Q
就活に完全に出遅れました……。
友人がすでに内定を複数持っていると聞き、衝撃を受けました。今さら出遅れてしまったことに気づき、どうしたら良いのかわかりません。
まずは何から手をつけるべきでしょうか。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
他人と比較せず自分のペースでマッチした企業を探すことが重要
まずは、落ち着いてください。就職活動は自分自身との戦いであり、他人との比較ではありません。友人が内定を持っていることは彼らの結果であり、あなたの進行状況を評価する基準になりませんよ。
あなたがまだ就職活動に着手していない場合と、選考は受けているが内定がまだない場合の2つのケースについて、それぞれの対策をお伝えします。
就職活動にまだ着手していない場合
まずは、自分自身を知ることから始めましょう。自分の強みや興味、大事にしたい価値観を理解し、それを活かせる職種や業界を探すことが重要です。次に、その業界や職種についてリサーチし、自分がどのようにその中で活躍できるかを考えてみてください。
そして、自己PRやエントリーシート(ES)の作成、面接対策など、具体的な就職活動に向けての準備を始めましょう。
選考は受けているが内定がまだない場合
まず、これまでの選考結果を振り返り、何が足りなかったのか、どこで改善が必要だったのかを分析してみましょう。たとえば、自己PRの内容、面接時の対応、あるいは選んだ企業と自分がミスマッチだったのかなどを理解することが重要です。
次に、その分析結果を元に改善策を立て、再度選考に臨みましょう。また、これまでとは異なる業界や職種にも視野を広げてみることも一つの方法です。
どちらのケースでも、焦らず、自分自身を信じて、一歩一歩進んでいきましょう。あなた自身が自分のキャリアをもっともよく理解している人です。必要であればキャリアコンサルタントなどの専門家に添削や面接練習を依頼して、自分のペースで進めていきましょう。
自己分析のやり方はこちらの記事を参考にしてください。自己分析を業界・企業選びに活かす方法も解説しているので、併せてチェックしてくださいね。
こちらの記事では、効果的な面接練習の方法を解説しています。1人でもできる面接練習や、状況別の練習方法を解説しているので、参考にしてくださいね。
慌てず一つひとつ丁寧に巻き返そう
文面から質問者さんは大学4年生だと推察します。質問者さんの就活の進捗状況について詳細がわからないので、2つのパターンに分けてお伝えしますね。
まず、就活にまったく着手していない場合です。ここで注意すべきなのは、慌ててやみくもにエントリーをしても、面接で思うように答えられず、うまくいかないまま時間だけが過ぎてしまう事態になりかねないということです。
ここは慌てずに、一つひとつ丁寧に就活のステップを踏んでいく方が確実です。
まずは就活サイトに登録し、就活に関する情報収集ができる状況を作ること。自己分析をして自分が興味あることや得意なことを言語化すること。
そのうえで業界や職種について調べ、興味が湧く分野を見つけること。興味が湧いた業界や職種があれば、関連する企業を就活サイトなどで検索してエントリーすること。遠回りなようですが結局はこれが確実です。ここから始めましょう。
自己分析を深めたり他者の協力を得て面接に備えよう
次に、選考は受けているが内定がゼロの場合です。これは原因がいくつか考えられます。まず、自己分析が不十分で考えが深まっていないケース。このケースだと、ESなどの書類選考からなかなか通過しにくい状態になっている可能性が高いです。
書類選考は通るものの面接が通過できない場合は、自己分析はある程度できているので、面接のやり方を見直す必要がありそうです。この場合は一人ではなかなか難しいので、誰かほかの人に協力を仰ぐのが効果的です。
大学のキャリアセンターの人や就職エージェントの人に面接練習をしてもらい、フィードバックをもらうことで、今まで気付かなかった改善点が見つかることがあります。
どちらのケースだとしてもまだまだ時間はありますから、ここから巻き返しは十分可能です。「慌てず一つひとつ丁寧に」です。ぜひ頑張ってほしいと思います。
就職活動の基本的なスケジュールは、こちらの記事で詳しく解説しています。
「就活で出遅れたくない」「早めに内定がほしい」人は、こちらの記事を参考にしましょう。早期選考で内定を獲得する方法を解説しています。
こちらのQ&Aでは、面接練習をしていなくて不安に思っている質問者にキャリアアドバイザーが回答しています。
就活の準備をしていないと焦る人に向けたアドバイスは、こちらのQ&Aをチェックしてみてくださいね。
あなたが受けないほうがいい職業をチェックしよう
就活では、自分が適性のある職業を選ぶことが大切です。向いていない職業に就職すると、イメージとのギャップから早期の退職に繋がってしまいます。
そんな時は「適職診断」を活用して、志望する職業と自分の相性をチェックしてみましょう。簡単な質問に答えるだけで、あなたの強み・弱みを分析して、ぴったりの職業を診断できます。
適職診断で強み・弱みを理解し、自分がどんな職業に適性があるのか知りましょう。
簡単な質問に答えて、あなたの強み弱みを分析しよう。
今すぐ診断スタート(無料)
・楽しく働ける仕事がわからない人
・時間をかけずに自己分析をしたい人