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面接で待遇の説明をされたのですがこれは脈ありでしょうか?

先日受けた最終面接で、具体的な給与額や福利厚生、勤務時間などの待遇について詳しく説明を受けました。これまでの面接では待遇の話は一切なかったので、少し期待しています。

最終面接で待遇の説明があった場合、内定が出る可能性は高いのでしょうか? それとも、最終選考に進んだ応募者には、一律で待遇の説明をおこなう企業もあるのでしょうか?

面接対策について詳しい実情を知っている方がいたらご回答お願いします。

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています

キャリアコンサルタント/むらや社労士事務所代表

村谷 洋子

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待遇説明があっても脈ありとは限らない! 対応基準は企業によって異なる

「最終面接で待遇の話が出た=内定?」と気になってしまう気持ち、すごくよくわかります。結論から言うと、待遇の説明があったからといって必ずしも脈ありとは限りません。

企業によっては最終面接に進んだ全員に待遇説明をするルールのところもあります。一方で、内定を見据えて前向きに説明するケースももちろんあるでしょう。

また、面接時間が余った場合などに形式的に説明されることもあるため、一概には判断しにくいのが現実です。

面接内容のやり取りに注目しよう! 前向きな話題であれば期待できる

それよりも注目してほしいのは、あなたと企業とのやり取りの中身です。

自己PRがしっかり伝わったか、相手の質問に対してスムーズに受け答えできたか、あなたへの関心が感じられる質問があったか、入社後の働き方や部署の話題が出たかなど、そういった点が、判断のヒントになるでしょう。

いずれにせよ、良い知らせが届くこともあります。面接のやり取りを丁寧に振り返りつつ、前向きに待ってみてくださいね。

良い結果でありますように……。応援しています!

国家資格キャリアコンサルタント

高橋 拓也

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待遇説明があったからといって内定とは限らない!

結論からお伝えすると、脈ありのサインである可能性は高いですが、必ずしも内定確定とは限りません。

ただし、最終面接で給与・福利厚生・勤務時間などの具体的な待遇に言及されたというのは、少なくとも企業が「採用後のイメージを持ってもらいたい」と考えていることの表れです。

つまり、「この人が入社したらどうなるか」を想定している段階に来ているという意味で、脈ありのサインととらえて良いでしょう。

一方で、多くの企業では最終面接に進んだすべての応募者に対して、公平性・透明性の観点から待遇説明をおこなうケースもあるため、説明があった=内定確定ではない点に注意が必要です。

脈ありサインかどうかは説明の内容ややりとり全体で見極めよう! 

以下のようなやり取りがあれば、より期待値は高いのではないでしょうか。

たとえば、「ご希望の入社時期は?」と聞かれたり、「この条件で問題ないですか?」と確認されたり、「何か不明点はありますか? 安心してご入社いただけるように……」という前置きがあったりした場合です。

そのほかにも、面接終了後に「何かあればすぐご連絡ください」など前向きな一言があるなども採用の可能性が高いでしょう。

とはいえ、不採用の場合ももちろんあります。万が一、不採用だった場合の背景にある可能性として、以下が考えられるでしょう。

まず、ほかの候補者と最後まで比較検討されていた場合が考えられます。また、条件面の確認は事前に済ませておきたいという企業側のプロセスにすぎなかった場合もあるでしょう。

さらに、条件確認後に社内調整がうまくいかなかったという企業側の事情の可能性もあります。

待遇の説明をされたというのは、少なくとも検討に値する人物だと評価されている証拠です。

結果が出るまでは不安な時間かと思いますが、聞かれた内容をポジティブにとらえ、丁寧にお礼のメールを送っておくなど、できることを前向きに行動しておくと好印象につながるでしょう。

良い結果であることを願っています。

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