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リモートワークができる職種は資格が必要ですか?

就活を始めたばかりの学生です。満員電車が嫌いなので、欲を言えば就職先はリモートワークの働き方が良いなと考えているのですが、リモートワークができるような職種は、何かしら資格などが必要なものが多いのでしょうか?

逆に、資格がなくてもリモートワークで働きやすい職種があるならそれも知りたいです。またそうした職種でリモートワークをする場合、資格以外に必要なスキルなどはあるのでしょうか?

今後の仕事選びの参考のため、ぜひアドバイスいただきたいです。

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

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キャリアコンサルタント/キャリアコンサルティング技能士

瀧本博史

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資格よりもスキルと実績が重視される

リモートワークを前提に仕事を探す際、必ずしも公的な資格が必要というわけではありません。

たとえば、プログラマーやWebデザイナー、ライター、SNSマーケター、カスタマーサポートなどの職種は、実務スキルや成果物によって評価されることが多く、資格がなくてもポートフォリオやこれまでの実績を示すことで十分にアピールできます。

翻訳者や語学教師も、必須資格がなく応募できる場合が多いです。しかし、関連する資格や検定を持っていると信頼度が高まり、より多くの案件獲得につながることがあります。

一方、会計士・税理士、社会保険労務士、宅地建物取引士などの士業は、法律で定められた独占業務があるため、該当する資格の取得が必須です。

これらの専門職でも、近年はリモートワーク可能な求人が増加傾向にあります。

また、医療事務については、民間資格が推奨されることが多いものの、必須資格ではなく、無資格でも応募できる求人も存在します。

ファイナンシャルプランナー(FP)や通訳案内士なども資格があると信頼性が高まり、リモート案件の受注に有利ですが、必須ではありません。

無資格の場合は社会人に必要な3つのスキルを鍛えよう

資格がなくてもリモートワークで働きやすい職種に共通するのは、自己管理能力、コミュニケーション力、ITリテラシーです。

自己管理能力とは、納期を守り、タスクを可視化して一人で進められる力を指します。

たとえば、TrelloAsanaなどのタスク管理ツールを使いこなしたり、Googleカレンダーでスケジュールを共有したりすることが求められます。

一方、コミュニケーション力とは、対面ではなくチャットやビデオ会議で意図を的確に伝え、質問や依頼をスムーズにおこなう力です。SlackZoom、メールでのマナーを身につけ、レスポンスの速さや明確さを意識することが重要です。

また、ITリテラシーとしては、VPNやリモートデスクトップ、クラウドストレージといったリモートワークに必要なツールを使いこなす力が挙げられます。

これらのスキルはオンライン講座やYouTubeのチュートリアルなどで学ぶことができるため、学生のうちから触れておくと就職活動の際にアピール材料になります。

まとめると、リモートワークを希望する場合、まずは自分の興味がある分野で成果物を示せるスキルを磨き、ポートフォリオを整備することが大切です。

士業などの専門職を目指す場合は、該当する資格の取得が必要です。

非専門職であれば、自己管理能力・コミュニケーション力・ITリテラシーを高めることで、資格がなくてもリモート案件を獲得できる可能性が十分にあります。

自分のキャリアプランに合わせて、必要なスキルや資格を選び、早めの準備を心がけましょう。

国家資格キャリアコンサルタント

馬場 岳

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資格よりも重視されるのは専門スキルと実績

リモートワークに興味があるというのは、これからの働き方としてとても良い選択ですね。

リモートワークができる職種には、確かに資格が必要なものもあるものの、資格がなくても働きやすい職種もあります。

資格が求められやすいリモートワークの仕事としては、たとえばITエンジニアやWebデザイナー、翻訳者などが挙げられます。これらの分野では、専門知識やスキルを証明するために資格があると有利です。

ただし、資格が必須というわけではなく、実務経験やポートフォリオ、スキルの証明のほうが重視されるケースも多いです。

資格なしの場合は自己管理力を高めることが必須!

一方で、資格がなくてもリモートワークしやすい職種もあります。たとえば、カスタマーサポート、データ入力、コンテンツライターなどは、資格なしでも始めやすい仕事です。

ただし、これらの仕事でも、パソコン操作スキルやコミュニケーション能力、自己管理能力はとても大切です。

特にリモートワークは自分で時間管理をしたり、オンラインで円滑に連絡を取ったりするスキルが求められるので抑えておきましょう。

何より資格よりも大切なのは、仕事に必要なスキルをしっかり身につけて、自己管理ができることです。そして、オンライン環境でのコミュニケーション力を磨くことです。

焦らず、自分の興味や得意分野から少しずつチャレンジしてみてくださいね。

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