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考えすぎる性格を就活で長所としてアピールしたいです。

就職活動で自己PRを考える中で「自分はよく考えるタイプだ」と感じています。何かに取り組む際には、さまざまな可能性やリスクを丁寧に検討し、慎重に進める傾向があります。

周囲からは「もっと気軽に考えたら?」と言われることもありますが、そのおかげでミスを未然に防いだり、より納得のいく判断ができたりした経験もあります。

とはいえ、企業の採用担当者からは「決断が遅い」「行動力がない」といったマイナスの印象を持たれてしまうのではないかと心配です。

「考えすぎる」という性格を、企業にとってプラスに働く長所としてアピールするには、どのような言い換えや伝え方が効果的でしょうか?

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています

キャリアコンサルタント/2級ファイナンシャルプランニング技能士

塚本 智美

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考えすぎは「慎重」などに言い換え推奨! 懸念の払拭も大切

「考えすぎる」という表現はマイナスに聞こえやすいため、長所として見せたい場合は「慎重である」「熟考してから行動する」といったポジティブな言葉に言い換えてみましょう。

どのような長所も裏返せば短所になり得ます。今回であれば、慎重な長所は「行動が遅いのではないか」といった企業側が懸念しそうな点について、対策や改善に向けた考えを準備しておくと、より説得力が増します。

慎重さが求められる仕事で、あなたの思考力を発揮しよう!

質問者さんのように物事を深く考えられる人に向いている仕事は、クライアントに正確な分析と提案をおこなうコンサルタントや、数値の正確性が絶対条件である経理や財務、あるいは精密なデータ分析やリスク管理が求められる仕事などが挙げられます。

これらの仕事では、多角的な視点から物事を深く考察し、軽率な判断を避ける慎重な姿勢が質の高い成果を生み出すことが、組織への貢献につながるからです。

あなたの経験と照らし合わせながら、こうした分野でどのようにその強みを活かせるかを具体的にアピールすることを意識しましょう。

キャリアコンサルタント/ワーズアンドキャリア代表

楳内 有希子

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「考えすぎる」性格は仕事に活きる強みに変えられる!

質問者さんはとても丁寧に自己理解を深めていますね。自己理解から見えてきた「よく考えるタイプ」を、あえて「考えすぎる性格」とネガティブにとらえる必要はありません。

「物事を深く考えることができる」「慎重に物事を判断できる」「準備を怠らない」といった行動から、ミスを未然に防いだり、より納得がいく判断につながったりするのです。

このような姿勢や行動は、企業にとって大きな強みになります。たとえば、ミスの少ない仕事を求められる職種や、複数の選択肢を比較検討する力が求められるような場面では、この強みが特に活きてきます。

深く考える性格が好転したことを仕事になぞらえてアピールしよう

面接で伝える際には「考えすぎる」という表現を使わずに、自己分析から見えてきた傾向やそのおかげで良い結果につながった経験を素直に表現することです。

さらに、「考えすぎる」と周りから言われて悩んだ経験をどう乗り越えたかも加えてみると人柄がより伝わります。

そのほかにも、「考えたうえで、行動に移すタイミングを自分なりに工夫するようになった」など、自分の成長や変化も伝えられるとよいですね。

企業は、慎重であることを弱点ではなく、丁寧さや責任感と捉えることも多いです。

相談内容からも丁寧に考える力が見受けられます。こうした力は、職場でも安定した成果につながっていくはずですので、自分のことを認めて、前向きに伝えていきましょう。

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