Q

その他
回答しない

公務員は、理系と文系どっちが有利ですか?

公務員を目指しているのですが、理系と文系でどちらの方が就職に有利ということはありますか?

理系の学部だと専門知識が活かせそうなイメージがある一方、文系の方が試験科目との親和性が高いという話も聞きます。職種によっても、理系や文系で有利不利があるのでしょうか?

公務員の種類や、試験の内容などさまざまな視点から、理系と文系でどっちが有利か教えてください。

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています

国家資格キャリアコンサルタント/2級ファイナンシャル・プランニング技能士

山田 圭佑

プロフィールを見る

理系だと公務員試験の分野で有利にはたらくことがある

どちらが有利かというのは、まず言えないというのが答えになってしまいますね。

ただ、私がもともと理系だったということでお話しさせていただくと、特に中学受験を経験し、大人になるにしたがって理科系科目が得意になってきたという人は、非常に頭の論理性が強いと思います。

それは公務員試験のなかの数的処理や判断推理といった分野で、ものすごい力を発揮することがあります。

そのため、文系の人が試験科目との相性が高いとは一概には言えず、特に数的処理のようなものでは理科系が非常に有利だったりします。

文系でも理系でも得意科目を活かして取り組もう

私の場合も、この数的処理で点数を相当稼いだ経験があります。

文系の人はたしかに法律などになじんでいれば、行政法の分野、たとえば民法などでは有利ですが、それは理科系の人だと数的処理や判断能力などで十分カバーできる部分もあるのかなと思っています。

学部で学んでいることだけでなく、そういった頭の回転の速さ、考え方のようなものが問われていて、数的処理、判断推理のようなものでは、どちらかというと理科系の論理的な頭を持っている人のほうが有利だと言うことができるでしょう。

キャリアコンサルタント/キャリア・デベロップメント・アドバイザー

佐藤 恭子

プロフィールを見る

理系も文系もそれぞれの特性が有利になることがある

理系か文系かでどちらが有利になると言うことはないでしょう。

もちろん分野による差はあります。理系であれば、専門や大学での学びを活かせる分野での仕事や、論理的な思考力、分析力などを活かして活躍ができるでしょう。

また文系であれば、人との対話力などのコミュニケーション能力や文章の作成能力などが活かせるスキルとなるでしょう。

志望する職種や試験を見て強みが活きるものを選ぼう

試験区分や職種を見て、自身の得意分野が活かせる、また仕事そのものに興味や関心が持てるものを選ぶことが大切です。

私が支援している大学では、公務員を目指す学生の支援に力を入れています。学内で試験対策ができる講座を解説していたり、キャリアセンターでも公務員対策の勉強会や面接練習会などを開催したりしています。

公務員志望の学生の多くが大学3年生からこうした講座を受講し、試験勉強をスタートしています。試験の前後に民間企業のエントリーシート()にあたる面接カードの提出を求められます。

志望先によっては論文の提出が必要な場合もあります。

試験を通過すると面接に入りますが、この面接カードを中心に質問をされます。試験が近くなってきたらこのような提出書類の対策も始めておくと良いでしょう。

志望先によってもスケジュールは変わってくるので、早め早めに試験の内容や働き方などを調べて対策を始めていきましょう。

公務員は「安定している」と言われる職業ですが、就活の際にそれだけを伝えるのは良しとされていません。そのため、公務員になりたい理由をどう伝えたら良いかわからないと悩む人もいると思います。以下の記事では公務員になりたい理由の最適な回答を例文付きで解説しています。

関連記事

例文あり|公務員になりたい理由の最適な回答と言語化のコツを解説

当記事では、公務員になりたい理由を明確にするための方法を紹介しています。キャリアコンサルタントが効果的にアピールできるアドバイスもしているため、公務員になりたい理由を上手にまとめられない人は参考にしましょう。

記事を読む

例文あり|公務員になりたい理由の最適な回答と言語化のコツを解説

あなたが受けないほうがいい職業をチェックしよう

就活では、自分が適性のある職業を選ぶことが大切です。向いていない職業に就職すると、イメージとのギャップから早期の退職に繋がってしまいます。

そんな時は「適職診断」を活用して、志望する職業と自分の相性をチェックしてみましょう。簡単な質問に答えるだけで、あなたの強み・弱みを分析して、ぴったりの職業を診断できます。

適職診断で強み・弱みを理解し、自分がどんな職業に適性があるのか知りましょう。

簡単な質問に答えて、あなたの強み弱みを分析しよう。

今すぐ診断スタート(無料)

こんな人に「適職診断」はおすすめ!
・自分の強みと弱みがわからない人
・楽しく働ける仕事がわからない人
・時間をかけずに自己分析をしたい人

その他関連Q&A

TOP

PORTキャリア