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二次面接で不採用になる理由を教えてください。
かなり志望度が高く、説明会やインターンシップもたくさん行っていた会社に二次面接で落ちてしまいました。
一次面接は面接官が中堅社員の方で、学生時代力を入れたことや志望動機など、よくある質問をされ、そちらは難なく通過できたと思っています。
二次面接は現場部長で、一次面接が幅広く聞かれたのに対し、二次面接は深掘る形で質問されました。
かなり志望度が高く、一次面接のときは感心した様子で聞いてもらえたのに、二次面接では面接官の反応が薄く、結果的に落とされてしまいました。
今後こんな悔しい思いをしたくないので教えていただきたいのですが、二次面接で不採用になる理由って何ですか?
二次面接ならではの観点などあれば教えていただきたいです。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
二次で落ちる理由はミスマッチ! 企業への理解度を見られている
二次面接は、一次面接とは見られるポイントが大きく異なります。基本的な能力の確認だけでなく、あなたの個性や価値観が、仕事内容や企業文化と本当にフィットするか、という「マッチング」の精度がより深く、厳しく見られる段階です。
たとえば、チームでの協調性を非常に重視する企業に対して、「一人で何でもスピーディーに進めるのが得意で、将来的には起業したいです」とアピールしたとします。
その能力自体は素晴らしいものですが、「うちの会社のやり方とは合わないかもしれない」と判断され、ミスマッチを理由に見送られてしまう可能性があるのです。
二次面接でうまくいかない場合、多くはこうした企業とのズレが原因です。
また、志望動機に具体性がなかったり、企業情報の調査が不足していたり、自己PRが浅かったりすると、「うちの会社を本当に理解してくれているのだろうか?」と見なされ、不採用につながってしまいます。
この段階を突破するためには、面接官の質問の意図を的確にとらえ、自身の経験にもとづいた具体的なエピソードを交えて答えられるよう、入念に準備しておくことが大切です。
そして、企業への理解度や入社意欲を示すうえで、「何か質問はありますか?」という逆質問への準備も抜かりなくおこないましょう。
最も重要なのは、事前にその企業の仕事の進め方や文化をしっかりと把握し、それに合わせた自己アピールを意識することです。これが、ミスマッチによる不採用を防ぎ、内定を掴むための鍵となります。
逆質問を有効活用することが二次面接突破につながる!
特に、面接の終盤で問われる「逆質問」や、面接全体を通して試される「質問意図の理解」は、合否を分ける重要なポイントになりますので、併せて対策のコツを話します。
まず逆質問ですが、これは単なる疑問解消の場ではなく、「企業理解の深さ」と「入社意欲の高さ」をアピールする絶好の機会です。
たとえば、一次面接で聞いた内容を踏まえ、「一次で〇〇と伺いましたが、その点についてもう少し詳しく教えていただけますでしょうか」と深掘りすると、「前回の話をしっかり理解しているな」という好印象を与えられます。
また、自身で調べた情報をもとに、「先日OB訪問で〇〇様からお話を伺い、△△という点に大変共感しました。この認識で合っていますでしょうか」というように、主体的に情報収集している姿勢を見せるのも非常に効果的です。
さらに、「貴社でご活躍されている方には、どのような共通点がありますか?」といった、入社後の自分の姿を重ね合わせるような質問も、意欲の高さが伝わるのでおすすめですよ。
このように逆質問で意欲をアピールする一方で、面接官からの質問に対しては、その意図を的確にとらえて応答することが求められます。
この「質問の意図をとらえる力」は、難しく感じるかもしれませんが、本質は「相手が本当に知りたいことは何か」を考える力であり、日々のトレーニングで鍛えることができるため安心してください。
最も効果的なのは、普段の友人や家族との会話のなかで、相手の話を聞きながら「要するに、こういうことだよね?」と頭のなかで要約したり、実際に確認したりする癖をつけることです。この「伝え返し」を意識するだけで、人の話の要点をつかむ力は格段に向上します。
就職活動に特化して練習するなら、キャリアセンターなどでの模擬面接で、面接官役に「そのご質問は、〇〇という点で認識合っていますでしょうか?」と意図を確認する練習を繰り返すのが良いでしょう。
逆質問の準備も質問意図を掴む練習も、特別なトレーニングというよりは、日々のコミュニケーションから意識を変えていくことが、面接での対応力向上に直結します。ぜひ今日から試してみてくださいね。
学生と企業の間のズレが原因! 企業研究の深さが合否を分ける
「二次面接で不合格になるのは、なぜでしょうか?」という質問ですね。一次面接を通過したにもかかわらず、二次でうまくいかないのには、はっきりとした理由があります。
二次面接で合否を分ける最大のポイントは、「学生のやりたいことと、企業の方向性との間にズレがないか」という点です。
一次面接は基本的な能力で通過できても、二次面接ではより深く、あなたと企業との相性が見られています。不合格となる多くのケースでは、自己分析の深掘りが足りなかったり、企業研究が不十分だったりすることが原因です。
「入社して何がしたいですか?」といった踏み込んだ質問に対して的確に答えられないと、「熱意が低い」「理解が浅い」と判断されてしまうでしょう。
働く姿を具体的にイメージして熱意を伝えきろう!
では、この「ズレ」をなくし、二次面接を通過するためにはどうすれば良いのでしょうか。
鍵となるのは、「もし自分が入社したら」という視点で、より具体的に働く姿をイメージすることです。
そのうえで、その仕事で求められる専門知識や、その業界が今どんな課題に直面しているか、また企業が事業を通じて何を達成しようとしているのか、そしてどのようにして利益を生み出しているのか、といった点について詳しく調べてみてください。
こうした企業や業界に対する深い理解があって初めて、「だから私は、この会社でこんな挑戦がしたい」という、説得力のある話ができます。
二次面接は、あなたが「この会社で働く」ということを、どれだけリアルに、そして深く考えているかを伝える場です。ぜひ、具体的な視点を持って準備に臨んでください。
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