹介します。

内定を保留する場合

内定を保留する場合の例文は以下の通りです。いつまで待ってもらうのか、できるだけ具体的な日程を伝えられると円滑なやり取りにつながりますよ

電話例文

就活生:○○大学〇〇学部の港と申します。お忙しいところ恐縮ですが、人事部の○○様をお願いできますか?

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

担当者:お電話代わりました。

就活生:お世話になっております。○○大学〇〇学部の港太郎です。ただいまお時間よろしいでしょうか?

担当者:大丈夫ですよ。

就活生:先日は内定のご連絡を頂き誠にありがとうございました。入社のお返事ですが、○日まで待っていただくことは可能でしょうか?

担当者:理由を伺ってもいいですか?

就活生:現在選考を受けている企業があり、すべての結果が出たうえで慎重に判断したいと思っております。貴社に入社したいという気持ちは変わらずに強く持っているのですが、納得したうえで入社したいと考えていますので、大変勝手なお願いではございますがご理解いただけると幸いです。

担当者:わかりました。またご連絡お待ちしていますね。

内定を辞退する場合

内定を辞退する場合には、謝罪の気持ちがしっかりと伝わるように心掛けましょう。

辞退するならもうかかわりがないと考える人もいるかもしれませんが、社会人になってから一切取引がないとは限りませんし、あなたの大学の印象にも影響する可能性がありますよ

送信メッセージ

TO〇〇〇〇@theport.jp

CC

件名内々定辞退のご連絡/○○大学〇〇学部港太郎

○○株式会社 
人事部 〇〇様

お世話になっております。
○○大学○○学部○○学科 港太郎と申します。

この度は内定のご連絡をいただきまして、誠にありがとうございます。

内々定をいただいたにもかかわらず誠に恐縮ですが、自分の適性を改めて考えた結果、貴社への入社を辞退させていただきたくご連絡を差し上げました。貴重なお時間を取って頂いたにもかかわらず、このようなお返事となり大変申し訳ございません。

本来なら直接お会いしてお詫び申し上げなければならないところ、メールでのご連絡となりますことをご了承いただきたくお願い申し上げます。

採用に関わってくださった皆様には大変お世話になりましたことを心より感謝しております。
末筆ながら、貴社の益々のご発展をお祈り申し上げます。
―――――――――――――――
港 太郎(みなと・たろう)
○○大学○○学部○○学科○年
携帯電話:080-○○○○-○○○○
メール:minato@○○○○○○.ab.jp
―――――――――――――――

内定を辞退したいのですが、内定承諾書を記入してしまいました。この場合もう辞退できないのでしょうか?

永井 拓至

プロフィール

辞退は可能! ただし早めの連絡を心掛けよう

内定承諾書には「必ず入社しなければならない」という法的拘束力はありません。内定承諾書を締結した時点で労働契約とみなされますが、民法では解約の意思を表示すれば2週間後に労働契約が解消されると定められています。

ただし企業側は、選考活動に多大な費用と時間を投下しています。内定者に大して損害賠償が発生する可能性はゼロではないので、入社意思がない会社は早めに内定辞退を伝えた方が良いでしょう。

自分と企業を徹底分析して後悔のない選択をしよう!

今後の将来を真剣に考えれば考えるほど、内定承諾への迷いは大きくなりますよね。後悔のない選択をするには、自分と企業を徹底的に分析することが欠かせません。

分析したうえで判断基準が明確になれば、きっとあなたに合った企業を選ぶことができますよ。失敗したくない重要な決断だからこそ「この会社で良かった」と思えるように慎重に考えていきましょう。

あなたが受けないほうがいい職業をチェックしよう

就活では、自分が適性のある職業を選ぶことが大切です。向いていない職業に就職すると、イメージとのギャップから早期の退職に繋がってしまいます

そんな時は「適職診断」を活用して、志望する職業と自分の相性をチェックしてみましょう。簡単な質問に答えるだけで、あなたの強み・弱みを分析し、ぴったりの職業を診断できます。

適職診断で強み・弱みを理解し、自分がどんな職業に適性があるのか知りましょう。

記事の編集責任者 熊野 公俊 Kumano Masatoshi

高校卒業後、航空自衛隊に入隊。4年間の在籍後、22歳で都内の大学に入学し、心理学・教育学を学ぶ。卒業後は人材サービスを展開するパソナで、人材派遣営業やグローバル人材の採用支援、女性活躍推進事業に従事。NPO(非営利団体)での勤務を経て、「PORTキャリア」を運営するポートに入社。キャリアアドバイザーとして年間400人と面談し、延べ2500人にも及ぶ学生を支援。2020年、厚生労働大臣認定のキャリアコンサルタント養成講習であるGCDF-Japan(キャリアカウンセラートレーニングプログラム)を修了

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