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就活面接で「苦労したこと」を聞かれたら、どう答えれば良いでしょうか?
就職活動の面接で、「学生時代に苦労したことは何ですか」という質問への答え方で悩んでいます。
自分の経験をどのように話せば、単なる苦労話で終わらず、面接官に良い印象を与えられるのかわかりません。失敗談や辛かったことを話すのはマイナス評価につながるのではないかと不安です。
面接で「苦労したこと」について聞かれた際に、ポジティブな印象を与えるための具体的な答え方や、伝えるべきポイントについてアドバイスをお願いします。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
「苦労したこと」はプロセスを語り、学びをアピールしよう
面接で苦労したことをたずねられるのは、単に失敗談を聞きたいのではなく、その経験から最終的に何を学んだかを知りたいという意図があるためです。
そのため、以下の5つのブロックで構成し、1分くらいで簡潔に話せるように準備しておくと良いです。
背景:どのような状況だったか
課題:直面した具体的な困難は何か
行動:課題解決のためにおこなったこと
結果:行動の結果どうなったか
学び:その経験から何を得たか
最も重要なポイントは、直面した失敗や課題と、それを乗り越えるためにおこなった行動(リカバリー)をセットで語ることです。
苦労を乗り越えたプロセスを具体的に示すことで、あなたの課題解決能力や粘り強さが評価の対象となります。
具体的な成果を示し、課題解決能力をアピールしよう
まったく苦労していないような話をしてしまうと、「失敗経験がないのでは?」「ストレス耐性に不安があるのでは?」と思われてしまう可能性があるため、実際に課題があった出来事を話すようにしましょう。
そして、話の締めくくりでは、結果として課題を解決できたことをアピールし、具体的な成果を数値で示したり、「教授からも〇〇と評価されました」といった第三者の評価を添えたりすると、話の説得力が増し、ネガティブな印象を払拭できます。
苦労話は乗り越えた経験をセットで話そう
この質問は、単なる苦労話を聞きたいわけではありません。
その苦労を「どのように乗り越えたか」というプロセスを知ることで、応募者の問題解決能力や人柄を見ています。
仕事でも困難な状況は必ず発生するため、そうしたときにどう考え、行動する人物なのかを判断するための質問です。
苦労した事実だけで終わらせないようにしましょう。
他責はNG! 主体的な行動を伝えよう
過去の行動は、未来の行動を予測する最も良い材料だと考えられています。
したがって、苦労した事実だけを話すのではなく、その状況をどうとらえ、どのように工夫して乗り越えたのかを具体的に伝えることで、ポジティブな印象を与えることができます。
その際、「誰々のせいで……」といった他責にするような発言は避け、自分が主体的にどう行動したかを話すことが重要です。
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