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就活のグループワークで書記としてメモをとりたいのですが、コツを教えてください。

就職活動の選考でおこなわれるグループワークに参加する予定です。自分はリーダーなどとして目立つタイプではないので、書記を務めたいのですが、さまざまな発言が飛び交うグループワークでどのようにメモをとっていけばよいかアドバイスをいただけないでしょうか。

私がよくあるのは、メモに集中しすぎて発言の機会を逃したり、重要なことを聞き逃したりするケースです。

社会人になるとメモをとることが多いかと思うので、今のうちにグループワークを通して会議などのメモを取る練習をしたいという気持ちもあります。

グループワーク中に役立つメモの取り方や、議論に貢献するための活用法、さらに選考全体での評価につながる工夫があれば、アドバイスをお願いします。

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています

キャリアコンサルタント

高尾 有沙

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グループワークの書記は議論の司令塔! メモでチームを勝利へ導こう

グループワークで書記の役割を担う際には、いくつかのコツを押さえることで、単なる記録係にとどまらず、チームの議論に大きく貢献できます。

まず、議論が始まる前に、メモ書きのフレーム(アウトプットのイメージ)を頭のなかに用意しておきましょう。

たとえば、A4用紙を横置きにして時系列でのメモ、決定事項、ToDoの3列を作るなど、自分にとって書きやすいレイアウトを考えておくと、スムーズに記録を始められます。

議論のなかのメモは、文章ですべてを書き起こすのではなく、「名詞+動詞+数字」のように要点を箇条書きで走り書きするのがコツです。

そして、議論の区切りが良いタイミングでメモの内容を全体に共有し、「ここまでの議論は〇〇という認識で合っていますか?」と確認することで、メンバー間の認識のズレを防ぎます。

発言の機会も逃さない! メモをもとに議論に深みを与えよう

書記はメモに集中するあまり発言機会が減りがちですが、工夫次第でアピールも可能です。

たとえば、議論のまとめを共有した後に、「〇〇という観点で補足しますと……」と自身の意見を付け加えることで、議論に深みをもたらすことができます。

最終的には、発表用の資料作成をリードすることも書記の重要な役割です。

「議論の流れ→結論→根拠(3点くらい)」といった形で清書したメモをもとに、チームのアウトプット作成を主導することで、自身の評価を無理なく高めることができるでしょう。

キャリアコンサルタント/一般社団法人テツナグ代表理事

若林 宏美

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メモはキーワードで簡潔にがポイント! すべてを記録する必要はない

グループワーク中に役立つメモを記録するのはとても良い心掛けだと思います。

すべての発言をメモするのではなく、大事だと思ったキーワードだけを書いたり、重要箇所をピックアップするようにして、メモに集中しすぎることを防いだりするのも一つの方法かなと思います。

役割に固執しない! 柔軟な対応ができる準備を

下を向きすぎず、メモを取りながらも他の人を見る、状況を把握するなどしてみても良いかもしれません。

ただ、最初から書記と決めてしまわない方が良いです。書記が不要な形式もあるため、書記以外にどういった役割ができるのか考えておきましょう。

グループワークの具体的な内容や評価ポイントなどについては以下の記事で解説しています。初めてグループワークに参加する人や、なかなか攻略できていなく悩んでいる人などはぜひ参考にしてください。

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