この記事のまとめ
- ガクチカは自分にしかない経験を盛り込むことで差別化できる
- 留学経験のガクチカ例文20選を紹介
- 留学経験を活かせる企業・業界の紹介
就活を進めるうえで必ず対策しておきたいガクチカですが「留学経験をガクチカでアピールするにはどうしたら良いのだろう」「そもそも企業へのアピールになるのかな」などと悩んでいる人もいるのではないでしょうか。
留学経験はガクチカで企業にアピールできる経験の一つです。しかし、近年は留学に行く学生が多く内容が被ってしまいがちですよね。そこで、差別化できるガクチカの書き方や伝え方をしっかりと理解すれば、希望する企業で自信を持ってアピールすることができます。
この記事では、キャリアアドバイザーの西さん、遠藤さん、板谷さんとともに、留学経験を魅力的なガクチカにするための方法について解説します。留学のガクチカで悩んでいる人はぜひ最後まで読んで参考にしてみてください。
【完全無料】
大学3年生におすすめの自己PR対策ツール
①Chat GPT 自己PR作成ツール
自己PRが思いつかない人は、ChatGPTを活用して自己PRを完成させよう
②自己PR例100選
大手内定者の自己PRが見放題!100種類の事例から自己PRの作り方がわかります
③経験別!自己PR作成ツール
あなたの経験に合わせた自己PRがつくれます
④自己PRに必須!強み・弱み診断ツール
自己PRに必要なあなたの強みと弱みを特定します
⑤自己PRと差別化!ガクチカ作成ツール
「ガクチカが特にない…」という人向けのポイントもまとめています
【大学3年生におすすめ】
就活を始めたての人におすすめの診断!
①適職診断
30秒で診断!あなたが受けない方がいい業界・職種がわかります
②就活力診断
これから就活を始める人へ!たった30秒であなたの就活偏差値がわかります。
オリジナリティのある留学経験のガクチカを作成して企業にアピールしよう!
以前留学は特別な経験として認識されていましたが、最近では社会のグローバル化が進み、留学をする学生は増加傾向にあります。留学経験のある多くの就活生の中で面接官に興味を持ってもらうためにはガクチカの工夫が必要不可欠です。
この記事では、企業が見ているポイントや盛り込むべき内容を紹介しているので、具体的な例文などを参考にしながら魅力あふれるガクチカを作っていきましょう。
また、アピールポイント別・期間別・国別の3パターンのガクチカ例文も紹介しているので、実際にどのようにかけば良いのかわからない人は参考にしてみてくださいね。
時間がない人におすすめ!
ツールを使えば、ガクチカが3分で完成します
学生時代に頑張ったこと(ガクチカ)は、自己PRや志望動機と差別化するのが重要です。とは言え、ガクチカで話せるネタがなく悩む人も多いでしょう。
そこで活用したいのが「ガクチカ作成ツール」です。このツールを使えば、簡単な質問に答えていくだけで採用担当者に魅力が伝わるガクチカが完成します。
ぜひ活用して、志望企業の選考を突破しましょう。
簡単な質問に答えるだけで、あなたの魅力が伝わるガクチカが作れます。
ガクチカ作成ツールでガクチカをつくる【無料】
人事担当はここを見る! ガクチカを企業が聞く理由
人事担当はここを見る! ガクチカを企業が聞く理由
- 経験やスキルを見るため
- 人柄や価値観を知るため
- 即戦力になるかどうかを見るため
- 企業とのマッチ度を見るため
留学をテーマにしたガクチカを作成する前に、まずは企業がガクチカを聞く理由を確認しておきましょう。面接官に響くアピールをするためには、評価ポイントを知っておくことが大切です。
企業は、ただ学生時代に力を入れたことを聞きたいわけではありません。ガクチカを通して、学生の人柄や経験などを確認し、自社とのマッチ度を確かめることを一つの目的としています。
ここでは人事の面接担当者がガクチカで見ているポイントを4つ解説します。面接官に伝えたいと思っている留学のエピソードが、これらの4つのポイントをおさえられているか考えてみましょう。
経験やスキルを見るため
企業は学生が過去にどんな経験をして、そこからどんなスキルを得たのかを知りたいと思っています。自社の求めているような経験やスキルを持っているのか、またそれらは自社で活かせるのかを判断するためです。
ポテンシャル採用を導入している企業もあるので特別なスキルがない場合も自信を持ってアピールしましょう。
ポテンシャル採用
経験やスキルではなく人柄などの潜在的能力を評価する採用方法
人柄や価値観を知るため
企業は学生時代に頑張った経験そのものだけでなく、その経験から人柄や価値観を知ろうとしています。
企業にはそれぞれ大切にしている理念や文化、社風があります。どれだけスキルがあっても、この大切にしている部分と学生が合わなければ、お互いに働きづらさを感じ早期離職の可能性があるのです。
ガクチカからは、何を頑張ったのかだけでなく、どんな考えや思いがあり、なぜそのような行動をとったのかといったところから、自分の人柄や価値観を伝えることができます。
そのため、留学の経験から自分の人柄や価値観がわかるようなエピソードを伝えることがとても重要になります。
即戦力になるかどうかを見るため
企業はガクチカを通して学生の持つ知識や経験を知り、自社でどの程度活かせるものなのかも重要視しています。
入社してすぐのうちは新人研修をおこなう企業が多いです。しかしその中でも、あらかじめ知識や経験があれば即戦力として活躍してもらえるため企業としてはありがたい人材なのです。
ガクチカでは、過去の学びや行動を話す中で、志望する業界についてどれだけ知っているのかを企業に伝えることができます。
志望する業界に活かせることがある人は積極的に盛り込みアピールしましょう。また、そういった知識や経験がない人は知識を得るために地道な努力ができることなどをアピールして評価につなげましょう。
企業とのマッチ度を見るため
どんな人を求めているかは企業ごとに変わりますが、自社とどれだけマッチするかも非常に重要です。たとえば、コミュニケーション力を必要とする仕事に1人で黙々と作業することが得意な人が応募しても、マッチが低いと判断され、評価にはつながりづらいです。
企業が目指す方向性とあなたが目指す方向性が一致していない場合は早期離職につながるなどお互いにとってメリットがありません。
過去のエピソードからあなたのことを知ることで求めている人材とマッチしているのか長く働いてくれる人材なのかを判断しています。
アドバイザーコメント
板谷 侑香里
プロフィールを見るガクチカからわかる人柄や価値観のマッチ度は特に重要
ガクチカで重要視しているポイントとしては、「人柄や価値観を知り企業とのマッチ度を見るため」という点が大きいです。
スキルに関しては、入社してから学んで身に付けることができますが、人柄や価値観を変えることは難しいです。どんな人柄か価値観であるかをガクチカを通して知り、企業理念への共感度やマッチ度を探ることで、組織文化に合う人を採用し組織の中で長期的に活躍してもらえることを意識しています。
多角的な視点でさまざまな能力を見極め、学生の可能性を見つけている
ガクチカは、応募者を多角的に理解するためのツールとして活用されています。
ガクチカを聞く理由に関してはさまざまですが、4つの理由以外には、経緯をわかりやすく伝えることができるコミュニケーション能力があるかということや、困難な状況での対応策や挫折からの克服などストレス耐性に関する能力を見極めることに活用されます。
また、学習能力や適応力、成長意欲など潜在的な可能性の見極めに活用されることもあります。留学の経験を効果的に伝えられるように、意識していきましょう。
ガクチカと並んでよく聞かれる質問に自己PRがあります。2つの違いを理解して効果的なアピールをすることが大切です。この記事ではガクチカと自己PRの違いを解説していますので参考にしてみてください。
関連記事
ガクチカと自己PRの違いは? 例文付きで相違点をわかりやすく解説
ガクチカと自己PRの違いは大きく2つに分かれます。この記事ではキャリアコンサルタントと一緒にガクチカと自己PRの違いを丁寧に解説したあと、違いに沿って回答する方法やより差別化するポイントを紹介しています。ガクチカと自己PRの違いが比較できる例文も参考に、違いを理解していきましょう。
記事を読む
コピペで使えるガクチカがかんたんに作れます
学生時代に頑張ったこと(ガクチカ)は、自己PRや志望動機と差別化するのが重要です。とは言え、ガクチカで話せるネタがなく悩む人も多いでしょう。
そこで活用したいのが「ガクチカ作成ツール」です。このツールを使えば、簡単な質問に答えていくだけで採用担当者に魅力が伝わるガクチカが完成します。
ぜひ活用して、志望企業の選考を突破しましょう。
簡単な質問に答えるだけで、あなたの魅力が伝わるガクチカが作れます。
ガクチカ作成ツールでガクチカをつくる【無料】
まずはここから! 留学のガクチカ作成をする前に準備しておこう
まずはここから! 留学のガクチカ作成をする前に準備しておこう
- 語学力が向上したことをアピールできるスコアを用意する
- 留学前~後まで自分がどのような行動をしたのか整理・振り返りをする
企業がガクチカを聞く理由を理解できたら、次に留学のガクチカを作成する前に準備しておくと良いことを紹介します。いざガクチカを作ろうと思うと何から始めたら良いのか迷う人も多いのではないでしょうか。
就活で受ける企業がいくつもある人は、提出締め切りの時間との戦いでもあるので効率よく準備を進めましょう。あらかじめ準備をすることでスムーズに作成に入ることができるので、ここからスタートしてみてくださいね。
語学力が向上したことをアピールできるスコアを用意する
留学をした結果としてアピールしやすいのが語学力の向上です。しかし「語学力が向上しました」と伝えても、そこには個人差があるので説得力に欠けます。そのため、TOEICやTOEFLなど、語学レベルを共通で示せるスコアを用意しておきましょう。
どのくらい変化したのかを視覚的に示すために、留学前と留学後に受験をして、点数の推移がわかるようにしておくことが重要です。
ガクチカで評価されやすいスコアの目安はTOEICの場合、簡単な英会話が求められる職種で600点前後、海外拠点の募集の場合700点以上、外資系企業で800点以上だと考えてください。
TOEFLの場合、日本人平均が74点(2021年iBT)なので、80点以上で海外の大学で通用するレベルになります。
留学前~後まで自分がどのような行動をしたのか整理・振り返りをする
ガクチカでアピールできるのは留学中の出来事だけではありません。たとえば、留学前の準備に時間をかけた人は目標から逆算して計画を立てて物事を遂行していく「計画性の高さ」をアピールできます。留学中の自分の行動だけではなく、留学前にどんな準備をして留学後にどんな行動をしたのかをしっかり振り返りましょう。
どのように振り返りをしたら良いかわからない人は下記のような問いかけをおこなって振り返ってみてください。
振り返り方法
- 留学準備を何カ月前から始めたのか
- 留学前にどうやって語学の勉強をしたか
- 留学前と後で自分の考え方や価値観にに変化はあるか
- 留学で得た学びを生活の中でどのように活かせているか
整理していくと自分では気付いていなかったアピールポイントがでてくるかもしれません。留学中のエピソードだけではなく、留学に行く前と後でもしっかり行動していることを伝えることでより面接官に刺さるガクチカになります。
過去の行動を振り返り深掘りする方法の一つに、「5W1H」があります。
たとえば留学準備について「いつから」「誰に相談して」「どんな場所で」「何を準備したか」というように、5W1Hに沿って埋めていくと忘れていた情報を思い出せます。
テンプレを活用すれば受かるガクチカが作れます
学生時代に頑張ったこと(ガクチカ)は、自己PRや志望動機と差別化するのが重要です。とは言え、ガクチカで話せるネタがなく悩む人も多いでしょう。
そこで活用したいのが「ガクチカ作成ツール」です。このツールを使えば、簡単な質問に答えていくだけで採用担当者に魅力が伝わるガクチカが完成します。
ぜひ活用して、志望企業の選考を突破しましょう。
簡単な質問に答えるだけで、あなたの魅力が伝わるガクチカが作れます。
ガクチカ作成ツールでガクチカをつくる【無料】
たった3分で自己PRが完成!スマホで簡単に作れるお役立ちツールです。
留学経験をオリジナルのガクチカに! 作成方法7ステップ
ここからはガクチカの基本的な作成方法を7つのステップで紹介します。このステップに沿って作成することで、企業がガクチカを通して知りたいと思っていることを魅力的にアピールできます。
一つでもステップを飛ばしてしまうと伝えるべきことが盛り込まれていないガクチカになってしまうので読んでみてくださいね。
ガクチカは、結論・動機・目標・困難・取り組み・結果・今後の7つの流れで作成します。一つひとつのステップを自分の話したいことと照らし合わせながら確認していきましょう。
ステップ①結論:ガクチカが留学であること
最初にガクチカで1番伝えたい結論を述べましょう。結論を最初に伝えることで、これから何を話そうとしているのかが面接官に伝わるため、そのあとに話す内容がより伝わりやすくなります。要点が事前にわかっていれば話の軸を追いながら聞くことができ、大事な部分の聞き逃しを防ぐことにもつながります。
ただし、最初から長々と話してしまうのはNGです。話の要点を10秒程度の短くわかりやすい内容で伝えられるように心掛けましょう。
結論の例
私が学生時代に力を入れたのは1年間のアメリカ留学です。
ステップ②動機:留学に行った背景・理由
次に留学に行った背景を述べましょう。留学に行った理由を述べることで、あなたの目的意識や計画性をアピールすることができます。
どのような目的があって留学をしたのかをしっかり盛り込みましょう。目的を考えずに留学をしたという人は、最終的に得た学びから逆算して考えてみてください。そうすると、自分が留学に行きたいと思った背景が見つかるかもしれません。
留学に行った理由が企業からみて納得できるものであれば、評価してもらえる可能性が高いです。なぜ留学に行ったのかその理由を自分の中で改めて整理して伝えられるようにしましょう。
動機の例
日本にはない文化や価値観に実際に触れて柔軟な思考を身に付けたいと思い留学を決意しました。
ガクチカ作成ツールを活用すれば、受かるガクチカが作れます
ガクチカ作成が進まず、焦っていませんか?ガクチカは、自己PRや志望動機と並ぶ重要なアピールポイントですが、作成に苦戦する人もいます。
そこで「ガクチカ作成ツール」の出番です。たった4つの質問から経験や強みを引き出し、採用担当者に刺さるガクチカを完成させます。
ぜひ活用して、志望企業の選考を突破しましょう。
ステップ③目標:何を成し遂げたかったか
留学を通してあなたが成し遂げたかったことを伝えましょう。ここで重要なのは、日本ではできない留学ならではの目標を伝えることです。
具体的な目標を伝えることで、あなたが留学に対して真剣に向き合い、意味のある留学にしようとしていたことがわかります。大きすぎる目標でなくてもかまいません。実際に達成できると面接官に思わせるような現実的な目標にしましょう。
目標の例
目的を達成するためにさまざまなルーツを持つ人たちと友達になることを目標にしていました。
- 目標を持たないまま留学をしてしまいました。目標を後付けしてガクチカで伝えても良いですか?
留学中に見つけた目標は将来像と結びつけて伝えよう
もちろん良いです。留学中に発見した目標があるならば、どのようにしてその目標を見つけたのかを具体的に説明しましょう。
そして、その前後の自分の変化や成長について説明し、将来像と結び付けてください。
ステップ④困難:留学中に直面した課題
ガクチカを作成するうえで、必ず盛り込むべきなのが目標に対しての課題についてです。目標を達成するためにどんな困難があったのかを伝えることで、仕事において課題に直面したときもあなたがどんな行動をするのかがわかり、入社後のイメージがしやすくなります。できるだけ具体的な課題を伝えられるように振り返ってみましょう。
困難の例
英語には自信がありましたが、留学してすぐはクラスメイトと語学力の問題からうまくコミュニケーションを取ることができず、なかなか仲良くなることができませんでした。
ステップ⑤取り組み:どのように課題に向き合ったか
あなたが課題に直面したときにどのように向き合い、それを乗り越えるためにどのような工夫をしたのかを伝えましょう。
困難に直面したときに工夫をしながら解決できる力をアピールできます。課題に取り組んだ時間など具体的な数値を用いて説明することができればよりわかりやすい内容になります。
この後の結果と学びにうまく結びつけられるようにしっかりとエピソードを伝えましょう。また、課題に向き合っているときの自分の感情なども盛り込むことができれば、さらにイメージしてもらいやすくなります。
取り組みの例
このままでは留学の目的を達成する以前の問題だと思うととても悔しい気持ちになり、ホストファミリーと毎日1時間話す時間を作りました。そうすることでネイティブな英語に耳を慣らせることができ、自分の話をすることの練習ができると思ったからです。
また、1日1時間英語の勉強をしてインプットする時間を作りました。
ステップ⑥結果:課題の解決結果と学び
課題に取り組んだ結果とそこから得た学びを述べましょう。課題に取り組んだという事実だけでは、最終的に何を伝えたいのかが面接官に伝わりません。
また、結果としてそれが成功だったのか、失敗だったのかはそれほど重要ではありません。あなたの取り組みから何を学ぶことができたのかを伝えることで、経験をいかせるという能力をアピールできるのです。
結果の例
その結果、相手の話がよく理解できるようになったのでスムーズなコミュニケーションが取れるようになりました。会話ができると相手の好きなことなどがわかり、仲良くなるきっかけができるので各国の友達を作ることができました。
この経験から、目の前の課題解決のために何をすべきなのかを考え、行動する力を身に付け身に付けることができました。
- 留学の経験から学んだことはどのような内容でも良いのでしょうか?
具体的な気付きに触れていればどのような内容でもOK
留学の行き先も目的も人それぞれです。学んだことや得たものもいろいろあるでしょう。学生としてビジネスシーンで伝えるにふさわしければどのような内容でも構いません。
ただ「視野が広がった」「背景の異なる人とのかかわり方を学んだ」といった漠然とした表現にとどまらず、留学のエピソードを踏まえた具体的な気付きや行動変容について触れてあると良いです。
ガクチカで悩んだらまずは作成ツールを使ってみよう!
「学生時代、何も頑張ったことがない…」と悩む人でも、簡単にガクチカを作れます。
「ガクチカ作成ツール」は、簡単な質問からあなたの強みや経験を引き出し、魅力的なエピソードへとブラッシュアップします。
ツールを活用して、自分の強みや経験を再発見し、自信を持って選考に挑みましょう。
・強みや経験別に作れる
・1回で3パターン作れる
ステップ⑦今後:どのように学びを活かしていくか
最後の締めくくりとして、留学を通して学んだことを今後どのように活かしていきたいのかを伝えましょう。この部分から企業は一緒に働くイメージを持てるかどうかを見ています。抽象的な表現ではなく、志望する企業でどのように活かせるのかを具体的に伝えられるととても良いですね。
業界・企業研究をおこなったり、採用ページの社員紹介などを見ると自分の働くイメージを明確にすることができます。
企業は採用することがゴールではなく、入社後にどれだけ活躍してくれるかを重視しています。面接官にあなたが入社することでプラスになるイメージを持ってもらえるようにしっかり作っていきましょう。
今後の例
貴社は「顧客ファースト」という理念のもと、多くの顧客の方と提携していると聞きました。私も留学経験で培った柔軟な思考力と行動力を最大限に発揮し、顧客に信頼されるコンサルタントになりたいと思っています。
ガクチカは文字数の制限がある場合があります。この記事では200字の文字数で作成するポイントを解説しています。
関連記事
例文20選|200字のガクチカは具体性と構成力が作成のポイント
200字以内でガクチカを書こうとすると、字数以内に収められなかったり、内容が薄くなってしまったりしやすいですよね。記事では200字で自分の魅力を企業にしっかりと伝えるコツをキャリアアドバイザーとともに解説します。20の例文もぜひ参考にしてください。
記事を読む
ガクチカはAIを活用することで効率的に作成することができます。この記事ではAIを使用する際の注意点などを紹介しているので参考にしてみてください。
関連記事
ガクチカをAIで書いたらバレる? 就活のプロが適切な活用法を解説
ガクチカを書くときにAIを使おうと考えている学生へ向けて、AIをどう活用すれば質の高いガクチカを書けるのか、企業の目線も学生の立場も知り尽くしたキャリアコンサルタントとともに解説します。AIを使う際のコツや注意点を理解し、あなたが働きたいと思える企業への就職を効率的に目指しましょう。
記事を読む
ライバルと差別化! 留学経験のガクチカをさらに魅力的にする方法
ライバルと差別化! 留学経験のガクチカをさらに魅力的にする方法
- 日本では経験できない自分にしかないエピソードを盛り込む
- 企業のどんな業務で活かせるのかまで具体的な将来像を伝える
- 具体的な数値を用いて面接官との共通認識を作る
近年では、グローバル教育の促進や企業のグローバル化などの理由から、留学をする学生も多くなってきています。今や留学経験は面接官にとってありきたりなエピソードになりつつあるのです。
そこで、今から紹介する3つのポイントを押さえて、ほかの就活生と差をつける魅力あふれるガクチカを作成しましょう。以下で紹介する内容を盛り込んでみてくださいね。
留学経験者は多いので、留学をどう活かすのかという差別化が重要になります。異文化での適応力はグローバル展開する企業で働く際には役立てることができますし、コミュニケーション能力やチームの中で働くうえで活かすことができます。
留学経験を企業でのどのような分野で役立てられるのか紐付けて考えることを意識しましょう。
日本では経験できない自分にしかないエピソードを盛り込む
留学をしないと経験できなかったエピソードを盛り込むことで、留学をした意味を改めて伝えることができます。
たとえば、「語学力を向上させたいから留学した」というエピソードでは国内外問わずできたのではないかと思われるかもしれません。そこで「海外のカフェでアルバイトをして接客を通して実践的な英語を学びました」など、現地に訪れたことで経験できたあなただけのエピソードを盛り込むことでほかの就活生と差別化できます。
上記のほかのライバルと差別化できるエピソードとしてよくあるのがボランティア活動です。そこには交流・語学の上達・社会貢献が含まれるからです。
私は留学先で日本語の家庭教師をしていたことがあります。仕事を通じてご家族と一緒にその国の料理を作ったことを覚えていて、これも自分にしかないエピソードといえます。
ガクチカで悩んだらガクチカ作成ツールがおすすめ!
「ガクチカを書け」と言われても、特に印象的なエピソードがない…そんな悩みを抱える人は多いです。
「ガクチカ作成ツール」なら、特別な経験がなくても、たった4つの質問であなたの学生時代の活動を魅力的なガクチカへブラッシュアップします。
ツールを活用し、あなたの強みを志望企業へ最大限にアピールしましょう。
・チャットでできる!模擬面接プロンプト
・自己PRで使える強み診断プロンプト
企業のどんな業務で活かせるのかまで具体的な将来像を伝える
志望する企業であれば、業務の内容について興味を持って調べる人が多いです。その業務の中で、自分の経験や学びが入社後どのように活かせるのかより具体的な話ができれば、本気度やその業務で活躍できるあなたを面接官にイメージしてもらえます。
たとえば、「貴社でコミュニケーション力を活かしたいです」よりも「貴社は○○という理念のもと拠点数を増やし顧客数を伸ばしていると伺いました。留学の経験から培ったコミュニケーション力を営業の部署で活かし、顧客を増やすことに役立てていきたいと思います」と、どの分野で活躍できるのかまで伝えられた方が企業に本気度が伝わります。
志望する企業の理念や大切にしている考えをしっかりと把握して熱意をアピールしましょう。
具体的な数値を用いて面接官との共通認識を作る
ガクチカでどれだけ頑張ったのかを話しても、それがいかに大変だったのかは間近で見ていないとわかりません。「頑張った」という経験は人それぞれの尺度ではかられるので、理解するのは難しいのです。そんなときに有効なのが具体的な数値を用いて話をすることです。
たとえば、「TOEICの点数が500点から700点に上がった」など誰もがイメージできる数字で表現することで、どれだけあなたが努力したのかが明確に伝わります。
実際に伝えるためには、TOEICやTOEFLなど語学力の向上を証明する試験のスコアが必要なので、あらかじめ受験しておきましょう。スコアが準備できなかった人は、困難に立ち向かうために何をどのくらいの時間おこなったかなど、時間を使っても良いですね。
面接官との共通認識を作ることができればアピールしたいことを明確に伝えることができます。
数値は、具体的なイメージを伝え説得力を増してくれます。
たとえば日本文化紹介のイベントを開催して〇〇人参加したとか、週に〇回は新しいメンバーでランチをしたというような説明があると、イベントの規模やコミュニケーションの努力が伝わります。
留学経験のガクチカを例文20選で紹介
3つのシチュエーションでのガクチカ例文
- アピールポイント別
- 期間別
- 国別
ガクチカの作成方法だけでは、なかなか上手に作れないと困っている人もいるのではないでしょうか。そこで、ここからはアピールポイント別・期間別・国別の3つの異なるシチュエーションでガクチカ例文を紹介します。合計20の例文から自分の経験に合わせて参考にしてみてください。
アピールポイント別|例文10選
アピールポイントを伝えることで留学経験からどのような力がついたのかをわかりやすく伝えることができます。志望する企業の求める人物像を理解して、マッチする強みを選択しましょう。ここからはアピールポイント別の例文を10選紹介します。
①語学力
語学力のガクチカ例文
私が学生時代に力を入れたのは、アメリカ留学です。実践的な英語に触れて将来ビジネスでも使えるレベルの語学力をつけたいと思い留学を決めました。
ですが言葉の壁は大きく、留学してすぐは語学学校のクラスメイトと日常会話さえもうまく話せずとても辛かったことを覚えています。
ただ、留学したからには頑張りたいと思ったので、ホストファミリーに協力してもらい毎日1時間話す時間を作ったり、1人の時間は映画やラジオを流すようにして、寝る以外の時間は常に英語と触れ合うような生活を送りました。
その結果、さまざまな国籍のクラスメイトと自信を持って話せるようになり、授業で議論ができるまでになりました。また、留学前は500点だったTOEICの点数を800点まで上げることもできました。
貴社は昨年アメリカのニューヨークに拠点を構え、今後さらに拠点数を展開していくと伺いましたので、留学を通して培った語学力で海外進出プロジェクトのメンバーとして活躍したいと思います。
- 「語学力が向上した」は留学に行ったなら当たり前だと思われて、ガクチカにならないのでないかと不安です………。
語学力が向上した結果よりもどのように向上させたのかに着目しよう
「留学に行けば語学力が向上して当たり前」というのは確かに一般的な共通認識です。
しかし、成長度合いには個人差がありますし、留学中の経験もまったく異なります。どの程度、スコアアップしたのかを数値で表すだけでなく、現地での活動報告も重要になります。
また、ビジネスにおいては異文化理解も忘れてはなりません。日本の感覚でビジネスをするのではなく、「郷に入っては郷に従え」という表現があるように、現地での文化や習慣の理解は、グローバルビジネスの展開において外せない要因の一つです。
このように「語学の勉強」の関連する周辺事項(つまり、体験)をガクチカに入れ込むと同時に、その体験が将来のキャリアにどう関連するのかをうまく1本につなげることができれば、相手も納得してくれます。
②コミュニケーション力
コミュニケーション力のガクチカ例文
私が学生時代に力を入れたのは、アメリカ留学です。海外でも通用するコミュニケーション力をつけたいと思い、留学を決めました。
しかし、留学初日は周りの学生に圧倒され自分から自分から話しかけることができず、とても悔しい思いをしました。
このままでは留学した意味がないと思い、1年間の限られた時間の中で自分を変えるために2つのことをやると目標を立てて生活しました。1つ目は、とにかく自分から自分から日常会話をすることで、2つ目は言葉だけで伝えることにこだわらず身振り手振りを使って明るく話しかけることです。
この2つを続けた結果、どんな状況においても自分から自分から話しかけることができるようになりました。授業のチーム分けではリーダーを務め、メンバーをまとめられるくらいのコミュニケーション力を身に付けることができ自信もつきました。
貴社は「顧客の信頼できる世界一のパートナーに」という理念のもと、多くの顧客の方と提携していると聞きました。私も留学経験で培ったコミュニケーション力を営業という部署で最大限に発揮し、顧客の懸け橋になりたいと思っています。
コミュニケーションの力は、社内でのチーム内での関係や上司、部下との関係、部門間での連携、海外拠点との連携、顧客対応、取引先との関係などあらゆる場面で活かすことができます。
相手の立場や心情を配慮し、わかりやすい情報伝達ができることはビジネスでも非常に重要な力です。
コミュニケーション力は言い換えることでその人にあった能力として伝えることができます。この記事では12個の言い換えを紹介しているので参考にしてみてください。
関連記事
コミュニケーション能力は12個の言い換えで勝負しよう! 例文つき
コミュニケーション能力は幅広い業界や職種で評価されやすい力の1つです。しかし、魅力的にアピールするためにはコミュニケーション能力の言い換えが必須。この記事ではコミュニケーション能力の言い換え12種類をもとにアピールのコツをキャリアコンサルタントとともに解説します。例文を参考に人事に響く自己PRを作成しましょう。
記事を読む
③行動力
行動力のガクチカ例文
私が学生時代に力を入れたのはアメリカ留学中、現地の大学で開催されたスタートアップビジネスコンテストです。もともと異文化の環境で自分を試したい気持ちがあり、ビジネスコンテストに参加するために留学しました。
このコンテストは、学生が新規ビジネスアイデアを企画し、プレゼンテーションをおこなうもので、アイデアの独自性や市場性が評価されます。私たちのチームはそのコンテストで、AIを活用した環境保護アプリの開発を提案しました。
チーム内では、各国の学生の異なる視点を取り入れ、企画の具体化を進めました。特にプレゼンテーションの準備では、ビジネスプランの構成や英語での説得力ある表現に苦労しましたが、毎日練習を重ね、最終的には準優勝を果たしました。
この経験を通じ、行動を起こすことで思ってもいなかった結果が残せることを学びました。
貴社は、「常に最高のコンディションで顧客をサポートする」を企業理念とされています。入社後は私の強みである行動力を活かし、顧客の課題解決のための市場調査や提案などを積極的におこなう貴社のコンサルタントとして活躍したいと考えています。
行動力は言い換えることで差別化することができます。この記事では企業の求める行動力の種類について解説しています。
関連記事
自己PRの「行動力」は6つの言い換えで差別化できる! 例文30選
行動力は幅広い業界や職種で評価されやすい力の1つです。企業が求める行動力を見極めて自己PRしましょう。求められる行動力の見極め方や自己PR方法、留意点をキャリアコンサルタントとともに解説します。例文を参考に人事に響く自己PRを作成しましょう
記事を読む
④多様な価値観
多様な価値観の例文
私が学生時代に力を入れたのは、アメリカ留学です。実際に海外で生活することで現地の人と触れ合い、自分にはない価値観や考えを知ることで視野を広げて今後の人生の選択肢を増やしていきたいと思い留学を決めました。
多種多様な価値観を知るために20人以上の友達作りを目標としていました。しかし、私の通った語学学校は小規模だったためなかなか新しい出会いがなかったので2つのことを実践しました。
1つ目は、地域クラブ活動に参加することです。クラブ活動であれば好きなスポーツという共通の話題ができますし、一緒にスポーツをすることで自然と親密な関係ができると考えたからです。2つ目はローカルのイベントに参加することです。地元のお祭りなどに参加することでその地域の文化の理解が深まったり、新しい出会いが生まれると考えました。
この2つを実践した結果、帰国後もつながりのある友達を30人作ることができ、各国の文化についても深く学ぶことができました。
貴社では在籍される社員の方のうち3分の1が外国籍の方だと伺っています。今回の経験からさまざまな価値観があることを身をもって感じたました。貴社に入社した際は人事として、採用や新人研修の企画などを自分のもつ固定概念にとらわれることなく広い視野をもって活躍していきたいです。
面接で大切にしている価値観について聞かれる場合があります。この記事では12個の例文で答え方を紹介しています。
関連記事
厳選12例文|面接で「大切にしている価値観」を聞かれた際の答え方
大切にしている価値観を聞かれたら、あなたが企業で活躍できる人材であることをアピールするチャンスです。この記事では大切にしている価値観を考えるステップや注意点をキャリアコンサルタントが解説します。例文も紹介しているので、参考にして選考を突破してください。
記事を読む
⑤積極性
積極性のガクチカ例文
私が学生時代に力を入れたのはアメリカ留学中に参加した交流イベントの企画・運営です。自分にはなじみのない異文化の中で自分を成長させるために留学を決意しました。現地の学生と積極的にかかわりながら、社会貢献活動を通じて地域に貢献することを目標にしました。
現地の学生に声をかける際、言語や文化の壁を感じ、どのように企画を提案するか悩みました。また、現地の学生との協力体制を築くのも簡単ではなく、参加者を集めることにも苦戦しました。
しかし、イベントやクラブ活動に参加し、積極的に現地の学生に声をかけました。少しずつ人脈を広げていき、最終的に主宰した交流イベントには50人以上の学生が参加しました。
交流会の主宰を通じて、現地の学生との理解を深めると同時に、自らがリーダーシップを発揮することの重要性を実感しました。
またこの経験を通じて伸ばした積極的に行動する力とリーダーシップを最大限にいかせる場所こそが貴社だと考えています。まずは貴社のイベントプランナーとして経験を積んだ後、新しいプロジェクトにも積極的に挑戦して貢献いたします。
積極性はアピールしやすい強みですが、伝え方によっては自我が強いと思われる可能性もあります。
そこで有効なのが「フォロワーシップ」を伝えることです。「フォロワーシップ」とはリーダーシップの形の一つです。「引っ張っていく」という考え方だけでなく、「周りをサポートする」という協調性をしっかりとアピールしてください。
また、リーダーとして失敗したときに、周りのアドバイスを素直に聞いて改善していく姿があることも伝えましょう。
積極性は多くの学生がアピールする強みの一つです。この記事では差別化できるポイントを紹介していますので参考にしてみてください。
関連記事
例文16選! 自己PRで「積極性」を印象付ける3つのテクニック
積極性を強みに自己PR文を書こうとして、内容があいまいになってしまったり決め手に欠けると感じたりする学生は多いです。記事ではキャリアコンサルタントとともに説得力ある積極性の自己PRの書き方を解説するのでぜひ参考にしてください。
記事を読む
⑥対応力
対応力のガクチカ例文
私が学生時代に力を入れたのはカナダ留学です。異文化理解を深め、柔軟なコミュニケーション力を身に付けることを目指してカナダに留学しました。
留学中、授業やグループワークで、言葉の壁からコミュニケーションがうまくいかず、誤解が生じる場面があり、クラスメイトと喧嘩になったことがありました。
私はどうして彼が怒っているのかわかりませんでしたが、まずは冷静に状況を判断し、きっと私の発言が彼を怒らせたのだと思い謝罪をしました。その後私のどの発言が誤解を招いてしまったのか落ち着いて聞いたところ、彼との間で認識齟齬が生まれていたことがわかり合えて、再度冷静に話し合うことができました。
最終的に彼とはお互いのことを深く話せる仲になり、今でもよくメッセージのやり取りをするくらい仲良くなりました。
貴社は「顧客の要望に24時間以内に応える」ことをモットーとされています。今回の経験から培った強みを活かして急な変化にも冷静に対応できるエンジニアとして活躍したいと考えています。
⑦自己管理力
自己管理力のガクチカ例文
私が学生時代に力を入れたのはオーストラリアでの留学です。将来グローバルに活躍できるデザイナーになりたいという夢があったので、異文化で学ぶことを通じて、国際的な視野を広げたいと思い留学を決めました。
留学中は、まずは語学の成績を向上させることと、積極的に異文化交流を楽しむことを目指しました。授業は英語でおこなわれたため、初めのうちは課題の量とスピードについていけませんでした。また、現地の生活や寮での交流もあり、スケジュール管理に苦戦していました。
そこで、毎週日曜日に次週のスケジュールを立てることに決めて、時間を細かく区切って勉強しました。その中でも特に難しいと感じた英語のリスニングに毎日1時間費やし注力しました。
さらに定期的にスケジュールを見返しては調整し、徐々に学習の時間をしっかり確保できるようになりました。その結果、最初は苦戦していたリスニングもスラスラと聞けるようになり、授業や課題も問題なくこなせるようになりました。
この経験を通して、自分のスケジュールを管理しその通りに行動することで、できなかったことができるようになることに気付きました。今後もWebデザイナーとしてグローバルな視点も取り入れつつ、自己管理能力を活かして最先端のデザインを構築し貢献していきます。
⑧課題解決力
課題解決力のガクチカ例文
私が学生時代に力を入れたのはオーストラリア留学でのアートプロジェクトです。アートプロジェクトを通して視野を広げ、表現力を高めることを目的としていました。
アートの授業で「チームで地域社会を表現するアートを制作せよ」という課題が出ました。ところが、現地の学生たちと私の文化的背景が異なるため、地域社会のとらえ方や表現方法に違いがあり、意見が対立しました。
そこで私は、全員の考えをまとめるため、各メンバーが自分の考える「地域社会」をテーマにそれぞれプレゼンすることを提案しました。この取り組みにより、チームメンバー全員が何を考えているのかを理解したうえで、創作活動に取り組めました。
この経験を通じて、今課題になっていることは何か、どうすれば課題が解決し前進するかを考える重要性を学びました。
貴社は「世界中のお困りごとを一挙に解決」を企業理念として掲げられています。私の課題解決能力を活かし、コンサルタントとして顧客の課題解決の糸口を見つけ貢献したいと考えています。
⑨上昇志向
上昇志向のガクチカ例文
私が学生時代に力を入れたのは、カナダ留学です。日本だけでなく世界で活躍したいと考え、語学を学びながらさまざまな文化を感じるため留学しました。
留学先ではリーダーシップも磨きたいと考え、国際交流団体のリーダーを務めました。初めの頃は、授業がすべて英語でおこなわれたため、話すスピードに追い付くことができず聞き取りに苦戦しました。
また、国際交流団体のリーダーになったものの、メンバーをまとめるのが難しく意見をまとめる方向性が見えずに、自分の力のなさに落ち込むこともありました。
そこでまず勉強面では、毎日2時間リスニングの練習をおこない、英語を聞き取ることに注力しました。国際交流団体では、メンバーと自分から自分から積極的にコミュニケーションを取り、一人ひとりの意見を尊重して役割を調整し、チームを取りまとめていきました。
その結果、学期末には思っていた以上に成績が向上し、国際交流団体の活動では、チーム全員が主体的に行動できるように変わり、大きな交流イベントを成功させることができました。
この経験から、常に高い目標を掲げて成長していくことで、思いもよらぬ結果を得られるのだと学びました。今後も常に高い目標を掲げて学ぶ姿勢を忘れずに成長し続け、結果を残したいと考えています。
貴社は「ITの可能性を無限大に」を企業理念として掲げられています。入社後はIT企業のプログラマーとして、チームで連携して新しいアプリの開発に携わりITの可能性を広げていくことに貢献したいと考えています。
上記の例文は、留学先で困難な状況に置かれながらも足を止めることなく前を向いて挑戦を続けた姿勢が伝わってきます。
学び続ける力、働きかける力、調整してまとめる力など魅力がいくつもある中で、一番アピールしたいことに焦点を当てるとさらに良くなります。
⑩忍耐力
忍耐力のガクチカ例文
私が学生時代に力を入れたのは、オーストラリアでの留学です。日本では感じられない異文化に触れ、多様な価値観を理解することで自分を成長させたいと考え、オーストラリアに留学し、ボランティア活動に参加しました。
ボランティアでは英語でのコミュニケーションに加え、考え方や文化が違うため、活動をうまく進められない場面がありました。特に、相手の意図を誤解したり、こちらの提案が伝わらなかったりしたときはもどかしくてたまりませんでした。
コミュニケーションが難しく、挫けそうになることもありましたが、積極的に現地の人々との交流を増やし、文化や習慣について理解を深めました。週末には、ボランティア以外でも地域のイベントに参加し、地元の人たちと話す時間を作りました。
その結果、ボランティア団体のメンバーと徐々に絆が生まれ、リーダーを任されることにもなりました。
こうした経験から、忍耐強く継続することで結果を残せることを学びました。貴社に入社後はツアープランナーとしてコツコツ努力を積み重ね、若手のうちから大きな結果を残せる人材として活躍したいと考えています。
- ガクチカで留学中にくじけてしまった経験を伝えるとマイナスの評価になりますか?
企業は失敗の乗り越え方に興味がある
そんなことはありません。「くじけてしまった」経験をどうプラスに転じたのかを具体的に伝えてください。
面接官もいろいろな学生を見ています。「失敗したときにどのようにリカバリーをしたのか」にとても興味があります。「目標設定を見直した」「周囲に助けを求めた」「失敗を分析した」など次につながった具体的な行動を伝えてください。
逆に「くじけてしまった」のに「くじけたことがない」と嘘をつくほうが良くないです。面接官はそのような嘘を実に巧みに見抜きます。
失敗を隠すのではなく、失敗を共有することは将来チームで仕事をしていくうえでも大切です。大きな挫折が大きな自信を生み、その後の人生に良い影響を与えます。
忍耐力は企業にアピールしやすい強みの一つです。この記事では、企業に最大限にアピールするコツを例文付きで紹介しています。
関連記事
例文17選! 「忍耐力」の自己PRで企業に最大限アピールするコツ
忍耐力の自己PRは、入社後の活躍イメージを連想させることで有効なアピールとなります。この記事では、キャリアコンサルタントと共に忍耐力の自己PRの効果を最大化する方法を解説。エピソードや職種別で例文も紹介します。
記事を読む
留学期間別|例文3選
留学の期間は人によってそれぞれです。短期留学~長期留学まで幅広い期間設定があります。それぞれの期間の中で経験したことや学びを伝えることで決められた期間を有効活用できることがアピールできます。あなたの留学期間に合わせて作成してみてくださいね。ここからは留学期間別の例文を3選紹介します。
①数日~4週間未満
数日~4週間未満のガクチカ例文
私が学生時代に力を入れたのは、2週間のフィリピンへの留学です。実践的な英語を学びたいと思い、留学を決めました。
フィリピンの学校では基本的にマンツーマンでの授業プログラムで、強制的に英語を話す必要があるため、短期間で英語を学ぶにはとても良い環境だと思いました。
2週間の限られた時間を有効に使いたいと思っていたので、留学前には1日2時間の勉強時間を確保して準備をし、留学時間はそのアウトプットの時間として使用しました。
また、授業中の時間のみだと英語に触れる時間が短いため、学校が終わった後は仲良くなったクラスメイトと過ごすことで英語を話す時間を増やしました。
結果、最初の1週間は英語を聞き取ることで精一杯でしたが、2週間目になると授業の内容もよくわかり、余裕を持って授業を受けることができました。
今回の経験から自分の目標に対してどうしたら達成できるのかを考え準備できることが私の強みだと感じたので貴社に入社後はマーケティング部に所属し目標に対して自分には何ができるのか考え行動していきたいと思います。
短期留学では時間の短さがハンデとなる可能性がありますが、そのハンデを逆手にとって、限られた時間での時間管理能力や、集中して物事に取り組む力や主体性、積極性、事前準備や留学後の交流などをアピールするなど、留学の成果を意識して言語化しましょう。
②1カ月~半年
1カ月~半年のガクチカ例文
私が学生時代に力を入れたのは、2カ月間のネパール留学です。語学を学びながらボランティア活動をしたいと思い、留学を決めました。
午前は英語を学び、午後は孤児院での生活支援をおこなうカリキュラムに参加しました。最初は自分の伝えたいことが子ども達に伝わらず、もどかしい思いをしていました。
このままでは留学をした意味がないと思い、午前中の授業にプラスして夜の時間も1日1時間語学の勉強をしました。
結果、3週間後にはスムーズにコミュニケーションが取れるようになり最終日には子どもたちからお手紙をもらうまで信頼関係を築くことができました。
貴社は「過去の自分を超えていけ」をモットーに掲げられています。今回の経験から自分の課題に向き合う力を得ることができたました。貴社に入社後は新規営業としてこの力を活かして日々自分と向き合いながら1日でも早く即戦力になれるように頑張っていきます。
③半年~1年間以上
半年~1年間以上のガクチカ例文
私が学生時代に力を入れたのは、1年間のドイツ留学です。
以前旅行で訪れた際に、ドイツの街並みや地元グルメに魅了されました。それからドイツの歴史や文化に興味を持ち、大学では第二言語としてドイツ語を専攻してより深く学ぶことを決意しました。実践的なドイツ語に触れながらドイツの文化や歴史についてもっと深く学びたいと思い、留学を決めました。
留学してすぐは環境に慣れることに精一杯で楽しめる状況ではありませんでしたが、その状況を打破したいと思い、休日には歴史的建造物をめぐりながら現地の人との交流をしました。現地の方と交流をすることでネイティブなドイツ語を学ぶのと同時に、ドイツの歴史を知ることができより興味をもつことができました。
また、学校以外の時間でもドイツ語に触れるために、語学学校でできた友達とドイツ語でチャットをして、話す以外のアウトプットも心掛けていました。インプットしてすぐにからアウトプットする時間を意識的に作ることで効率よく学ぶことができたと思います。
今回の経験から学んだことを発信することで自分の力に変えていくことの大切さを感じました。貴社に入社後は海外支店を新たに立ち上げるメンバーの1人として活躍したいです。これまでの経験を先輩方から学び、そこからさらに良い提案ができるように日々努力し1日でも早く役に立てるように頑張ります。
人気の留学先別|例文7選
留学先別にすることであなたがその国だからこそ経験できたエピソードをわかりやすく伝えることができます。自信を持って留学経験を伝えられるように自分の留学先に合わせて作成してみましょう。ここからは人気の留学先別の例文を3選紹介します。
①アメリカ
アメリカのガクチカ例文
私が学生時代に力を入れたのは、アメリカ留学です。Amazonやスターバックスなどの本社やオフィスが集まっているので、最先端のビジネスについて学びたいと思い、1年間の留学を決めました。
IT企業のインターンシップに参加しましたが、日本のように手厚く教えてくれる形ではなく実践的に学ぶという形だったので、業務の内容を把握することも難しく初日には社内の人にもう帰って良いよと言われてしまいました。
教えてもらうという姿勢でいた自分を見直し次の2点のことを意識して働くことにしました。1つ目は自分から積極的に話しかけ仕事を教わりに行くことで、2つ目は多少の失敗は仕方ないと割り切って実践を重ねていくことです。
この2つを意識したことで社内の人の対応に変化があり、困っていると助けてくれるようになりました。
怖がらず前に進むことで周りの人に認めてもらえるようになったのでこの経験を活かして貴社に入社後はDX推進部に所属して活躍したいです。保守的な考えではなく積極的に周りの人から仕事を吸収し独り立ちできるように頑張ります。
長期留学でインターンシップに参加していた学生は「即戦力になりうる」と評価される可能性が高いです。
留学に加え、実際に実務経験を積んでいるため、語学力だけでなく、コミュニケーション力、異文化理解力があるとみなされます。日本での働き方とは異なる点もあり、新しい環境での適応力もあると評価されます。
②オーストラリア
オーストラリアのガクチカ例文
私が学生時代に力を入れたのは、オーストラリア留学です。オーストラリアは自然の生態系が多様で森林や草原が多い緑豊かな国で、環境保護プロジェクトもおこなわれているため留学を決意しました。
留学先では世界最大のサンゴ礁地帯であるグレートバリアリーフの保護活動に参加しました。これまで教科書やスマホでは見たことがあったものの、実際目にしてみたらとても綺麗で、自分の目で見ることの大切さに気付かされました。
一方で保護活動に参加するまでは、地球温暖化などでサンゴ礁が傷つけられていることを知識としては知っていましたが、保護活動に参加することで、この美しい自然を心から守りたいと感じました。
オーストラリア留学を通して、実際に体験すること、まずはやってみることの価値を実感しました。
貴社はこれまで出版社として日本の魅力を紹介する本を多く出版されています。入社後は、日本の自然の豊かさを多くの人に知ってもらえるような企画を自分のプロジェクトとして持ち出版したいと考えています。
③カナダ
カナダのガクチカ例文
私が学生時代に力を入れたのは、カナダ留学です。英語とフランス語の2つの言語を学びたいと思い、カナダへの留学を決めました。留学先ではアルバイトをしたいと考えていたので事前にさまざまな手続きをおこないました。
2つの言語を習得するには、強制的に話す場を作ることが大切だと考え、カフェでアルバイトをしました。学校終わりにアルバイトをすることでネイティブな英語とフランス語に触れることができ、時間を有効活用しながら勉強できました。
また、接客をする中で相手に伝わりやすい表現方法の習得や柔軟な対応力を身に付けることができたので、日本では経験できなかったことができたと思います。
結果として、英語とフランス語は日常会話レベルまで話せるようになり、当初の目的を達成することができました。
貴社に入社した際も習得すべき営業スキルには貪欲に向き合い、習得して社内1位の営業を目指します。
④イギリス
イギリスのガクチカ例文
私が学生時代に力を入れたのは、イギリスでの留学です。イギリスの歴史と文化が好きで、文学や哲学を通じて人間の考え方を学びたいと考え留学を決めました。
留学では、イギリスの大学で英文学を学び、自分の表現力を高めることを目標にしました。ある物語をテーマとしたディベートに参加した際、独特の旧英語が使われていて読むのに苦労しました。また、ディベート特有のテンポや鋭い指摘に対応できず、萎縮してしまうこともありました。
そこで旧英語の理解を深めるために、現地の教授がおこなっていた講義に参加しました。またディベート技術を磨くために、クラブ活動にも参加し、積極的に意見を述べる練習を続けました。
その結果、最終的にディベートでは優秀賞を受賞し、自信を持って表現できる力が身に付きました。
貴社でも常に新しい保険のサービスを学び続け、顧客に一番必要なものを提案し続けられる人になりたいと思います。
- 留学先を選んだ理由は「その国が好きだから」という理由しかありません。その理由だとあまり印象は良くないでしょうか?
好きな理由をより具体的に話して説得力を持たせることが大切
「ただ好き」というということもあるのかもしれないですが、人の説明する際には、後づけでも良いので、好きな理由や興味を持った理由を述べることができると良いですね。
始まりは「その国が好きだから」ということでも、留学先に選んで学んできたからこそ、「好き」ということを伝えるように細かく分析してみましょう。
どんなきっかけでその国が好きになったのか、どんなことに興味や関心を抱いたのか。またその国が好きだから、将来的にどうなりたいのか。好きな要素のどんなことを学んできたのか。
具体的にその国の好きなことを伝えることができれば、説得力を持って伝えることができるようになると思います。
⑤フィリピン
フィリピンのガクチカ例文
私が学生時代に力を入れたのは、フィリピン留学です。英語をしっかり学びたかったので日本人留学生があまりいない環境を選び留学しました。
語学学校を選ぶ際も英語以外の言語を禁止する学校で、その中でも日本語を話すとペナルティがあるルールの厳しい学校を選択しました。
クラスメイトには私以外の日本人はおらず、中国人や韓国人のクラスメイトが多いクラスだったので、それぞれの国の垣根を超えることができず、最初はコミュニケーションに苦労しました。
しかしそれ以上に日本語を話す機会がまったくなかったので自然に英語力が向上しました。自分を甘やかすことなく厳しい環境に身を置いたのは結果的にとても良かったと感じています。
今後も安定した環境で頑張るのではなく自分の能力を最大限伸ばせる環境で頑張りたいと思っています。貴社に入社後は不動産についての知識を学び、将来的には地方創生にかかわりたいと思っています。
上記の例文では、英語を使わざるを得ない状況に身を置いて頑張ってきたことが伝わります。
アジア圏からの留学生同士の交流で「自然に英語力が向上」とありますが、どのような英語力を伸ばしたのか、当初の目標を含めて詳しく伝えられるともっと良くなると思います。
⑥ニュージーランド
ニュージーランドのガクチカ例文
ニュージーランドでの留学を通じて、さまざまな視点を取り入れる重要性を学びました。ニュージーランドは自然環境が豊かで、持続可能な生活のモデル国といわれています。そのため、ニュージーランドの環境保護関連のプロジェクトに参加しました。
活動の中で、マオリ族の方と交流する機会がありましたが、文化がまったく違うため私が考えていることが通じなかったり、彼らが言っていることを受け入れられなかったりという場面がありました。
しかし、文化が異なっているから当然のことだと考えマオリ族の方々の話を聞いたところ、こうした考え方もあるのだなと納得して受け入れることができました。
同じものを見ているにもかかわらず、人それぞれとらえとらえ方は違うのだなと学ぶきっかけになりました。
今後は、エネルギー業界で一番のシェアを誇る貴社の経営企画部に所属し、メンバー全員が納得できるようにチームをまとめ、持続可能な生活を日本で実現するために事業の拡大をしていきたいです。
⑦韓国
韓国のガクチカ例文
私が学生時代に力を入れたのは、韓国留学です。私は元々韓国の文化に興味があり、その文化を自分で体験したいと思い留学を決意しました。
留学前に韓国語でコミュニケーションが取れるよう語学教室に通い、留学先では多くの人と交流することを目標としていました。留学してからは同じ学校の友達とコミュニケーションを取ったり、クラブ活動の仲間と話す機会が多くありました。
また交流イベントにも積極的に参加し、韓国人の友達をたくさん作りました。交流を深めていく中で、私の価値観と似ている人もいればそうではない人もいて、考え方が違う人とコミュニケーションを取るのは、最初は難しいと感じていました。
しかし多くの人と接することで、自分の考えだけがすべてではないと気付きました。そこからは交流する人の考えを受け入れて聞くことができたため、さまざまな人と交流することの重要性を実感しました。
貴社では顧客の笑顔を守ることをモットーとされていると伺いました。入社後は医薬品を届ける営業としてコミュニケーション能力を活かし、貢献したいと考えています。
こんな伝え方はNG! 気を付けるべきポイント
こんな伝え方はNG! 気を付けるべきポイント
- 留学に行ったことだけをアピールしない
- 志望動機や自己PRなどと一貫性のないことを言わない
- 話を盛らない・嘘をつかない
- 横文字や専門用語を使わない
せっかくの留学経験も伝え方を間違えるとマイナス評価になることもあります。知らなかったと後悔しないためにも気を付けるべきポイントを紹介します。ポイントを押さえるだけなので自分のガクチカと照らし合わせて確認してみてくださいね。
留学に行ったことだけをアピールしない
留学に行く学生は多いため、留学に行ったことだけではアピールになりません。
「留学をしました」と伝える学生より「○○という目的を達成するために留学をしました」と伝える学生とでは企業に与える印象が違います。留学は目的達成のための手段の一つであり、留学することが目的だったと伝えないようにしましょう。留学先でどのような経験をしてどのような学びを得たのかをしっかり伝えることが大切です。
またその学んでいるときにどのようなことを考え行動したのかまで伝えられるとより魅力的な内容になります。
志望動機や自己PRなどと一貫性のないことを言わない
選考を進めていくと志望動機や自己PRと合わせてガクチカを聞かれることが多いです。その際には、それぞれの内容が一貫性をもつように作成できると良いですね。
たとえば、ガクチカの中では「行動力」をアピールしているのに自己PRで弱みを伝える際に「行動力がない」というと、矛盾が生じてアピールポイントに信憑性がなくなってしまいます。エピソードに説得力を持たせるためにも一貫性を意識しましょう。
ガクチカと自己PRで自分の過去のエピソードを話す場合、複数の伝えたいエピソードがあれば、違う話で多角的にアピールし、1つのエピソードに絞るのであれば、1つのエピソードを通して、より深く知ってもらうように話をするようにしましょう。
話を盛らない・嘘をつかない
少しくらいなら嘘をついてもバレないのではと思う人もいるかもしれません。ですが、多くの学生の面接をしてきた面接官は小さな矛盾にも気付きます。1つ嘘をついてしまうと、その嘘に矛盾が生じないように受け答えをする必要がでてくるため、不都合がおきることもあり、嘘を重ねるなどして精神的にもストレスになります。
また、嘘をついた状態で評価されると入社後に実力との差が露呈してしまうので、働きにくくなることは明らかです。
「自分をよく見せたい」という気持ちは誰しも少なからず持っているかもしれませんが、嘘が発覚すると選考が不合格になることもあるため避けましょう。
選考で嘘をついた場合、「誠実ではない」「倫理的にどうなのか」という信頼性を失うだけでなく、内定取り消しもありえます。
特に履歴書(学歴等)に関して嘘をついた場合は虚偽報告とみなされ大きな問題になります。
嘘は見破られるので、ありのままの自分で就活に臨みましょう。
横文字や専門用語を使わない
自分では当たり前だと思っている言葉も一般的ではない場合があります。専門用語などを使用してしまうと面接官がその言葉を理解できない状況をつくってしまいます。これは相手のことをあまり考えられない配慮のない行動といえますね。
また、専門用語の解説をおこなう必要が出てきてしまうので、ガクチカに限らず選考で伝える内容は誰でも理解できる内容を意識して作成すると良いでしょう。
回答例からしっかり対策! 面接で聞かれるガクチカ深掘り5つの質問
回答例からしっかり対策! 面接で聞かれるガクチカ深掘り5つの質問
ここまででガクチカの準備は完璧です。ですが、面接当日には思いもよらない角度から質問が飛んでくることがあります。
そんなときに焦らないように深掘りされそうな質問を5つ紹介します。回答例を参考に自分の体験談での回答を用意してみましょう。
①語学力を上げる方法はほかにもありますが留学に行った理由はなんですか?
回答例
短期間で語学力を上げたいと思ったからです。留学をすることで24時間現地の言葉に触れることになるので日本で学ぶよりも短期間で効率よく語学を学べると思いました。
実際に生活の中でネイティブな語学に触れる時間が長く、その言葉しか使わないように努力をしたので、気が付いたときには自然と話せるようになり、語学力を短期間で格段に上げることができました。
語学力にもいろいろあるので、24時間英語漬けになることでどういう力が伸びたのかの説明があると留学ならではの特徴が伝わります。
たとえば英語で考えて話す力や、ネイティブの英語を聞き取って反応する力といった具合です。
②数ある留学先の中でもその国を選んだ理由はなんですか?
回答例
アメリカのニューヨークを選んだ理由は学校の留学プログラムの中で支援金が多く出る国だったためです。
留学準備としてしっかり語学を学ぶために大学の授業後にはオンラインスクールに通っていました。そのためアルバイトをする時間がなく費用を工面するのが難しかったため、大学が支援金を出してくれる国を選びました。
③1番印象に残っているエピソードを教えてください。
回答例
1番印象に残っているのはホームステイです。最初はホストファミリーとうまくコミュニケーションが取れずホームシックになることもありました。自分の語学力に自信がなく、積極的に話しかけなかったのが原因です。
ですがせっかく留学に来たのだから最大限楽しもうと気持ちを切り替えて、自分から自分から話しかけるようにしました。すると、ホストファミリーのみなさんは拙い私の英語をうなずきながら聞いてくれて「ゆっくりで良いからあなたのことを教えて」といってくれました。
居心地を悪くしていたのは自分だと気付き自分の英語に自信を持って伝える気持ちを大事に生活しました。あの時私を受け入れてくれたファミリーには本当に感謝しています。
④留学を終えて自分の中で変化した部分はどこですか?
回答例
自分の考えを口に出して伝えるようになりました。以前は空気を読むことを意識して自分の考えを発信するより周りに意見を合わせてしまうことがありました。
しかし、留学先のクラスメイトから自分の意見を言わないことは授業に参加していないのと同じだといわれました。日本では空気を読むことが良いとされている風潮がありますが、海外ではその場に参加することを放棄しているとみなされると知り、考え方が大きく変わりました。
日本に帰国後は相手の意見を尊重することはそのままにしながら、自分の意見を伝えることもできるようになりました。
具体性があり、自分自身の変化についてよく伝えることができています。
「居心地を悪くしていたのは自分だ」という気付きから、自分自身が周囲の環境や世界を変えていくために行動していくことをアピールしても良いのではないかと思いました。
⑤学んだことを弊社の業務ではどのように活かしますか?
回答例
御社は食品メーカーのパイオニアとしてアジアの地域に海外進出されており今後も海外拠点でのセールスに力を入れていくと伺いました。
留学をした私だからこそ、日本の食品の良さを誰よりも理解しているつもりです。アメリカで培ったコミュニケーション力を活かして海外拠点の営業として活躍したいと思っています。
留学経験は就職活動で有利に働く? アドバイザーが徹底解説
ここまで留学をガクチカにする方法をお伝えしてきました。
ですが留学は多くの学生が経験していることなので就活でどのくらいアピールできるのか気になる人も多いのではないでしょうか。
せっかく魅力的なガクチカを用意しても自信をもって話せないともったいないですよね。留学経験が実際はどのくらい評価されるものなのか気になる疑問をアドバイザーが徹底解説します。
アドバイザーコメント
西 雄一
プロフィールを見る留学のガクチカでは結果ではなく過程を過程を伝えて差別化しよう
短期であれ長期であれ、留学経験者は実際に多いです。
そのため「留学にいってきました」「英語が堪能です」とアピールしても、ほかの学生との差は生まれません。大事なのは「留学で何を学び、どのように成長したのか」という変化を伝えることと、「英語はどのくらい堪能で、何をすることができるのか」という具体的な内容を伝える必要があります。
単に「TOEICが850点あります」といっても、英語を話せないが高得点を取る人も結構います。スコアが高いだけでなく、そのスコアに見合った具体的な行動を示さなければなりません。
企業が求める人物像を理解して自分の魅力を最大限アピールしよう
さらに、留学経験者が多く集まる企業の面接では、あなた自身のオリジナルのエピソードが欲しいところです。
独自の経験を交えながら、どのような力が身に着いたのか(新しい環境で挑戦する力、異文化コミュニケーション能力、困難に直面したときの問題解決能力、インターンシップで発揮できた力など)を伝えることが重要です。
企業が求める人物像から逆算して、企業にとって魅力的な自分とは何かを考えましょう。
ガクチカはこんな中身でも大丈夫? みんなの不安にお答えQ&A
ガクチカはこんな中身でも大丈夫? みんなの不安にお答えQ&A
- 留学で語学が上達しなかったけどガクチカに使用しても大丈夫?
- 留学先の国はどこでも良い?
- 休学していたことを伝えても不利に働くことはない?
- ワーキング・ホリデー制度の利用でもガクチカになる?
自分のガクチカの内容に自信が持てなかったり、こんな内容でも良いのか不安になることもありますよね。ここでは就活生が不安に思う質問にアドバイザーがお答えします。
不安を解消して自信を持って選考に挑んでくださいね。
Q:留学で語学が上達しなかったけどガクチカに使用しても大丈夫?
- 留学経験をガクチカに使用したいのですが語学は上達しませんでした。その場合でもガクチカに使用しても良いですか?
留学を通して成長したことや変化した部分を伝えられればOK
「語学の上達」をTOEICなどのスコアで測るならば、スコアが伸びないと上達とは言えませんが、スコア以外にも「相手の話を聞き取り自分の言いたいことを伝えられるようになった」とか、「日本人と違うものの考え方に触れ、相手の背景を考えられるようになった」など留学を通じて自分が変化したと思うことを伝えられれば大丈夫です。
Q:留学先の国はどこでも良い?
- 留学先の国はどこでも良いですか? ガクチカで使用できる国に決まりはありますか?
選択理由と志望業界との関連性が説明できればどの国でもOK
留学先の国に正解はありませんし、ガクチカで使用できる国に決まりはありません。
ただ、留学先の国を選択した背景となる思いや志望業界との関連性について説明できると良いですね。
留学中にどんなことを学んだのかということと、留学で得た経験を今後のキャリアにどう活かせるかも合わせて伝えられるようにしておきましょう。
Q:休学していたことを伝えても不利に働くことはない?
- 留学をするために休学をしていた期間があるのですが正直に伝えても不利に働くことはないですか?
休学中の具体的な行動を伝えることで不利に働くことはない
留学中は日本で授業に出て単位を単位を取得できませんから、休学の事実を伝えて問題ありません。
ただし、1カ月程度の短期留学のために準備期間を含めて1年休学したとなると長すぎる印象があるので、休学の間に何をしていたのか、日本で大学の勉強以外に学んでいたことや、留学期間の前後に現地でおこなっていた活動など、きちんと伝えられるようにしましょう。
Q:ワーキング・ホリデー制度の利用でもガクチカになる?
- ワーキング・ホリデーでのエピソードはガクチカで使用できますか?
目的や身についたスキルを話せれば使用できる
ワーキング・ホリデーのエピソードもガクチカで使用することができます。
なぜワーキング・ホリデーをすることにしたのかという動機や目的、ワーキング・ホリデーでの業務内容やそこでの学びなどを使用することができます。
単に、ワーキング・ホリデーの経験を伝えるだけでなく、異文化環境での実務経験によってどんな実践的なスキルを身に付け身に付けることができたのかということや、ワーキング・ホリデーを通して得た成長についても言及しましょう。
就職先に迷っているあなたに! 留学経験を活かせるおすすめの企業・業界
就職先に迷っているあなたに! 留学経験を活かせるおすすめの企業・業界
留学のガクチカ作成方法を理解できたところで、あとは選考に進む企業を決める段階まできましたが「どんな企業が自分に合っているのかわからわからない」と悩んでいる人も多いのではないでしょうか。せっかくなら留学の経験を活かせる企業や業界で働きたいですよね。
ここからは留学経験を活かせるおすすめの企業・業界を紹介します。就職先選びに迷っている人は参考にしてみてください。
外資系企業
外資系企業とは、海外の企業が一定以上の出資をしている日本の企業のことを指します。特徴としては、即戦力を求められたり、年収が高いなどが挙げられます。成果主義でもあるので「自分の力でどんどん上に上がっていきたい」「数字でわかりやすく評価されたい」という上昇志向や向上心がある人に向いています。
また、スピード感のある仕事をしたい人やグローバルな仕事をしたい人にもおすすめです。業務内で語学力を求められることも多いので、採用基準としてはTOEIC700点以上とされている企業もあります。
留学のガクチカとして、上昇志向や対応力、自己管理力を使用している人は企業とのマッチ度が高いかもしれません。
外資系企業の選考では求められている力を理解するのが大切です。
私の友人が外資系企業で働いていますが、とにかく行動力・交渉力があり、人脈も豊富です。成果主義であるため、目標設定を必ずおこない、チームで協力して達成できるようにお互いにサポートすることが必要なのです。
学生時代のプロジェクトワークやインターンシップ、チームワークなどで結果を出した経験を伝えると良いでしょう。
下記の記事では海外にかかわる仕事で留学経験が有利になるのかについてアドバイザーが回答しているのでこちらも参考にしてみてくださいね。
商社
商社とは、国内外問わず自社の商品を売りたい企業とその商品を買いたい企業の取引の仲介をおこない、双方の安定した販売と調達をサポートする企業です。
留学のガクチカとして、語学力やコミュニケーション力、多様な価値観を使用している人は企業とのマッチ度が高いかもしれません。
特徴としては、規模の大きい案件を任されたり得られるスキルの幅が広いなどが挙げられます。また、国内のみならず海外の企業とやり取りする機会も多いので語学力を活かしてグローバルに働きたいという人やビジネスを通して多くの人と出会いたい人におすすめです。
採用基準としてはTOEIC700点が基準といわれています。
商社のビジネスは、トレード(貿易)と、事業投資(ビジネスに人やお金を投じる)があります。世界を相手にした仕事がしたい、既存の枠を超えた仕事がしたいという人はやりがいを感じられるでしょう。
商社の中でも総合商社は特に人気といわれています。7大商社との違いも併せて紹介しているので、参考にしてみてください。
関連記事
総合商社の仕事が丸わかり! 7大商社の違いと就活術もプロが解説
総合商社とは、幅広い商材・サービスを国内外から仕入れて流通させる業界です。本記事では、総合商社の仕事内容や選考に向けてできることをキャリアコンサルタントとともに解説します。7大商社ごとの特徴も紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
記事を読む
メーカー
メーカーとは、製品を生産する企業のことを指します。留学のガクチカとして、語学力やコミュニケーション力、課題解決力を使用している人は企業とのマッチ度が高いかもしれません。採用基準としては企業によって幅が広く、TOEIC470~800と設定されていることが多いです。
扱う商品の範囲は多岐にわたり、自動車や食品、アパレル、日用品などがメーカーに分類されています。募集職種は、営業、研究開発、商品企画、製造などがあります。特に営業職は海外への営業もあるため語学力やコミュニケーション力が活かせます。特徴としては、最先端のモノづくりにかかわることができたり、海外の顧客との接点があります。
また、経営の安定やホワイト企業が多い傾向があるので安定した環境で長く働きたい人におすすめです。
メーカーでは志望動機が大切です。この記事では簡単に志望動機が作成できる方法を紹介しているので参考にしてみてください。
関連記事
16例文付き! メーカーの志望動機が誰でも作れる5ステップを解説
メーカーの志望動機には、好印象が残る強みを盛り込みましょう。この記事ではキャリアコンサルタントと一緒に、メーカーの志望動機を作る方法と業界で活きる強みについて解説しています。メーカーの志望動機を作る際には16例文も参考にしてくださいね。
記事を読む
IT業界
IT業界とは、「Information Technology(情報技術)」の略で、情報技術を活用したサービスを展開している業界を指します。
留学のガクチカとして、コミュニケーション力や上昇志向、忍耐力を使用している人は業界とのマッチ度が高いかもしれません。採用基準としてはTOEIC700点が基準といわれています。
IT業界は今後も市場規模が拡大していく将来性のある業界であるといわれており、着実にキャリアアップをしたい人や、ほかの人とコミュニケーションを取りながら仕事を進めたい人におすすめです。また、日々目まぐるしく変化していく環境の中でも勉強を怠らず、やりがいを感じられる人は、ITに関する専門的な技術を身に着けることができるでしょう。
文系の学生でもIT企業への就職は可能です。
営業職や人事・総務、商品企画、プロジェクトマネージャー、ユーザーサポートなどの職種に就くこともあれば、ITの研修を受けてエンジニアになる人もいます。
IT業界は将来性がある業界として注目されています。この記事では押さえておきたい今後の動向やトレンドまで解説しているので参考にしてみてください。
関連記事
IT業界を徹底解剖! 押さえておきたい将来性やトレンドまで解説
IT業界とは、情報技術を活用したサービスを展開する業界を指します。この記事では、IT業界に興味を持っている学生向けに、業界の仕組みやトレンドワードなどの就活するうえで押さえておきたい情報を、キャリアコンサルタントと解説します。
記事を読む
観光・旅行・ホテル・航空業界
観光・旅行・ホテルではフロント以外にもドアマン、客室係、コンシェルジュ、営業、企画マーケティングなど仕事内容は多岐にわたります。
さまざまな国の人とかかわる機会が多いため、採用基準としてはTOEIC600点とやや高い傾向にあります。留学のガクチカとして、コミュニケーション力や語学力を使用している人は業界とのマッチ度が高いかもしれません。
外国人観光客への対応など語学力やコミュニケーション力を活かせる場面が多くあります。また、航空業界では客室乗務員、グランドスタッフ、パイロットなどの職種があります。どの職種であっても英会話力が求められるため語学力を活かしたい人におすすめです。
観光・航空業界はインバウンド需要の増加もあり学生に人気です。この記事ではホテルのフロント業務の志望動機を作成するコツや航空業界に就職するための秘訣を紹介しているので参考にしてみてください。
例文8選|ホテルフロントの志望動機は原体験で深みを持たせよう
航空会社の就職術とは? 基本の就活対策から成功の秘訣まで解説
コンサルティング・マーケティング業界
コンサルティングとは、企業が抱える課題を解決するお仕事です。マーケティングとは、コンサルティングをする中での手法の一つになります。
コンサルタントは、顧客に関する市場について常に新しい知識や情報を身に付けておく必要があるので、貪欲に学べる力や好奇心をもっている人が活躍できます。また、顧客との信頼関係を築く必要があるのでコミュニケーション力も必須です。
留学のガクチカとして、コミュニケーション力や積極性、上昇志向を使用している人は業界とのマッチ度が高いかもしれません。採用基準としてはTOEIC700点を基準としている企業が多いといわれています。
コンサルティング業界は志望する学生が多く志望動機の差別化が大切です。この記事では志望動機でアピールするべき内容とNG例を紹介しているので参考にしてみてください。
関連記事
例文12選|コンサルの志望動機で必須のアピール内容とNG例を解説
コンサル業界は志望する学生が多いため、周囲と差別化できる志望動機を作れるかがポイントです。この記事では、まずコンサル業界の魅力を解説。そのうえで、それを盛り込んだ志望動機を作成する方法を説明します。ほかにもアピールすべき要素や避けたい点など、キャリアコンサルタントとともに解説するので、参考にして周囲と差別化しましょう。
記事を読む
教育業界
教育業界でおすすめなのは英会話講師です。留学のガクチカとして、コミュニケーション力や語学力を使用している人は業界とのマッチ度が高いかもしれません。採用基準としてはTOEIC800点が基準といわれています。
海外へ行く人は年々増えており英会話講師の需要は伸びています。生徒は幼児から社会人と幅広く、さまざまな人とかかわりながら働くことができます。語学力、コミュニケーション力を活かして働きたい人にはおすすめです。
コミュニケーション力は自己PRでも使用できます。この記事ではコミュニケーション力の自己PRを3ステップで作成する方法を解説しています。
関連記事
例文12選|コミュニケーション能力の自己PRを3ステップで解説
コミュニケーション能力は企業が学生に最も求める能力といえます。本記事では有効なコミュニケーション能力の自己PR方法について解説しています。
記事を読む
留学経験を魅力的なガクチカにして選考を突破しよう!
留学経験は企業にアピールできるとても良い経験です。自分にしかない経験としてほかの人と差別化することを意識して準備を進めてくださいね。
強みや学びをしっかり伝えることで入社後に活躍できる人材であることをアピールできます。自分がどんな人間でどんな考えを持っているのかをガクチカに盛り込み志望する企業の選考を突破しましょう。
アドバイザーコメント
遠藤 美穂子
プロフィールを見る留学経験からわかるあなたの魅力をガクチカで伝えよう
留学に行く大学生が増えています。学部のカリキュラムで必須になっている人もいれば、大学の提携校で自分の専攻分野での学びを深めた人、長期休暇を利用して短期の語学留学に行った人、自分で留学先を探して住むところの手配まで独力でやり遂げた人もいるでしょう。
今の環境を飛び出して留学に行くということ自体、行動力や挑戦力の表れといえます。留学の準備から現地での学校生活、日常生活では毎日が目新しく、話したいことが盛りだくさんで、話すネタを絞るのに苦労するかもしれませんね。
あれもこれもと薄く広く話すのではなく、自分が努力したと思えるものを1つ、まずは選んでみましょう。
どんな経験も伝え方次第で魅力になる
ガクチカとして話すとしたら、
➀留学の目的は何か
②目的を果たすためにどんな目標を立てたか
③目標を達成するために何をどう頑張ったか
④その結果
⑤留学を通じて気付いたことや自分に起きた変化
について振り返ってみましょう。
華やかなイベントや大きな成果がなくても、自分が留学先で頑張った、あるいは海外にいってみて良かったと思えるのであれば、経験したことを丁寧に伝えてみてください。
執筆・編集 PORTキャリア編集部
> コンテンツポリシー記事の編集責任者 熊野 公俊 Kumano Masatoshi
3名のアドバイザーがこの記事にコメントしました
キャリアコンサルタント/2級キャリアコンサルティング技能士
Mihoko Endo〇メガバンクで法人営業や新人研修講師、採用面接に携わる。現在は「その人らしさを引き出すカウンセリング」をモットーに、大学での就活支援、社会人向けキャリア開発研修をおこなう
プロフィール詳細キャリアコンサルタント/西雄一教育研究所代表
Yuichi Nishi〇大学では就活に関するスキルを身に付けられる実践中心の授業を展開。また、講師として企業で新人や中堅社員に向けてコミュニケーション研修、キャリアコンサルティングをおこなっている
プロフィール詳細キャリアコンサルタント/コラボレーター代表
Yukari Itaya〇未就学児から大学生、キャリア層まで多様な世代のキャリアを支援。大企業からベンチャー、起業・副業など、幅広いキャリアに対応。ユニークな生き方も提案するパーソナルコーチとして活躍
プロフィール詳細