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ガクチカで勉強をアピールするのはだめですか?
ガクチカで話せるような特別な経験がなく、大学の勉強について話そうかと考えています。サークル活動やアルバイトは特に頑張ったと言えるものがありません。
授業で力を入れて取り組んだことならいくつかあるのですが、面接官の方からすると、やはり勉強の話はアピールにならないのでしょうか?
というのも、サークルやアルバイトを頑張っていて、外交的で、キラキラした人が就活がうまくいっているイメージが強いと個人的に感じるからです。
「学生の本分は勉強」とも言われますが、企業が見ているのは学業以外の活動での学びや成果なのでしょうか? 勉強をガクチカとして話す場合に、気をつけるべきことや、効果的に伝えるためのコツがあれば教えていただきたいです。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
勉強も就活の武器になる! 伝え方の工夫で差別化しよう
決して良くないわけではありません。むしろ、ガクチカとして学業について語れる学生は多くないため、それだけで面接官の印象に残りやすいという利点があります。
企業によっては面接で学業についてたずねることもあるので、まったく問題ありません。
ただし、どうしても一人での努力という側面に偏りがちです。
そのため、同じ勉強というテーマであっても、ただ一人で頑張ったと話すだけでなく、友人や教授を巻き込んで勉強会を自ら企画した経験や、仲間同士で切磋琢磨しながら目標を達成した経験などを加えることができるとより高い評価につながります。
具体的な実績や数字で努力を可視化しよう!
客観的な結果として、GPAの成績が優秀であったり、学部で優秀賞を受賞したりといった実績があれば、それが最もわかりやすいアピールになります。
そうした実績がない場合でも、たとえば「1日に何時間勉強した」「予習復習をこれだけ徹底した」というように、具体的な数字を用いて努力の量を示したり、アルバイトやサークルと両立させるために時間をどう工夫したかを語ったりすることで、主体性や計画性をアピールできます。
単に「頑張りました」で終わらせず、当たり前だと思われないような具体的な工夫や事実を伝えることが重要です。
取り組み方を効果的にアピールできればガクチカに勉強はあり
ガクチカとして学業について話すことは、企業にあなたの真面目さや勤勉さ、探求心などをアピールする有効な手段となりますので、まったく問題ありません。
企業は学業以外の活動も見ていますが、学業をおろそかにせず真剣に取り組んだ経験は、あなたの知的好奇心や課題解決能力を示すものとして高く評価される可能性があります。
主体性とプロセスを伝えることで、学業も立派なアピール材料になる
企業がガクチカを通して知りたいのは、あなたがどのような人柄で、どんなスキルや能力を持っているか、そして困難にどう向き合い、どのように乗り越えたかといった点です。
単に「良い成績だった」という結果よりも、その成果を出すために何を考え、どう行動し、何を学んだのかというプロセスを重視します。
学業を通じて得た学びが、入社後にどのように活かせるかを具体的に示すことができれば、企業はあなたが入社後も活躍できる人材だと判断するでしょう。
学業をガクチカとして効果的に伝えるためには、いくつかのポイントがあります。
まず、受け身の姿勢に見えないように主体性を示すことが重要です。「授業に出席した」「単位を取得した」だけでは、学生の本分として当然と捉えられがちです。
なぜその学問に興味を持ったのか、自ら設定した高い目標は何か、授業外での学習や探求活動は行ったかなど、自身の意思で能動的に学びに向き合った姿勢を具体的に示しましょう。
次に、結果だけでなくプロセスを重視して伝えましょう。
良い成績を収めたことはもちろん評価されますが、それ以上にその目標を達成するためにどのような計画を立て、どのように努力し、どんな困難を乗り越えたのかという過程を具体的に話すことで、あなたの粘り強さや課題解決能力をアピールできます。
具体的な行動と数字を盛り込むと説得力が増します。
最後に、学んだスキルと仕事での再現性を結びつける視点です。
学業を通じて身につけた論理的思考力、情報収集力、分析力、計画性、継続力といった能力が、志望する企業でどのように生かせるのかを具体的に述べましょう。
たとえば、「研究で培った仮説検証能力は、御社の製品開発における課題解決に貢献できると考えます」といった形で、企業への貢献意欲を示すことができます。
学業をガクチカとすることは、あなたの真面目さや知的な探求心、そして地道な努力ができる姿勢をアピールする絶好の機会です。
単なる成績の羅列ではなく、あなた自身の成長ストーリーとして語ることを意識してください
以下の記事では採用担当者に響くガクチカの作り方を解説しています。多くの企業の面接で聞かれる可能性が高い質問であるため、事前に回答を準備して確実に高評価を得られるようにしておきましょう。
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