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OB訪問の準備としてやることは何ですか?
OB訪問を控えているのですが、具体的に何をすれば良いのかがわからず、不安を感じています。
企業や業界への理解を深めるため、また、実際の働き方や社風を知る貴重な機会だと聞いていますが、漠然と話を聞くだけで終わってしまわないか心配です。
OB訪問を最大限に活用するために、事前にどのような準備をして、当日どのようなことを意識して臨めば良いでしょうか?
具体的な質問内容や、OBの方への失礼のない対応など、アドバイスをいただけますと幸いです。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
OB訪問は貴重な機会! そこでしか聞けない質問で有意義な時間にしよう
OB・OG訪問を有意義な時間にするために何を準備すれば良いか、気になりますよね。リアルな声を聞ける貴重な機会なので、ポイントを押さえて準備していきましょう。
まず、質問内容については「説明会や人事担当者には聞けないことは何か?」という視点で考えるのが基本です。
人事は採用のプロですが、必ずしも現場の業務に精通しているわけではありません。
そのため、訪問先の社員の人が実際に担当している「具体的な仕事内容」や「一日のスケジュール」、「仕事のやりがいや大変な点」など、実務に関する質問を準備すると、働くイメージがより明確になります。
また、残業の実態や職場の雰囲気といった、少し聞きにくいこともOB・OG訪問なら聞きやすいです。
たとえば「普段は何時ごろまでお仕事をされていることが多いですか?」のように、フランクな聞き方で確認してみるのも良いでしょう。
当日のマナーと感謝の気持ちを忘れないで! 主体的に臨もう
次に、失礼のない対応についてですが、約束の時間を守る、丁寧な言葉遣いを心掛けるといった基本的なマナーはもちろん大切です。
そして、それ以上に重要なのが「主体的な姿勢」でしょう。貴重な時間を作ってくれる相手に対し、「何か話してください」と受け身で臨むのは大変失礼にあたります。
「自分が話を聞きたいから、この場を設けていただいたのだ」という当事者意識を忘れず、聞きたいことを事前にしっかり準備していきましょう。
その熱意ある姿勢こそが、相手に最も良い印象を与えます。万全の準備で、実りある訪問にしてくださいね。
OB訪問では個に対する質問がカギ! リアルな体験談を引き出そう
OB訪問を充実させるための、より具体的な準備と当日のコツについて話しますね。
まず事前準備として、話を聞く人の所属部署や担当している仕事内容について、可能な範囲で調べておきましょう。相手のことを理解したうえで質問することで、より的を射た、深い対話ができます。
そのうえで、「具体的な仕事内容」「仕事のやりがい」「求められるスキル」「入社前とのギャップ」といった聞きたいことをリストアップしてください。
ここで一つ、質問のコツがあります。それは、相手が「私」を主語にして語れるような問いかけをすることです。
たとえば「御社では……」と組織について聞くよりも、「〇〇さんは、この仕事のどんな点に一番やりがいを感じますか?」と聞くほうが、その方自身のリアルな体験談や想いを引き出せますよ。
後から後悔しないためには質問の優先順位が大切! 自分のなかで整理しておこう
当日は、時間厳守や清潔感のある服装といったマナーが第一です。
また、限られた時間を有効に使うために、質問リストには「これだけは絶対に聞きたい」という優先順位をつけておきましょう。
そして面談の冒頭で、「本日は、主に仕事のやりがいとキャリアパスについてお伺いしたく、いくつか質問を準備してまいりました」というように、質問したいことの全体像を伝えるのも非常に効果的です。
相手も話のポイントを掴みやすくなり、スムーズな対話につながります。
こうした丁寧な準備と当日の工夫が、相手への敬意の表明となり、あなた自身の深い学びにつながります。頑張ってくださいね。
OB・OG訪問のアポの取り方や実際の流れなどについては以下の記事で解説しています。「どのような流れで進めれば良いかわからない」と疑問を持つ人は、事前にチェックしておきましょう。
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