Q
その他
回答しない
面接で難しい質問ばかり聞かれます……。
就職活動中の大学生です。先日受けた面接で、自分の考えを深く掘り下げられるような、答えに窮する難しい質問ばかりされました。
準備してきた表面的な回答ではまったく通用せず、頭が真っ白になってしまい、うまく答えることができませんでした。ほかの企業の面接でも、もし同じように難しい質問をされたらどうしようかと、不安でたまりません。
面接官は、なぜそのような難しい質問をするのでしょうか? また、そのような質問に対して、どのように考え、どのように答えるのが適切なのでしょうか?
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
面接の難しい質問は思考力を見ている! 冷静に答えよう
面接で答えに窮するような難しい質問をされた場合、それはあなたの「頭の回転の速さや機転」を試されている可能性があります。
特に、思考力が重視される職種では、柔軟な論理展開ができるか、そして予期せぬ状況へのストレス耐性を確認する目的で、あえてこうした質問が投げかけられるのです。
これらの質問に模範解答はありません。大切なのは、完璧な答えを出すことではなく、結論に至るまでの「思考のプロセス」を論理的に説明できることです。
考える時間をもらってOK! 焦らず思考プロセスを伝えよう
回答に詰まった際は、焦って空返事をするよりも、「少しお時間をいただけますか」と断りを入れたり、質問の意図を復唱して確認したりしながら、頭を整理する時間を作りましょう。
そのうえで、①質問の意図の確認→②自身の仮説→③その根拠→④結論、という順序で話を組み立てると、落ち着いて説得力のある回答がしやすくなります。
難しい質問が多いのはもっと知りたいのサイン! 深掘り対策をしておこう
考えられることとしては、準備をしてきた表面的な回答が、抽象的な内容であった可能性があります。抽象的な内容の回答だと面接官は深掘りをする必要があるでしょう。
そもそも、面接をする目的は人物評価です。そのため、表面的で抽象的な内容では通用しなくても仕方がありません。
自分が答える内容については、想定質問を準備しておけると良いですね。その際は、「もし、自分が面接官だったら」という視点を持ってみてください。
抽象的な回答では深掘りされやすい! 準備と対応力がカギ
自分が答える内容について、気になる点や疑問に感じる点の回答を準備しましょう。さらに、その回答の気になる点や疑問に感じる点についても回答を考えておくことが必要です。
一つの質問に対する答えから、2段階3段階と深掘りされるイメージで準備をしておくと良いと思います。面接時間の関係もあるので、それ以上の深掘りは少ない場合が多いです。
面接官は、難しい質問や想定外の質問をしたときの対応力を見ている場合もあります。深掘りをすることでより応募者を知ろうとしているのです。
難しい質問をされた場合、「少しお時間をいただいても宜しいですか」と断りを入れてから、考えをまとめて答えることはまったく問題ありません。
面接で出題される可能性がある質問は以下の記事で紹介しています。また回答例や回答する際のポイントなども解説しているので、面接対策の際にぜひ役立ててください。
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