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就活の自己PRで傾聴力をアピールしても良いでしょうか?
就職活動の自己PRで、自分の強みとして「傾聴力」をアピールしようかと考えています。
傾聴力はコミュニケーション能力の一つとして重要だとは思うのですが、企業の人事担当者はこの能力をどのように評価しているのでしょうか?
「話を聞くのが得意」というだけでは、漠然としすぎていて、他の就活生と差別化できないのではないか、また積極性がなく受け身だと思われてしまわないかと不安です。
傾聴力を自己PRで効果的に伝えるためには、どのような点に注意すれば良いでしょうか? 具体的なエピソードの選び方や、どのように深掘りして伝えれば、採用担当者に「この人は入社後に活躍してくれそう」と思ってもらえるのか、アドバイスをお願いします。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
傾聴力は強みになる! 受け身じゃない魅力を伝えよう!
傾聴力を自己PRでアピールすることはまったく問題ありません。社会に出ると、人とのコミュニケーションのなかで仕事を進めることが多くなります。
傾聴力があることで、ほかの人の話を遮らずに聞いたり、内容をまとめたりする力がアピールできます。
特に、周囲との信頼関係を築くうえでも欠かせないスキルとして評価されやすいです。面接官にも「一緒に働きやすい人だ」と感じてもらえる可能性が高まります。
エピソードを添えて、あなたの貢献度を具体的に示そう!
エピソードを加えて具体的に説明することで、受け身という印象ではなく、チームでの協調性や問題解決能力の高さを示すことができます。
傾聴を通じてどのように物事が前進したか、あなたの行動がチームにもたらした成果にまで触れられると、より説得力が増します。
会議やチームでの仕事において、傾聴力は非常に重要なスキルであり、入社後の活躍も期待されるでしょう。
傾聴力をアピールするなら語るのではなく示すことが大切
「傾聴力をアピールする」という言葉自体が、ある種の矛盾を内包している表現です。
ある候補者が面接で「自分には傾聴力があります」と熱心に長時間自己PRを続け、面接官が遮って質問しようにもできず、困っているという状況を想像してみてください。
自己PRの内容と矛盾したコミュニケーションになってしまいますね。つまり傾聴力は自己PRのネタとしては、やや使いにくい能力なのです。
言葉で伝えるよりも、実際の面接で傾聴姿勢を体現する方が効果的
私の考える傾聴力とは、相手を尊重し、その話に強い関心を持って耳を傾けるだけでなく、全身と心を使って向き合い、相手からより良い、より深い話や発想を引き出すための技術です。
黙って話を聞いているだけではなく、頷きやあいづちを上手に使いこなす、受け身でなくむしろアクティブな行動です。
この技術を面接時に、相手に効果的に伝えたいのであれば、下記のように伝えてみることも一つの手です。
例文:
私の長所は傾聴力の強さです。それを皆さまにわかりやすくお伝えするため、こちらから質問をさせていただきたいです。そこから1分間だけ私と会話をしてもらえないでしょうか?
傾聴力が役に立ったエピソードの紹介などよりも、より印象的でなおかつ深い自己PRができると考えます。
自己PRで自身の傾聴力をアピールしたいと考えている人は以下の記事を参考にしてください。傾聴力を語るうえでのポイントを解説しています。
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14例文|傾聴力の自己PR作成に欠かせない必勝3ステップ
「傾聴力」で自己PRを作成するには、他の学生との差別化が重要です。この記事では、差別化に重要なポイントを例文を交えてキャリアコンサルタントが解説します。あなただけの「傾聴力」の強みをアピールして選考を通過しましょう。
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