「計画性がある」という強みを伝える際には、目標達成に向けてどのような計画を立てて、どのように実行してきたのかを、エピソードとともに詳細に伝えることが非常に重要です。

ただ計画を立てたというだけでなく、その結果どのような良い成果が得られたのか、また、計画どおりに進まなかった場合に、どのように改善し、乗り越えたのかといった点を伝えられると、より深みが増します。

立てた計画だけでなく結果まで含めてアピールしよう

「計画性がある」だけでは「計画を立てる能力がある」という話にとどまってしまいます。実際にどのような行動をして、どのような結果につながったのかまで具体的に話しましょう。

たとえば、計画を立てるだけの人は多いですが、それを実行し、結果まで検証している人は少ないものです。理想を語るだけでなく、現実的にどのように取り組んだのかを伝えることが大切です。

計画を立てるだけでなく、その後の推進力や、問題が発生した際の修正力なども合わせて伝えられると良いですね。特に、うまくいかなかったときにどのように立て直したかという経験は、問題解決能力のアピールにもつながります。

以上の点を押さえて、自分自身の計画性を伝えていきましょう。

「計画性がある」という長所を自己PRで伝える際は、「計画性がある」という言葉をそのまま強みとしてアピールして問題ありません。

経済産業省が提唱する「社会人基礎力」にも「計画力」は含まれています。最も大切なのは、その計画性を裏付ける「具体的なエピソード」を伝え、採用担当の人がその会社での活躍をイメージできるようにすることです。

そのためには、いかに納得してもらえる具体的なエピソードを伝えられるかが大切になります。

計画性はどの企業でも求められる！ 自信を持って伝えよう

「計画性」という強みは、どのような企業にも有効です。

どんな仕事でも目標設定とそこからの逆算アプローチは必要であり、課題分析能力などともかかわるため、計画性があるほうが確実に強みとして受け取られます。

そのため、自身の計画性に関するエピソードを準備して、自信を持って伝えましょう。