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OB訪問の結果報告は企業に必要ですか?
就職活動でOB訪問をさせていただいたのですが、その結果を企業に報告する必要があるのかどうか気になっています。
OB訪問はあくまで個人的な情報収集の場だと認識しているのですが、企業によっては「OB訪問の結果を選考に反映する」といった話も聞きます。
もし報告が必要なのであれば、どのような形式で、何を伝えれば良いのかわかりません。報告しないことで、選考に不利になるのではないかと不安です。
OB訪問の結果報告は企業に対して必須なのか、もし必要であればどのようなタイミングで、どのような内容を伝えれば良いか、アドバイスをお願いいたします。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
OB訪問の報告は任意! だが熱意を伝えるチャンスになる
OB訪問の結果報告は、企業から特に指示がない限り必須ではありません。報告をしなかったからといって、選考で不利になることは基本的にはないでしょう。
しかし、採用担当者に機会があれば簡易的に報告をすることで、志望度の高さが伝わり、良い印象につながることも事実です。
たとえば、「先日、貴社〇〇部の△△様とお会いし、お話を伺うなかで◇◇という点に大変魅力を感じ、志望度がより一層高まりました」といった内容をメールで共有することが考えられます。
ただし、過度に自分を評価してくれるよう依頼したり、媚びを売るような内容になったりすると、かえって「厚かましい」という印象を与え逆効果です。
あくまで、訪問した事実の報告と、そこから得た学びや感謝を伝えることを主眼に置きましょう。
報告するならマナーが重要! タイミングと書き方を覚えよう
まずOB本人に確認をしましょう。企業の人事担当者に報告を送る前に、まずは訪問に対応してくれたOB本人に企業へ報告すべきかを確認するのが、最も確実で丁寧な進め方です。
OB本人へのお礼メールとは別に、人事担当者宛ての報告メールを送ることになるため、事前に確認しておくとスムーズだと思います。確認は、訪問の最後に直接聞くか、訪問後のお礼メールの追伸などで聞くと良いですね。
企業によっては、OB訪問を選考プロセスの一部として評価に反映させている場合があります。OB本人は自社の選考方針を把握している可能性が高いため、「報告したほうが良いでしょうか」と聞くことで、的確なアドバイスをもらえるはずです。
報告のタイミングとしては、自身の選考が始まる前までには済ませましょう。採用担当者がOB本人に内容を確認する可能性も考慮し、訪問した週など、できるだけ早めに報告するのが望ましいです。訪問したという事実を記録として残してもらう意味でも、迅速な対応をおすすめします。
報告メールの内容自体が直接的に採用の可否を決めるものではないため、要点を押さえて簡潔にまとめることを心掛けましょう。
件名は下記のように用件が一目でわかるように記載します。
【OB訪問のご報告】〇〇大学 〇〇(氏名)
本文の構成例としては下記を参考にしてください。
まず、事実報告として「〇月〇日、貴社〇〇部の〇〇様に、OB訪問のお時間をいただきました」のように、いつ、誰に話を聞いたかを明確に記載します。
次に、学びと感想です。「〇〇様からは〇〇といったお話を伺い、事業内容や社風への理解を深めることができ、大変有益な時間となりました」と訪問を通じて何を得られたかを簡潔に述べます。
最後に、志望度の高まりを伝えましょう。「今回の訪問を通じ、貴社で働きたいという思いが一層強くなりました。貴重な機会を設けていただき、心より感謝申し上げます」といった形で、入社意欲の高まりと感謝の気持ちを伝え、締めくくります。
このように、感謝と熱意を伝えることで、人事担当者にも良い印象につながるでしょう。
結果報告は必須ではないが効果的なアピール手段になる!
報告しないことで、選考に不利になるのではないかと不安を感じられているのですね。
OB訪問の結果報告は、企業に必須ではありません。しかし、適切に活用することで、自身の志望度の高さをアピールし、選考を有利に進める機会となり得ます。
OB訪問は、学生が企業や業界のリアルな情報を得るための学生主体の情報収集活動が本来の目的です。企業も学生の疑問解消や企業理解を深めることを目的としています。
ただし、OB・OGからのフィードバックが採用担当者に間接的に伝わったり、OB訪問自体が選考に準ずる意味合いを持つケースも稀にあるため、訪問中の姿勢は重要です。
私の過去の支援でも、もし報告するとしたら、エントリーシート(ES)や履歴書に記載欄がある場合や、面接で質問された際がおもなタイミングと案内してきました。
訪問で得た学びを選考のなかで活かせるよう整理しておこう
その際は、訪問で得た具体的な学びや気付きを述べ、それが自身の志望度にどうつながったかを具体的に伝えましょう。
報告しないこと自体が直接的に選考で不利になることはありませんが、志望度の高さを示す機会を逸する可能性はあります。
OB訪問を選考のためと過度に意識しすぎず、自分の将来のためにリアルな情報を集め、自分を成長させる機会ととらえ、目的意識を持って臨みましょう。
事前の企業・業界研究や質問準備を徹底し、訪問後は得た情報を整理することで、選考に臨む際の大きな強みとなります。
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