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ガクチカでは「困難な経験」がないと不利ですか?

就職活動中の大学3年生です。「学生時代に力を入れたこと(ガクチカ)」を書こうとしているのですが、困難を乗り越えた経験がないエピソードは良くないでしょうか?

サークルやアルバイトはしてきましたが、ゆるく活動していたので、「大きな壁を乗り越えた!」といえるような経験はありません。

サークルやアルバイトに費やした時間は長いですが、そういった活動よりも、たとえば受験のような、困難を乗り越えた経験の方をアピールしたほうが良いのでしょうか?

自分の強みや学びを効果的に伝えるための具体的なエピソードの見つけ方や、書き方について、何かアドバイスがあれば教えてください。

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています

キャリアコンサルタント/キャリア・デベロップメント・アドバイザー

佐藤 恭子

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ガクチカに何かを乗り越えた経験は不要! エピソードの工夫が鍵

いいえ、ガクチカに困難な経験が入っていなくてもまったく不利にはなりません。

「特別な経験がないので、書けることがない」と悩む学生は多くいますが、心配する必要はないので安心してください。

私のこれまでの経験上、上記のように悩む学生の話を詳しく聞いてみると、何もしてこなかったという人は1人もいません。多くの人は、自分が自然におこなっていることの価値に気づいていないだけです。

第三者の視点も活用しつつ自分の見えていない魅力を見つけよう!

ガクチカは本当に些細なことで構いません。

アルバイトやゼミのグループ活動のなかで、何かに気づき、少し工夫して状況を改善した経験があれば、それは立派なガクチカになります。

もし自分で見つけられない場合は、キャリアセンターのカウンセラーや信頼できる友人、家族など、第三者の視点からアドバイスをもらうと、意外な強みやエピソードに気づけることがありますよ。

国家資格キャリアコンサルタント/アフィリエイテッド ファイナンシャル プランナー

田村 友朗

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ガクチカは結果よりプロセス! 「何に力を入れたか」が重要

まず結論からいえば、いいえです。ガクチカに困難を乗り越えた経験は必須ではありません。

ガクチカで問われているのは、何かを成し遂げたという結果そのものではなく、「何に力を入れたか」「なぜそれに情熱を注いだのか」というプロセスなのです。

順風満帆な経験でも、そこでの学びを語ってアピールにつなげよう

もちろん、困難を乗り越えた経験は魅力的なストーリーになりますが、それがすべてではありません。

順風満帆に進んだことであっても、そのなかで何を考え、何を学んだのかをご自身の言葉で語れれば、それで十分にアピールできます。

「アピールできるガクチカがない」と悩みを抱えている人は、以下の記事を参考にしてください。ガクチカを見つけ出し、就活で存分にアピールできる方法を解説しています。

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私はサッカー部で「東京都のリーグ1位」を目標に活動していました。リーグ戦ではチームの士気が下がり、なかなか勝ちを収められなくなることもありました。そこで私はチームを分析し、競争意識の低下が課題だと推測し、主将とともに「日替わりで指定された部員がその日のMVPを発表する」活動を導入しました。すると、チーム内に競争意識が芽生えると同時に、MVP発表時だけではなくプレー中にも仲間同士を褒めあうようになりました。結果として目標に届きませんでしたが、入部以来最高の3位でリーグ戦を終えることができました。これは、互いを鼓舞する雰囲気ができたことで、チームがひとつにまとまった結果だと思います。サッカー部の活動を通してひとつの目標にむかっていくむずかしさ、楽しさを学ぶことができました。それを教えてくれた仲間はかけがえのない宝物です。社会に出た後も、よりよい組織づくりのだめに自ら考え、行動していくつもりです。

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