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一次面接が短いのは不合格のサインですか?

就職活動の一次面接が予想よりも早く終わってしまい、不合格だったのではないかと不安です。面接時間が短いと、やはり不合格のサインなのでしょうか?

面接官の反応も悪くなかった気がするのですが、あっという間に終わってしまって、伝えたいことを十分に伝えられなかったのではないかと後悔しています。

他の人はもっと長く面接していると聞くので、もしかしたら自分に興味を持たれなかったのかもしれないと心配です。

一次面接の時間が短い場合、考えられる理由は何でしょうか? また、短い面接時間で合否が決まることはありますか?

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています

キャリアコンサルタント

久野 永理

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質問に的確に答えられていれば早く終わることはある

面接時間が想定より短く終わったからといって、それが不合格のサインとは限りません。

一次面接では、質問に対して応募者が的確に答えられるか、その内容に納得できるかを見ています。

面接官があなたの回答を聞いて、疑問が解消されたり、求めている答えが得られたりした場合は、それ以上深掘りせずに次の質問へ移ることがあります。

そのため、結果的に全体の時間が短くなるケースは少なくありません。

限られた時間でいかに考えや熱意を伝えられるかが重要

また、面接官が一人で対応するのか、二人で対応するのかといった人数によっても進行のペースは変わってきます。

時間の長短で合否が決まるわけではないので、短いから不合格、長いから合格というわけではありません。

大切なのは、限られた時間のなかでいかに自分の考えや熱意を伝えられるかなので、その点は心配しなくても良いでしょう。

キャリアコンサルタント/キャリア・デベロップメント・アドバイザー

佐藤 恭子

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短い一次面接では雰囲気チェックがおこなわれているかも

個人面接の場合、一次面接の時間は20分から30分程度が一般的ですが、短い場合は15分、長い場合は60分というケースもあります。グループ面接の場合は、30分から40分程度で、一人あたりの持ち時間は10分程度と考えると良いでしょう。

面接の回数(最終面接までのステップ)によっても、一次面接にかける時間は変わってきます。

10分程度の短い面接では、主に雰囲気チェックがおこなわれます。自社や顧客に合う雰囲気か、応募者の人柄や第一印象を見ていることが多いでしょう。

以前、ある旅行会社の人事担当者が面接官に「一緒にランチを食べに行きたいと思う人を二次面接に上げてください」と伝えていたという話があります。

これは、応募者の雰囲気や人柄が企業にマッチしているかを重視する、一次面接の評価基準をわかりやすく表している例と言えるでしょう。

確認事項がチェックできれば早く終わることもある

短い面接が必ずしも不合格のサインであるとは限りません。企業は一次面接で確認すべき内容やフォーマットを定めており、最初のやり取りの中でそれらが確認できれば、そこで合格として面接を終了するケースもあります。

そのため、面接が短く終わったからといって、すぐに不合格だと悲観する必要はありません。

短い面接の中で手応えを感じるのは難しいかもしれませんが、逆質問の時間をうまく活用したり、面接官と円滑なコミュニケーションを取ったりすることが重要です。

面接を終えた学生の話を聞くと、「会話が楽しかった」と感じた人の方が通過率が高い傾向にあります。面接官との間で会話が成立し、良いコミュニケーションが取れたかどうかは、手応えを感じるうえで非常に大切な要素と言えるでしょう。

 

以下の記事では、採用担当者のどのような行動が面接の合格フラグであるのか、それをどう見極めるべきかなどを解説しています。面接後に「合格かどうか不安」と悩んでいる人は、ぜひ参考にしてください。

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