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転職でOB訪問は有効ですか?
現在転職活動をしているのですが、転職においてOB訪問は有効なのでしょうか?
新卒の就職活動ではOB訪問が推奨されているイメージがありましたが、転職ではあまり聞かないので、必要性があるのか疑問に感じています。もし有効だとしたら、どのような目的で、何を質問すれば良いのかも知りたいです。
転職活動を成功させるために、OB訪問をどのように活用すれば良いか、具体的なアドバイスをお願いします。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
転職のOB・OG訪問は難易度が高め! 社会人として適切な対応を
転職の際にOB・OG訪問をおこなうことについて、有効な面はあります。しかし、転職におけるOB訪問は一般的ではないので、依頼する際は失礼のないよう十分な準備が必要です。
すでにビジネスパーソンである人が、ほかの企業のビジネスパーソンに対して仕事内容をたずねるというのは一般的ではないため、学生のように「慣れていないから仕方ない」とは見られません。
マナーや下調べをしっかりおこない、聞きたいことを明確にして臨む必要があります。その点では難易度が高いといえるでしょう。
間違った目的で臨むとマイナス評価のリスクもある!
自分で調べてどうしてもわからないことがあればOB訪問をするのも良いですが、あまり学生のように積極的にやることはおすすめできません。実際に転職活動でOB訪問をする人は多くないのが事実です。
「OB・OG訪問をすれば面接に有利になるかも」という目的でやるのであれば、逆効果になる可能性すらあります。
上記のような意味合いで言うのであれば、学生は「やる気があるな」といったポテンシャルを見る傾向にあるため効果的に働く場合もありますが、中途採用では、その人のスキルや経験、社風との合致度が重視されるため、あまり効果的ではありません。
OB訪問は、あくまで仕事内容をリアルに知るための情報収集としてやるのであれば有効な面があります。目的が異なると、かえってマイナスになるリスクもあることを理解しておくべきでしょう。
転職でのOB・OG訪問は新卒よりも明確に目的を設定して臨むべし
第二新卒かそれ以外かにもよりますが、転職活動においてOB・OG訪問は珍しいケースといえます。
近年、企業説明会やインターンシップが主流となり、新卒採用においても個別におこなう学生は減少傾向にあるようです。特に、効率性が重視される転職活動では、一般的ではないのが実情だと思います。
しかし、もし知っている先輩がその企業に在籍しているなど、訪問する機会があれば実施を検討しても良いかもしれません。
ミスマッチを防げるような深掘り質問を準備しよう
転職時のOB・OG訪問の目的は、企業のWebサイトなどには載っていないリアルな情報を得ることです。
「転職に有利だから」という観点で臨むのではなく、入社後のミスマッチを防ぐために、実際の社内の雰囲気や社員の率直な感想を聞くことが重要になります。
具体的な質問としては、転職経験者という立場を活かし、前職での経験をもとに「現在の会社と比較して良い点・悪い点は何か」「福利厚生や残業の実態はどうなっているか」などを尋ねると、より有益な情報を得られます。
結論として、転職活動でOB訪問は必須ではありませんが、目的を明確にして臨めば企業理解を深める有効な手段となるはずですよ。
OB・OG訪問のアポの取り方や実際の流れなどについては以下の記事で解説しています。「どのような流れで進めれば良いかわからない」と疑問を持つ人は、事前にチェックしておきましょう。
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