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理系大学院から文系就職は不利ですか?
理系の大学院に在籍しているのですが、研究を進めるなかで、将来は文系の職種に就きたいと考えるようになりました。しかし、学部も大学院も理系だと、文系就職はやはり不利になってしまうのでしょうか?
周りの友人からは「専門が違うから難しいのでは」と言われることもあり、不安を感じています。
理系の知識や研究で培ったスキルは、どのような文系の仕事に活かせるのでしょうか? 具体的な業界や職種があれば教えて欲しいです。
また、文系就職を目指すにあたって、企業にアピールできるポイントがあれば教えてください。同じような経験をされた方や、キャリアコンサルタントの方からのアドバイスをお願いします。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
まったく不利ではない! むしろ強みとして評価される場合も
理系の大学院生が、専門性が直接求められない営業職や事務職といった「文系職」へ就職を目指すことは、決して不利にはなりません。
採用において、企業は大学での研究内容だけでなく、その人が持つ考え方や、学業以外で何をしてきたかという経験全体を見ているからです。
たとえば、専攻が理系であっても、接客のアルバイト経験があれば、それは営業職で求められるコミュニケーション能力のアピールにつながります。
面接で能力を余すことなく伝えることを意識! 対話からコミュ力を示そう
そして、最も重要なのは、専攻という枠に囚われず、面接などの場で実際に能力を示せるかです。
理系学生であっても、対話を通じて「この人は人と話すのが得意そうだ」と面接官に思わせることができれば、営業職として採用される可能性は十分にあります。
そのため、理系のバックグラウンドで培った論理的思考力などを、文系職でどのように活かせるのかを自分なりに明確化し、自信を持って多様な職種に応募することが大切です。
知識やスキルは文系職種でも活かせる! 志望動機の内容が合否をわける
一概に不利とはいえません。
文系の仕事というと、営業、マーケティング、人事、経理、総務、コンサルタントなどが挙げられますが、理系の知識や素養が活かせる場面は多々あるでしょう。
たとえば、メーカーで理系の知識が必要な製品を扱っている場合、大学院で学んだ知識を活かして営業職に就くこともありますし、薬学部出身で薬剤師免許を持つ人がMRになるケースもよくあります。
ただし、「なぜ文系の仕事を志望するのか」という点は必ず聞かれるため、志望動機をしっかりと準備しておきましょう。
論理力・分析力を武器にアピール! 活かせる力を整理してみよう
また、理系大学院で培われた論理的思考力や分析力は、コンサルタントやマーケティング職で高く評価される傾向にあります。
研究活動でプレゼンテーションや資料作成の経験があれば、それもアピールポイントになるでしょう。
大学院での研究活動を通して培われた粘り強さや課題解決能力、Excelなどのツールを使いこなせるITリテラシーも強みになります。
つまり、不利というよりは、むしろスキルや経験を活かせる可能性があるということです。
理系学生が文系就職を目指す際に押さえておきたいポイントは以下の記事でも紹介しています。スムーズに就活を進めるためのコツも解説しているので、併せて確認してみてください。
大学院生の就活の進め方については以下の記事とQ&Aでも解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
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