どんな仕事にも興味が持てない場合は、まず客観的な視点を取り入れてみるのが良いでしょう。

一つは、適性検査を受けてみることです。

あくまで目安ですが、自分では思いもよらなかった分野に興味を持つきっかけになるかもしれません。

意外と多くの学生が、明確な目標なく就職活動を始めています。

「人」をヒントに探してみる！ 周りの声に耳を傾けよう

それ以外の方法としては、身近な人で「仕事が楽しそう」にみえる人に話を聞いてみたり、「自分はどんな仕事に向いていそうか」を友人にたずねてみたりするのも有効な手段です。

自分一人で考えこまず、外からの情報をヒントにすることで、自分では想像もしみなかった新たな可能性が開けるかもしれません。

すぐに自分の興味をみつけるというのは、実はとても難しいことなんです。

多くの学生が、あなたと同じようにそういった壁にぶつかっていると思ってください。

焦る気持ちもわかりますが、みんな同じように悩んでいますから、まずは自身のペースで興味の持てる部分を探していってほしいと思います。

まず、手当たり次第に企業研究を深める前に、自身の自己理解を深めることがとても重要です。

これまでの過去を振り返ってみて、どんなことに楽しさを感じたか、どんなときに満足感が得られたか、といった出来事を思い出してみましょう。

過去のワクワクした体験が未来のヒントになるかもしれない

どんなときに集中できていたか、何かにワクワクしていたか、といったことでもかまいません。

そういった過去の経験のなかに、興味のヒントが隠されている場合が多いです。

そうやってじっくりと自分自身と向き合うことで、だんだんと自分の興味の方向性というものが見えてくるはずです。

市販されている適性検査や、インターネットで受けられる適性診断などを活用して、客観的に自己理解を深めていくというのも良い方法だと思います。

そして、自己理解がある程度深まった次の段階として、具体的な仕事理解を深めていくようにすれば、きっと自身の興味に近い企業や仕事内容を選んでいけるようになるのではないでしょうか。