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面接対策は暗記ではダメでしょうか?
就職活動の面接対策で、自己PRや志望動機など、回答を完璧に暗記して臨むべきか悩んでいます。
全部暗記すれば安心かと思う反面、棒読みになったり、想定外の質問が来た時に対応できなくなったりしないか不安です。面接対策において、暗記はどこまでするべきなのでしょうか? 効果的な準備方法についてアドバイスをいただけると嬉しいです。
面接対策の暗記の是非と、本番で自然体で話せるようになるための具体的な練習法について教えてください。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
丸暗記は危険! 想定外の質問でも臨機応変に答えよう
話す内容をすべて丸暗記して面接に臨むのは、非常にリスクが高いのでおすすめしません。
なぜなら、少しでも想定外の質問をされたときに、頭が真っ白になって何も答えられなくなってしまうからです。
また、暗記した内容を話すとどうしても棒読みになりがちで、あなたの熱意や人柄が面接官に伝わりにくくなってしまいます。
面接で大切なのは、暗記した文章を正確に再生することではなく、面接官とのコミュニケーションのなかで、臨機応変に自分の考えを伝えることです。
経験と感情をセットにしてキーワードで覚えよう
では、どう準備すれば良いかというと、キーワードで覚える方法が有効です。
話したいエピソードの要点を三つくらいのキーワードに絞り、そのキーワードをもとに、自分の言葉で話す練習を繰り返しましょう。
その際、難しい言葉を使おうとせず、自身の経験や感情と結び付けておくことがポイントです。
「あのとき一番うれしかった」「悔しくて、次はこうしようと決意した」など、感情に触れた部分を起点にすると、記憶に残りやすく、言葉にも熱がこもります。
面接はプレゼンテーションの場ではなく、対話の場であるということを忘れないでください。
丸暗記は推奨しない! 棒読みでは面接官の記憶に残らない
応募書類に書いた内容を一言一句暗記するのは、知識を試す受験とは異なるため推奨しません。
暗記に頼ると、感情がこもらない棒読みのような話し方になりがちで、相手の記憶に残りません。
また、もし内容を忘れて言葉に詰まってしまうと、最後まで話せず非常に印象が悪くなってしまいます。
結論とテーマを覚えて自分の言葉で説明しよう
覚えるべきは、最も伝えたい結論と、その根拠となるエピソードのテーマです。
細かい部分は、その場で最も印象に残っていることを自分の言葉で話すほうが、かえって思いが伝わります。
そして、最後に結論をもう一度繰り返すと、より相手に伝わりやすくなるでしょう。
そういったポイントを押さえて、あとは誰も見ていない場所で口を動かし、声に出して言う練習をすることをおすすめします。
面接の回答内容を暗記することについて、キャリアコンサルタントがコメントをしています。「回答内容を暗記しなければいけない」と考えている人は、以下のQAもチェックして、好印象を得られる回答方法を把握しましょう。
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