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就活というオフィシャルの場において、自己紹介で何を話したら良いか悩む人も多いでしょう。
就活の面接で最初におこなわれる自己紹介は、あなたの第一印象を決める重要なパートで、採用可否を決める際の大きな要素になります。
この記事では、キャリアアドバイザーの降幡さん、高尾さん、遠藤さん、谷所さん、野村さんのアドバイスを交えつつ、面接で好印象を残す自己紹介を、例文とともに解説します。
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面接の自己紹介の基本構成

②具体的なエピソード
③面接への意気込みや感謝の内容
面接の自己紹介には、話し方や人柄が自社に合うかを測る目的があります。採用担当者は自己紹介中の雰囲気からもマッチ度を判断しているのです。
ここからは、面接の自己紹介で伝えるべき内容を3つ解説します。作り始める前にチェックして、スムーズに準備を進められるようにしておきましょう。
ポイント
①原稿を丸暗記せず、自分の言葉で伝える
②録画で、声の大きさや表情を確認する
③所要時間に応じて自己紹介をまとめておく
①基本情報
自己紹介で伝える基本情報
- 大学名
- 学部名
- 学年
- 氏名
自己紹介で欠かせないのは、基本情報です。はじめに名前や大学を伝えると、本人確認の意味となり採用担当者に自分が誰だかを明確に伝えられます。
自己紹介のタイミングで基本情報をしっかり伝えれば、担当者に自分がどんな人間なのか認識してもらえるでしょう。
また、自己紹介は社会人としての基本的なマナーです。この機会に伝え方を覚えておきましょう。
例文
〇〇大学〇〇学部〇年の△△と申します。
②具体的なエピソード
次に、趣味や特技、ガクチカや熱心に取り組んだことなどを簡単に紹介しましょう。ここで語る内容が、あなたの印象を大きく左右します。
内容は企業に合わせて選ぶのがおすすめです。企業とマッチする経験やスキルを伝えられるエピソードを選ぶとより好印象を残しやすくなります。
自己紹介で話したエピソードは深掘りされる可能性もあります。その背景や考えたことなどを堂々と説明できるエピソードを選択してください。
例文
私の特技は、~~です。学生時代に〇〇をしていて、△△という結果を残しました。
第二新卒への支援もする高尾さんからアドバイス
自己紹介のポイントは、自分の強みや特徴が伝わる具体的、象徴的な事例を1つ挙げ、簡潔かつ効果的に話すこと。
エピソード選びは面接の目的や企業の特性に合わせて調整し、聞き手である面接官にとって興味深く感じられる内容を選ぶことも大切です。
③面接への意気込みや感謝の内容
自己紹介の最後に意気込みを伝えることで、企業への志望度の高さも同時にアピールできます。
もし内容が思い浮かばないときは、緊張している点を伝えておくのも方法の一つです。
最後は「本日はよろしくお願いします」と伝えれば、自己紹介が終わったということもわかりやすくなりますよ。
面接への意気込みや感謝の内容の例
- 本日は貴重なお時間をくださりありがとうございます。どうぞよろしくお願いいたします。
- 本日の面接も自身をうまく伝えられるよう真剣に取り組みます。どうぞよろしくお願いいたします。
- 緊張していますが、いただいた機会を無駄にしないよう尽力いたします。どうぞよろしくお願いいたします。
アドバイザーのリアル・アドバイス!自己紹介は具体的なエピソードで人柄を伝えよう!
私が面接の自己紹介で特に重視するのは、具体的なエピソードです。基本情報や熱意だけでは見えない、応募者の人柄、価値観、行動特性が伝わるからです。
面接官は経験の大きさよりも「課題にどう取り組み、何を学び成長したか」というプロセスを注視しています。
身近な経験でも、具体的な工夫や行動を語り、その学びが企業の職種や文化にどう繋がるかを示せば、入社後の活躍を期待させることができます。
価値観やキャリアビジョンで熱意を伝えよう
さらに、自身の価値観や将来のキャリアビジョンを一言添えることも有効です。
「何を大切にしているか」を明確に述べることで人となりが鮮明に伝わり、志望動機との一貫性も生まれるため、面接官の関心をより強く引くことができます。
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自己紹介では「学生時代に頑張ったこと」「入社して頑張りたいこと」をコンパクトにまとめてアピールする必要があります。なかなかまとめるのが難しいですよね。
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面接の自己紹介例文15選|プロの一言アドバイス付き
| 種類 | 各自己紹介例文 |
|---|---|
| 学校での取り組み | ・部活動 ・サークル活動 ・学業 ・留学 ・ゼミ ・アルバイト |
| 人柄や個性を伝える | ・趣味 ・特技 |
| 時間指定別 | ・30秒 ・1分間 |
インパクト狙い | ・キャッチコピー ・自分を表すエピソード |
| 中途面接向け | ・職務経歴 ・前職での実績 ・転職のきっかけ |
前述の通り、好印象を残せる自己紹介をマスターするには、まず必要な要素を網羅した例文の構造を真似するのが近道です。
面接の自己紹介対策を進めようとしている人に向けて、ここからは新卒&中途向けに自己紹介例文を紹介します。
何から取り組むべきか悩んでいる人は、まずは例文をチェックして効果的な自己紹介のイメージを膨らませましょう。
【関連記事】自己紹介の書き方やシーン別の例文を見る(タップで開閉)
学校での取り組みに関する自己紹介例文
自己紹介には簡単な自己アピールを盛り込むのが理想的です。簡潔な自分の取り組みを紹介することで第一印象がグッとよくなります。
まずは最もオーソドックスな「学生時代に力を入れていた取り組み」を中心に据えた自己紹介の例文を紹介します。
理想的な例文だけでなくNG例文とよくない理由も交えて解説するので、対比しながらどのような自己紹介にすべきなのかを理解してみましょう。
①部活動
部活動は、長い時間を掛けて取り組むもののため、スキルを身に付けた過程や困難を乗り越えて成長する過程をアピールしやすい要素です。
部活動経験を自己紹介で伝える場合は、具体的なエピソードを伝えると効果的。情景が想像しやすくなり、強みやスキルに説得力を与えられます。
OK例文
〇〇大学〇〇学部〇年の△△と申します。
私は学生時代にチアリーディング部に所属しており、部長を務めていました。チアリーディングは多くのメンバーで一つの作品を作り上げるため、全員での目的の共通をおこなうよう常に意見交換を意識的におこなっていました。
御社でも、周囲の意見に耳を傾け常にコミュニケーションを取り続ける人材になりたいと思っております。本日は貴重なお時間をくださりありがとうございます。どうぞよろしくお願いいたします。
NG:努力の過程を述べていない
〇〇大学〇〇学部〇年の△△と申します。
私は学生時代に弓道部に所属しており、中学時代から合わせて8年間続けていました。弓道は自身の練習量がそのまま反映されるスポーツのため、自分がどれだけ努力できたのかの指標になります。
学生時代には毎日の部活だけでなく、休みの日も市民館にある弓道場へ足を運びました。情熱を持って取り組めたので、大会では入賞経験もあります。
御社でも、一つの物事を努力し続け、実績を出せる社員になりたいと思っております。本日は貴重なお時間をくださりありがとうございます。どうぞよろしくお願いいたします。
面接官経験が多数/谷所さんのアドバイス
部活経験を自己紹介で話す場合には、実績や入賞歴を述べるだけでなく、主体的に取り組んだことや、そこからどのような能力を身に付けたかを具体的に伝えましょう。
志望動機や現在の目標にどうつながっているかを意識して話すと、より印象的な自己紹介になります。
部活動を面接でアピールしたい人は、下記の記事も参考にしましょう。
②サークル活動
サークル活動では、自分が本気で取り組んだことが伝わるような構成や伝え方が必要。
部活動に比べて活動強度が緩いため、取り組みへの本気度が低いと判断されることがあるためです。
OK例文
〇〇大学〇〇学部〇年の△△と申します。
私は学生時代、ボランティアサークルに所属し、地域の子ども食堂の運営支援をおこなっていました。当初は月1回のイベント補助をしていましたが、利用者が増える中でスタッフが足りない状況を知り、メンバー10名を募って月2回の定期ボランティアを始めました。
半年間で延べ200名以上の子どもたちとかかわることができ、地域の方々との交流も深まりました。
御社でも、周囲と協力しながら自発的に課題解決に取り組み、成果につなげたいと考えております。本日はよろしくお願いいたします。
NG:時系列で説明しているだけ
〇〇大学〇〇学部〇年の△△と申します。
私は学生時代、ボランティアサークルに所属し、地域の子ども食堂の運営支援に参加させていただきました。
1年生の時は食事の配膳を担当し、2年生からはイベントの準備もおこないました。3年生では月2回のボランティアで、たくさんの子どもたちとかかわる機会をいただきました。この経験を通じて、人と協力することの大切さを学びました。
御社でも学んだことを活かしていきたいと思います。本日はよろしくお願いいたします。
人事経験者/原さんのアドバイス
サークル活動は、多くの学生が自己アピールの一環として取り上げる内容です。そのため、面接官にとっては差別化しにくいのも事実でしょう。
サークル活動で何を得て、何を学んだのかに加え、それを仕事でどのように活かせるのかまで語ることで、より印象的なストーリーとなります。
③学業
学生の本分である学業への熱意や本気度を伝えれば、好印象を残しやすいです。
学業をベースにした自己紹介では客観性や事実を盛り込んで、説得力のある形で本気で取り組んだことを示す必要があります。
OK例文
〇〇大学〇〇学部〇年の△△と申します。
私は学生時代、環境経済学を専攻し、地域企業の脱炭素化に関する研究に取り組みました。卒業論文作成時には中小企業10社にヒアリング調査をおこない、コスト面での課題を分析しました。
研究の結果、初期投資を抑えた省エネ施策の提案をまとめ、ゼミ内の研究発表会で最優秀賞を受賞することができました。この経験を通じて、データに基づいた課題分析の重要性を理解するとともに、それを実現するスキルを習得しました。
御社でもこの経験とスキルを生かし、データを活用した課題解決に取り組んでいきたいと考えております。本日はよろしくお願いいたします。
NG:専門用語の多用で理解が難しい
〇〇大学〇〇学部〇年の△△と申します。
私は学生時代、環境経済学を専攻し、企業のカーボンニュートラル実現における外部生の内部化とサステナビリティ経営の両立について研究しました。
具体的には、中小企業におけるスコープ1、2、3の排出量算定手法を検証し、環境影響と経済性の両面から評価しました。この研究により、環境政策の理論的フレームワークへの理解を深めることができました。
御社でも大学で学んだことを活かして、御社の〇〇事業に貢献したいと考えております。本日はよろしくお願いいたします。
エンジニア→人事の経験/野村さんのアドバイス
学業を自己紹介で話す際は、専門性よりも「自分がどんな姿勢で学び、どう成長したか」を伝えることが大切です。
専門用語を避け、研究内容を誰にでもわかる言葉で説明することで、理解力と伝達力の両方をアピールできます。
④留学
留学経験を伝える際ははっきりとした目的意識や、現地でしっかりと学んできたことを簡潔に示す必要があります。
予想しなかった困難をどう乗り越え、何を学んだのかを明示することで効果的に留学経験を好印象につなげられると心得ておきましょう。
OK例文
〇〇大学〇〇学部〇年の△△と申します。
私は2年次に、アメリカの大学に1年間交換留学しました。留学の目的は、国際ビジネスの実践的な知識を学ぶことでした。
現地では授業に加え、日系企業でのインターンシップに参加し、現地スタッフ20名と協力して新規顧客開拓のプロジェクトに取り組みました。最初は言葉の壁に苦労しましたが、積極的にコミュニケーションを取ることで信頼関係を築き、3ヶ月で月に3社の新規契約獲得に貢献できました。
御社でも、多様な環境で培った順応性の高さを活かしてさまざまなシーンで活躍するマルチプレイヤーになりたいと考えております。本日はよろしくお願いいたします。
NG:学びが見えてこない
〇〇大学〇〇学部〇年の△△と申します。
私は2年次に、アメリカの大学に1年間交換留学しました。しかし、現地では言葉の壁に悩まされ、授業についていけず苦労しました。また、文化の違いからなかなか友人ができず、孤独を感じる日々が続きました。
ただ、最終的には4〜5人の友人もでき、現地での単位も取得できて学びの多い留学になりました。
御社でも、困難を乗り越える力を活かして貢献したいと考えております。本日はよろしくお願いいたします。
面接官経験が多数/谷所さんのアドバイス
留学経験は、語学力のアピールだけでなく、異文化環境で直面した課題と、それをどう乗り越えたかを具体的に話しましょう。
その経験を通じて身に付けた適応力、主体性、コミュニケーション能力などを、入社後にどう活かせるかにつなげることが重要です。
⑤ゼミ
ゼミ経験をアピールする際は、具体的な研究内容や入賞実績・評価を交えて説得力ある形で経験を示しましょう。
「学ぶ」「評価された」など、その中身や過程がわからない内容では、取り組みや成果、熱心さが見えないため注意が必要です。
OK例文
〇〇大学〇〇学部〇年の△△と申します。
私は学生時代、マーケティングゼミに所属し、SNS広告の効果測定に関する研究に取り組みました。卒業研究では最寄駅周辺の飲食店3社に協力してもらい、広告予算と来客数の関係を3ヶ月間追跡調査し、費用対効果の高い配信時間帯と配信内容を分析しました。
その結果をまとめた論文は、学内の研究発表会で優秀賞を受賞し、担当教授からも実践的な研究だと評価していただきました。
御社でも、データ分析を活用したマーケティング施策に貢献したいと考えております。本日はよろしくお願いいたします。
NG:一般的な活動説明を伝えただけ
〇〇大学〇〇学部〇年の△△と申します。
私は学生時代、マーケティングゼミに所属していました。ゼミでは企業のマーケティング戦略について学び、グループディスカッションやプレゼンテーションをおこないました。
また、文献調査やデータ分析の手法も習得し、学んだスキルを生かして論文を作成し、教授からも評価していただきました。
ゼミの活動を通じて、マーケティングの理論と実践について幅広い知識を身につけることができました。
御社でも、ゼミで学んだ知識やスキルを活かしていきたいと考えております。本日はよろしくお願いいたします。
人事経験者/原さんのアドバイス
自己紹介はゼミの紹介をする場ではないため、活動内容ではなく、なぜそのゼミを選んだのか、どのような興味・関心を持ち、何を学んできたのかを話しましょう。
さらに学んだ内容を踏まえて、仕事でどのように活かしたいのかにも触れると、より良い印象を与えられます。
⑥アルバイト
アルバイトの経験を話すときは、具体的なエピソードが欠かせません。主体的に行動する印象になるようなエピソードを選びましょう。
「教えてもらっている」という印象が強いと、学生自ら考えて成長した様子を感じてもらえないため、注意が必要です。
OK例文
〇〇大学〇〇学部〇年の△△と申します。
在学中は飲食店でのアルバイトに力をいれていました。アルバイト先はさまざまな年代のお客様が来るため、普段大学では出会わない年齢層の方を接客するシーンも多かったです。常に相手の立場で考えることを意識し、小さな業務でも誠意を持って対応しました。
貴社でも、この経験を活かしお客様より信頼されるスタッフになりたいと思っております。本日は貴重なお時間をくださりありがとうございます。どうぞよろしくお願いいたします。
NG:受け身の姿勢が目立つ
〇〇大学〇〇学部〇年の△△と申します。
在学中は飲食店でのアルバイトに力をいれていました。飲食店のアルバイトではキッチンスタッフとして勤めており、大学1年生から勤めていました。キッチンでは皿洗いから始まり、徐々に調理を教えてもらえます。料理経験のなかった私でも4年生になる頃には一人で調理を任せてもらえるようになりました。
貴社でも、ご迷惑をかけながらでも少しずつ成長してお役に立ちたいと思っています。本日は貴重なお時間をくださりありがとうございます。どうぞよろしくお願いいたします。
面接官経験が多数/谷所さんのアドバイス
アルバイトの仕事内容の説明だけで終わらせず、「どんな工夫をしたか」「何を学んだか」を具体的に話すことが大切です。
たとえば、接客で得た対応力やチームワークなど、仕事を通じて成長した点を簡潔にまとめると印象が良くなります。
アルバイトの経験を自己紹介に盛り込みたい人は、この記事もおすすめです。ガクチカの記事ですが、アルバイト経験を魅力的に伝える方法は応用できますよ。
コピペで使える自己紹介文がかんたんに作れます
自己紹介では「学生時代に頑張ったこと」「入社して頑張りたいこと」をコンパクトにまとめてアピールする必要があります。なかなかまとめるのが難しいですよね。
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人柄や個性を伝える自己紹介例文
自己紹介は自己PRの場ではないため、他のパートではアピールできない趣味や特技について触れられる絶好の機会でもあるのです。
ここからは趣味と特技に分けて、面接官に好印象を残せる自己紹介の例文を解説します。
ここまで同様にOK例文・NG例文、キャリアコンサルタントの見解を示すので、例文を対比しながら効果的な伝え方をマスターしてみてください。
関連記事
自己紹介で趣味を話す方法
自己紹介で趣味を伝えるべき? 好印象を残す工夫を例文付きで解説
①趣味
趣味を自己紹介で伝える場合には、企業の事業に関係する内容のようなインパクトのある内容を意識しましょう。
企業の事業に関係していれば、興味や意欲がをアピールできます。一方、他者から良い印象を持たれづらいギャンブルや宗教活動は避けましょう。
OK例文
〇〇大学〇〇学部〇年の△△と申します。
私は学生時代にサッカー部に所属しており、フォワードを4年間担当していました。スポーツは常に次の行動を考えながら動く必要があるため、臨機応変な対応が鍛えられたと思っています。
部活動はアウトドアな私ですが、趣味は読書とインドアです。休みの日は読書にはげみ、同じ本を読んだ友人と意見の交換をおこなっています。特に、推理小説やサスペンス作品が好きで、次の展開を考えるとワクワクが止まりません。
私は貴社が作られる小説を大変魅力的に思っております。部活動で培った臨機応変な対応とチームワークを活かして、貴社に貢献していきたいと思っております。本日は貴重なお時間をくださりありがとうございます。どうぞよろしくお願いいたします。
NG:企業との関連性が低い
〇〇大学〇〇学部〇年の△△と申します。
私は学生時代にアルバイトで喫茶店に勤めており、ホールスタッフを担当していました。喫茶店にはさまざまなお客様が来るため、人に合わせて臨機応変な対応が求められます。
また、趣味は映画鑑賞です。休みの日は1日2本映画を見る場合もあり、ほかの人よりもさまざまな作品に触れていると思っています。特に、アクション映画が好きです。
私は貴社の作るゲームにもとても魅了されています。本日は貴重なお時間をくださりありがとうございます。どうぞよろしくお願いいたします。
第二新卒への支援経験が豊富/高尾さんのアドバイス
自己紹介で趣味を伝える目的は、面接を通じて自分のパーソナリティや価値観を伝えることや、企業への志望動機につなげることです。
そのため、趣味から学んだスキルや経験がどのように職場で役立つかを明確にし、具体的なエピソードを交えて説明しましょう。
趣味が職務に直接関係ない場合も、どのようにしてその活動が自分を形成しているかを織り交ぜると良いですよ。
②特技
特技を題材にする場合は最もアピールしたい一つに絞り、その特技を裏付ける具体的なエピソードと成果を述べましょう。
また、深掘りにも受け答えができる特技を選びましょう。「なぜそれが得意なの?」と聞かれても、曖昧な回答になると、低評価につながりかねません。
特技を交えた自己紹介OK例文
〇〇大学〇〇学部〇年の△△と申します。
私の特技は、初対面の人とすぐに打ち解けられることです。学生時代、カフェでのアルバイトを3年間続ける中で、常連のお客様20名程度と顔なじみになり、名前と好みのメニューを覚えて接客していました。
その結果、お客さんから「〇〇君が来てから店に来るのがもっと楽しみになったよ」という声をいただきました。また、店長からも信頼を得て新人スタッフの教育を任されるようになりました。
御社でも、この特技を活かして顧客との信頼関係を築き、成果につなげて貢献していきたいと考えております。本日はよろしくお願いいたします。
特技を交えた自己紹介NG例文
〇〇大学〇〇学部〇年の△△と申します。
私の特技は、人とすぐに仲良くなれることと、細かい作業が得意なこと、記憶力が良いことです。アルバイトでは接客をしながらレジ業務もこなし、お客様の顔と名前を覚えることも得意でした。
また、データ入力のような細かい作業も正確におこなえます。友人からも、いろいろなことができる器用な人だと言われます。
御社でも、これらの特技を活かして活躍したいと考えております。本日はよろしくお願いいたします。
人事経験者/原さんのアドバイス
OK例文は、具体的な数字や顧客からのコメントがあることから、親しみやすい雰囲気や相手を楽しませる工夫をしている様子が伝わります。
対人スキルに長け、信頼関係の構築を大事にしている価値観が伺えて良いですね。
テンプレを活用すれば受かる自己紹介文が作れます
自己紹介では「学生時代に頑張ったこと」「入社して頑張りたいこと」をコンパクトにまとめてアピールする必要があります。なかなかまとめるのが難しいですよね。
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時間指定別の自己紹介
面接官から時間指定される場合もあります。時間が指定された場合は、どれだけアピールしたくてもその時間を遵守しなければなりません。
そこで、ここからは指定される場合が多い30秒・1分の自己紹介をそれぞれ文字数とともに紹介します。
また、指定された時間内で好印象を残す鍵をキャリアコンサルタントが解説しているので、文章作成時の参考にしてみてください。
①30秒
自己紹介の長さが30秒間に指定された場合、要点をまとめて簡潔に伝える必要があります。
「基本情報+明確なエピソード1つ+締め」という構成を守り、数字や役割などを事実をもとに、短時間でも印象に残る自己紹介を作りあげましょう。
OK例文
〇〇大学〇〇学部〇年の△△と申します。
私は学生時代、バスケットボール部に所属し、副キャプテンを務めました。部員30名をまとめ、練習メニューの見直しや部内の連絡体制を整備することでチームに貢献しました。
結果、チーム全体の士気が高まり、県大会で強豪校を下し、ベスト4に進出できました。
御社でも、チームで目標達成に向けて自分ができる方法でかか関わり、成果につなげていきたいと考えております。本日はよろしくお願いいたします。
NG:項目が多い
〇〇大学〇〇学部〇年の△△と申します。
私は学生時代、バスケットボール部、アルバイト、ゼミ活動に力を入れました。部活では副キャプテンを務め、アルバイトではリーダーとして新人教育を担当、ゼミでは論文を執筆して学会で入選しました。
すべての活動を通じて、協調性とリーダーシップを身につけました。
御社でもこれらの経験を活かしたいと考えております。本日はよろしくお願いいたします。
人事経験者/原さんのアドバイス
30秒間の自己紹介では、この先、相手が聞きたくなる自分ならではのキーワードを織り交ぜることがポイントです。
具体的な話しが展開できそうな、相手がメモしたくなる言葉は何かを考え、丁寧な言葉選びをしましょう。エピソードにキャッチフレーズを付けることもお勧めです。
②1分間
1分間という長さは自己紹介としてオーソドックス。しかし、ただ基本情報を述べるだけで不十分で、工夫次第で面接官に好印象を残すことが可能です。
1分間の自己紹介では、活動を通じて得た学びや心境の変化、活動の成果なども具体的に示すことが必要になります。
1分間での自己紹介OK例文
〇〇大学〇〇学部〇年の△△と申します。
私は学生時代、国際交流サークルに所属し、イベント企画リーダーを務めました。このサークルを選んだ理由は、部活動のように競技に打ち込むより、多様な文化背景を持つ人々と交流したいと考えたためです。
月1回の国際交流イベントを企画し、活動が停滞していたサークルを留学生と日本人学生合わせて毎回50名以上が参加するイベントを開催できる団体に成長させました。
またそのなかで、参加者アンケートをもとにプログラム内容を改善し続けた結果、満足度が80%から95%に向上したのも印象的な出来事です。
御社でも、多様な価値観を尊重しながらチームで成果を出すことに貢献したいと考えております。本日はよろしくお願いいたします。
NG:受け身に見える
〇〇大学〇〇学部〇年の△△と申します。
私は学生時代、国際交流サークルに所属していました。入りたい部活動がなかったことや、いろんな経験をしたかったことが理由で、自分のペースで活動できるサークルを選びました。
サークルでは留学生との交流イベントに参加し、さまざまな国の文化に触れることができました。イベントでは企画の手伝いもおこない、多くの人と交流する楽しさを知りました。この経験を通じて、国際的な視野が広がったと感じています。
御社でも、サークルで得た経験を活かして頑張りたいと考えております。本日はよろしくお願いいたします。
エンジニア→人事の経験/野村さんのアドバイス
1分間の自己紹介では、話を広げすぎず、「目的・行動・成果」を軸にまとめることが大切です。
エピソードを一つに絞り、聞き手が「何を学び、どう成長したのか」が一瞬で伝わるように、主語と結論を明確に話す意識を持ちましょう。
39点以下は要注意!
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「面接に自信がない」「今のままで選考通過できるか不安」そんな就活生は自分の面接力を知ることからはじめましょう!
たった30秒で面接力を把握できる「面接力診断」がおすすめです!。簡単な質問に答えるだけで、“あなたの強み”と“改善点”が明確になり、対策もしやすくなります!
・面接でなぜ落ちたかわからない人
・自信を持って、面接に臨みたい人
インパクトを狙った自己紹介例文
自己紹介でインパクトを残せれば、面接官の記憶に残りやすくなります。
記憶に残りやすいキャッチコピーで自分を印象付けるか、自分を表すエピソードを簡潔に示すのが効果的です。
ここからは上記2つを中心に自己紹介を作成する方法を、例文を交えて解説していきます。
① キャッチコピー
キャッチコピーは、短い言葉でも自分の魅力を採用担当者に伝えられる特徴があります。エピソードまで覚えてもらえ、印象に残る確率が高まるのです。
ただし、インパクトを残そうとして実在しないエピソードを考えること、奇をてらいすぎた表現のはおすすめできません。
キャッチコピーを利用する場合は、前向きな印象を残す内容を考えることがおすすめです。
OK例文
〇〇大学〇〇学部〇年の△△と申します。
私を一言で表すとしたら、「周りの人の関係をつなぐ結束バンドのような人間」です。学生時代に演劇サークルに所属しており、役者を担当していました。美術スタッフや衣装スタッフが別々に作業しているときも、裏方スタッフの要望や役者の意見を取りまとめ意見の調和を目指しました。
貴社でも、他部署の連携を良くして企業の発展に貢献できる人材になりたいと思っております。
本日は貴重なお時間をくださりありがとうございます。どうぞよろしくお願いいたします。
NG:表現が不適切
〇〇大学〇〇学部〇年の△△と申します。
私を一言で表すとしたら、道路に生えている草のような人間です。常に他者のそばに寄り添い、邪魔にならないように意識していました。どのような人にも柔軟に対応できるため、企業に勤めても社風に合わせた人間になれると思っています。
貴社でも、ほかの人の仕事を邪魔せず企業の利益に貢献できるよう意識していきたいと思っております。
本日は貴重なお時間をくださりありがとうございます。どうぞよろしくお願いいたします。
エンジニア→人事の経験/野村さんのアドバイス
自己紹介でキャッチコピーを使う際は、ユニークさよりも「ポジティブな印象」と「仕事で活かせる強み」を意識することが大切です。
比喩表現を使う場合も、明るく前向きな意味が伝わる言葉を選ぶことで、印象的かつ好感を持たれる自己紹介になります。
②自分を表すエピソード
自己紹介に出身地や座右の銘、好きな言葉などを織り込むことで、あなたの価値観やルーツを印象的に伝えることができます。
ただし印象を残したいからと、長々と思い出を語るのはNGです。自分史を語っている印象になり、まとめる力がないと思われる可能性があります。
OK例文
〇〇大学〇〇学部〇年の△△と申します。
私は原宿周辺の出身で、小さい頃からKAWAIIカルチャーに囲まれて育ちました。竹下通りを歩く海外の観光客が日本のファッションや文化に目を輝かせている姿を日常的に見て育ち、「日本文化の魅力を世界に伝えたい」と強く思うようになりました。
大学では国際文化学を専攻し、日本のポップカルチャーが海外でどう受容されているかを研究してきました。
また海外に向けた仕事をするなら英語力を高めなければ話にならないと思い、在学中にTOEIC860点を取得しました。培った英語力を生かし、学部では留学生との交流イベントを企画する役割も果たしました。
御社では海外向け文化発信事業に携わり、日本の魅力を世界に届ける仕事をしたいと考えております。本日はよろしくお願いいたします。
NG:冗長になっている
〇〇大学〇〇学部〇年の△△と申します。
私は原宿出身です。子どもの頃、毎週末竹下通りを歩いていました。クレープ屋さんやカラフルな雑貨店が立ち並ぶ街並みが大好きで、特にカワイイファッションのお店をウィンドウショッピングするのが楽しみでした。
中学生の頃、竹下通りで外国人観光客に「この店はどこですか?」と英語で道を聞かれたことがありました。私は英語が話せなくて困ってしまったのですが、身振り手振りで何とか案内できました。
その方が大いに喜んでくれたことがきっかけで、もっと日本の魅力を伝えられるようになりたいと思い始めました。
それ以来、大学では国際文化学を専攻しつつ、日本のポップカルチャーについて学んできました。TOEIC860点も取得し、留学生との交流イベントも何度か企画してきました。
御社では、海外に日本文化を伝える業務に尽力したいと考えております。本日はよろしくお願いいたします。
人事経験者/原さんのアドバイス
OK例文は、幼少期からの興味関心から、やりたいと考えていることへの軸がブレておらず、人としての一貫性を感じます。
専攻分野やTOEICのエピソードからは、目標管理能力と実行力を感じ、力強い印象を持ちます。
面接官からの評価が点数でわかる! 本番に備えて面接力を測定しよう!
自分が面接官の目にどう映っているか、きちんと把握できていますか?
「面接力診断」では、あなたが面接本番でどれほどの力を発揮できるかを100点満点で測ります。
39点以下だと実力を発揮できていない可能性が高いです。診断結果から改善策を提案するので、本番に向けて対策しましょう。
- もうすぐ初めての面接がある人
- 自信のあった面接に落ちてしまった人
- 面接への不安を和らげたい人
中途面接向けの自己紹介例文
中途面接ではスキルや経験、転職しようと考えたきっかけなどに注目が集まります。だからこそ、上記を自己紹介に盛り込む方が効果的です。
ここからは、中途面接向けの自己紹介例文を紹介するので、中途採用面接に望む人はぜひ参考にしてみてください。
①職務経歴
中途採用では職務経歴を交えた自己紹介が一般的です。経験した役職や獲得した具体的なスキルなどを事実ベースでまとめるのがおすすめです。
単に時系列で事実を述べるのではなく、担当業務の内容とそこで獲得した専門性を軸にこれまでやってきたことを伝えましょう。
OK例文
△△と申します。
前職では、IT企業の営業職として3年間勤務しました。主に中小企業向けのクラウドサービスの提案営業を担当し、2年目からは新規開拓から既存顧客のフォローまで一貫して対応しておりました。
具体的には、顧客の業務課題をヒアリング、最適なシステム導入プランを提案し、実装・その後のフォローアップと各担当者への引き継ぎ業務までおこなっていました。
結果として、年間30社以上の新規契約を獲得することができました。今回、自分ここまでの経験を生かしつつ、より幅広い業界の企業と関われる環境で活躍したいと考え、御社を志望いたしました。
本日はよろしくお願いいたします。
NG:淡白な自己紹介になっている
△△と申します。
私は2022年4月に〇〇株式会社に入社しました。入社後は営業部に配属され、1年目は研修を受けながら先輩社員に同行して営業の基礎を学びました。
2年目からは担当顧客を持つようになり、顧客訪問や提案書の作成をおこないました。3年目には後輩の指導も任されるようになり、チームの一員として日々業務に取り組んでまいりました。
現在は自分がより活躍できる環境で、成長しながら新しいことに挑戦したいと考えております。
本日はよろしくお願いいたします。
人事経験者/原さんのアドバイス
定量数字を交えた新規開拓における強み、既存顧客への一貫したフォローアップのエピソードから、顧客対応については、新規対応と既存対応の両方ができ、バランスが良いタイプであることがわかります。
営業職としての適性を感じられる自己紹介です。
②前職での実績
特に同業界内での転職では、前職での実績が高く評価される可能性が高いため、同業界での転職では積極的に実績や評価を盛り込みましょう。
しかし、実績の数字を羅列するだけでは自慢話に聞こえるリスクが否定できません。フォーカスする数字は1〜2つに絞って具体的に説明しましょう。
OK例文
△△と申します。
前職では、人材サービス会社の法人営業として5年間勤務し、主に製造業の人材採用支援を担当しました。「顧客企業の採用課題を丁寧にヒアリングし、求める人物像を明確化したうえで最適な人材を提案する」を徹底することを信条としております。
ここを突き詰めた結果、担当顧客の採用成功率を60%から85%に向上させることができました。この経験から、課題の本質を捉えた提案力と顧客目線を徹底的に追求する分析力を身につけました。
御社でも、この提案力・分析力を武器に、顧客満足度の向上に貢献したいと考えております。本日はよろしくお願いいたします。
NG:実績を羅列しているだけ
△△と申します。
前職では、人材サービス会社の法人営業として5年間勤務しました。在籍中に年間売上1,500万円を達成し、部署内で売上トップの成績を収めました。
また、顧客満足度調査では95%の評価をいただき、社内表彰も3回受賞しました。新規顧客開拓数も年間20社を超え、リピート率も90%以上を維持していました。
これらの実績から得た経験をもとに、御社でも活躍したいと考えております。本日はよろしくお願いいたします。
エンジニア→人事の経験/野村さんのアドバイス
上記の例文は、成果を具体的な数値で示されており、行動の背景にある信条や姿勢まで一貫して伝えられている点が非常に優れています。
提案力・分析力という強みが実績に裏打ちされており、説得力と再現性のある自己紹介になっているでしょう。
③転職のきっかけ
転職のきっかけを示す場合は、前職を離れる決断をした理由とその企業を志望する理由を、セットで簡潔に示しましょう。
ただし、自己紹介でネガティブ/抽象的なきっかけを伝えるのは避けましょう。ネガティブから面接を始めることで第一印象が悪くなる恐れがあります。
OK例文
△△と申します。
前職では、広告代理店の営業職として4年間勤務し、主に飲食業界のクライアント向けにWeb広告の企画提案をおこなっていました。
業務を通じて、広告だけでなくマーケティング全体の戦略から支援したいという思いが強くなり、転職を決意いたしました。
御社は、戦略立案から実行まで一貫して支援する体制があり、私が目指すキャリアを実現できる環境だと考え志望いたしました。これまでの営業経験を生かしてしっかり数字を作りつつ、経験を積みながらさらに自分のスキルを伸ばし、御社に貢献したいと考えております。
本日はよろしくお願いいたします。
NG:動機が抽象的過ぎる
△△と申します。
前職では、広告代理店の営業職として4年間勤務しておりました。仕事にはやりがいを感じていましたが、さらに自分を成長させたいと考え、転職を決意しました。
現在の環境では学べることも一通り学んだと感じており、新しいチャレンジをしたいと思っています。御社には優秀な社員も多く、自分の力量をさらに高められると確信しております。
本日はよろしくお願いいたします。
面接官経験が多数/谷所さんのアドバイス
OK例文は、職務経験と転職理由、志望動機のつながりが明確で、一貫性のある自己紹介です。
営業で培った自分の強みを活かしながら、戦略的な支援への意欲も具体的に示せていて、企業への貢献姿勢が感じられる点が評価できます。
面接の不安を解消! 本番前に面接力を測って弱点を発見しよう
不安を抱えたまま面接本番に臨むと、面接官に好印象を残せず、内定が遠のいてしまう可能性があります。
そんなときこそ「面接力診断」を受けましょう。
簡単な質問に答えるだけで自分の弱点がわかり、改善方法も提案してもらえます。ぜひ活用して面接を突破してください。
- 近く面接本番を控えている人
- 自分の面接の改善点を知りたい人
- 過去の面接で力を発揮しきれなかった人
要注意! 面接の自己紹介でやりがちな失敗例
ここからは、面接の自己紹介でやりがちな失敗例を解説します。失敗例をチェックしておけば、準備万端で失敗をおかす可能性をグッと下げられます。
せっかくの準備を無駄にしないよう、入念にチェックして対策を講じておきましょう。
内容を盛り込みすぎている
自己紹介は採用担当者に自分をアピールする場ではありますが、内容を詰め込みすぎると逆効果になる可能性があります。
面接の自己紹介では、あくまで簡潔にまとめることを求められているので、内容を盛り込みすぎては伝えたい内容がわからず、採用担当者からも「まとめる能力が低い学生なのかもしれない」と思われる恐れがあります。
特に当日に内容を増やすと、支離滅裂な内容となる可能性も否定できません。事前に話す内容を整理しておくことで、採用担当者に必要な情報のみ伝えられます。
研修講師/降幡さんが語る注意点
内容を盛り込みすぎると「要点をまとめる能力が低い」と思われてしまうほか、コミュニケーション能力も低いと思われかねません。
盛り込みすぎた支離滅裂な話を聴かされる側の立場を思いやったり、察したりする能力も低く、現状を俯瞰することもできない人物との印象を与えてしまう可能性もあるので注意しましょう。
自信がなくネガティブな表現になっている
自己紹介の内容は志望動機や自己PRに比べて選考結果に直結しない可能性が高いものの、ネガティブな内容だと良い評価を得るのが難しくなります。ネガティブな内容だと自信がない印象を残し、採用担当者によっては「一緒に働きたい」という印象を抱くのです。
人によっては、採用担当者に自分のキャラクターを知ってほしいという思いから自虐に走るケースも考えられます。しかし面接の場での自虐は、TPOに沿った行動ができないと、マイナスに思われる場合が多いです。
自己紹介で伝える話は、前向きな内容を意識して構成するのがおすすめです。採用担当者に「気になる学生」と思ってもらえれば、採用される確率も高まりますよ。
自己PRや志望動機と差別化できていない
自己PR・志望動機とは
- 自己PR:自分の強みや人柄を企業側に売り込む項目
- 志望動機:応募した企業で働きたい理由を伝える項目
志望動機や自己PRに似通った内容を伝えれば、「それぞれの質問の意図が理解できてない」という印象を持たれてしまう可能性もあるでしょう。
そのため自己紹介ではアピール内容を長々と説明せず、会話のきっかけ程度に盛り込みましょう。
ただし、企業によっては自己紹介と一緒に志望動機を求めてくるケースもあります。その場合は柔軟に対応し、伝えるべき内容をまとめましょう。
- 自己紹介が志望動機や自己PRと同じような内容になってしまいます。具体的に差別化するためにはどうしたら良いでしょうか?
差別化するためにはそれぞれの役割を明確にしよう
自己紹介と志望動機や自己PRを明確に区別するためには、自己紹介では個人の基本的な情報と趣味や興味を軽く触れる程度に留め、志望動機や自己PRでの深い内容につなげる方法が効果的です。
自己紹介では「何をしてきて、どんなことに興味があるか」を簡潔に述べ、志望動機では「なぜこの会社で働きたいか」、自己PRでは「どんな特性があり、どのように貢献できるか」を具体的に伝えてみましょう。
そうすることで、内容が重複せず、それぞれの部分が際立ちます。また、自己紹介では短いエピソードを交えることで、聞き手の興味を引き、後に続く自己PRや志望動機にスムーズにつなげることができます。
これらの工夫により、面接全体の流れが自然かつ印象的なものになり、効果的に自身をアピールすることができるでしょう。
面接前に再確認! 自己紹介時に意識したいポイント
自己紹介や志望動機の内容をしっかり作りこんでも、面接時のしぐさや様子で評価が下がるケースもあります。どんなに自信ある内容でも、面接での振る舞いの基本は押さえておきましょう。
この章では、自己紹介時に意識したいポイントを解説します。面接では基本の部分ですが、改めて見直すことでもったいない減点をなくせますよ。
身だしなみ
身だしなみは、面接をおこなう部屋に入室したタイミングから採用担当者が見ている部分です。ボサボサな髪や華美な化粧は採用担当者から見て良い印象とはいえません。
新卒の面接であれば、服装はリクルートスーツが基本です。企業から私服を指定された場合は、企業から求められた服装で向かいましょう。
ただし、どのような服装であっても清潔感は重要になります。朝急いでいたとしても、しわだらけの服や寝癖がついた髪で向かうのはNGです。面接に適した身だしなみを確認しておき、採用担当者から好印象を得ましょう。
面接の服装に悩む人は、下記の記事が参考になります。面接前に確認して服装のマナーを完璧にしましょう。
言葉遣い
面接の自己紹介で伝える内容がどれだけ魅力的でも、ビジネスシーンに適した言葉を話せなければ意味がありません。言葉遣いはふとした拍子に素が出やすいため、普段から心掛けておくのがおすすめです。
また、丁寧な言葉を意識しすぎて、間違った敬語を使う学生も多くいます。「させていただきます」「お伺いいたします」など、敬語が2つ並ぶと二重敬語になるため注意しましょう。
また、面接のシーンでは「わたし」と話しましょう。一人称でも印象は大きく変わるため、いつもの口調が出ないように練習しておくのが重要です。
振る舞い
面接は、自分の動きすべてを面接官に見られています。多人数の面接では、ほかの人が話している場面でも気を抜いてはいけません。
自身が話しているときは、姿勢を正して堂々と話すよう意識しましょう。採用担当者の目や口/鼻のあたりを見て話すことで、真剣な思いが伝わりやすくおどおどとした印象にならずに済みます。
また、表情も意識的に笑顔にしましょう。意識的に笑顔にしないと無表情になりがちです。口角を上げるよう意識しておくと、自然に笑顔を作れますよ。
【就活QA集】面接の自己紹介に関する悩みを解決!
PORTキャリアでは、就活生の実際の質問にキャリアコンサルタントが直接回答する就活QAを更新中。
ここからは、面接の自己紹介にまつわる就活QAを一挙紹介します。気になる質問をタップして確認してみましょう。
1. 基本・コツ・内容に関するもの
就活面接の自己紹介では何を言えば良いですか?
就活での面接の自己紹介では、どこまで話すべきですか?
就活の自己紹介ではどのようなことを話すべきですか?
就活の面接で好印象を与える自己紹介にはどのような特徴がありますか?
簡単な自己紹介の面接での効果的な話し方は?
新卒の面接対策をしているのですが自己紹介はどうすれば良いかわかりません。
面接の自己紹介と志望動機、それぞれの違いは何ですか?
「自分を一言で表すと」を自己紹介で効果的に使う方法を教えてください。
就活面接の自己紹介で趣味のことは伝えるべきですか?
就活の自己紹介で言える、無難な趣味って何ですか?
就活の自己紹介でアルバイト経験は話しても大丈夫ですか?
面接の自己紹介で家族構成に触れるべきですか?
2. 時間指定・動画・Web面接に関するもの
就活で1分の自己紹介をどうまとめれば良いですか?
就活で自己紹介を1分でする際、どこまで話べきですか?
5分間の自己紹介の構成が思いつきません……。
オンラインインターンシップの自己紹介で好印象を残すには?
録画面接の自己紹介のコツを知りたいです。
就活の録画面接での自己紹介のポイントが知りたいです。
就活の自己紹介動画の作り方を教えてください。
面接用の自己紹介動画はどう作れば良いですか?
自己紹介動画はどう作成すれば印象が良くなりますか?
インターンシップの自己紹介動画で好印象を残すコツってありますか?
就活で15秒の自己紹介動画を提出するのですが、作り方がわかりません……。
就活において自己紹介動画を30秒でまとめるにはどうすれば良いですか?
30秒の自己紹介動画で、面白い内容はアリですか?
1分の自己紹介動画はどう作れば良いですか?
3. 選考フェーズ・面接形式に関するもの
4. 属性・状況別(転職・ニート・高校生など)に関するもの
面接での自己紹介は必要な情報を簡潔にまとめてアピールにつなげよう
面接での自己紹介は、採用担当者に自分を知ってもらう最初のチャンスです。第一印象が選考結果に与える影響は大きく、自己紹介の段階でマイナスの評価を受けては選考突破が難しくなるかもしれません。
自己紹介の内容は、必要な情報を簡潔にまとめておくと採用担当者にも伝わりやすくなります。事前にしっかり準備しておき、自信を持って面接に臨みましょう。
アドバイザーからあなたにエールまずは簡潔に等身大の自分を伝えよう!
自己紹介は面接の第一歩であり、等身大の自分を伝えるスタンスが大切です。印象付けようと奇をてらう必要はありません。
面接官は自己紹介が長いと「話が長くなる」と身構えてしまうため、自己PRや志望動機を詰め込みすぎず、まずは「自分の頭出し」を簡潔に行いましょう。
特にグループ面接では時間配分を意識し、他者と内容が重複しても、自分なりの違いを簡潔に伝えれば大丈夫です。
笑顔での会話のキャッチボールを意識
面接は一方通行ではなく、面接官との「会話のキャッチボール」の場です。
その後の対話に繋げるためにも、相手の目を見て、ゆっくり落ち着いて、笑顔で伝えることを心掛けてください。
執筆・編集 PORTキャリア編集部
> コンテンツポリシー記事の編集責任者 熊野 公俊 Kumano Masatoshi








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キャリアコンサルタント
Arisa Takao〇第二新卒を中心にキャリア相談を手掛け、異業種への転職をサポートする。管理職向けの1on1やコンサルティング業界を目指す新卒学生の支援など年齢や経歴にとらわれない支援が持ち味
プロフィール詳細キャリアコンサルタント/2級キャリアコンサルティング技能士
Mihoko Endo〇メガバンクで法人営業や新人研修講師、採用面接に携わる。現在は「その人らしさを引き出すカウンセリング」をモットーに、大学での就活支援、社会人向けキャリア開発研修をおこなう
プロフィール詳細キャリアコンサルタント/2級キャリアコンサルティング技能士
Mifuyu Furihata〇23年間の企業勤めを経て、独立後は企業での採用・育成コンサルティングや研修に従事。個人向けの就活支援セミナーやキャリア相談における、個々の「強み」の掘り下げに定評がある
プロフィール詳細国家資格キャリアコンサルタント
Wakana Hara〇1社目の人材サービス業界では、人事として選考や社内面談を担当。現在はキャリアデザインの講演・研修をおこなう傍ら、個人に合わせた転職・キャリアアップの支援にも携わっている
プロフィール詳細キャリア・デベロップメント・アドバイザー/キャリアドメイン代表
Kenichiro Yadokoro〇大学でキャリアデザイン講座を担当した経験を持つ。現在は転職希望者や大学生向けの個別支援、転職者向けのセミナー、採用担当者向けのセミナーのほか、書籍の執筆をおこなう
プロフィール詳細キャリアコンサルタント/キャリアシンク・オフィス代表
Yoshinori Nomura〇IT業界・人材サービス業界でキャリアコンサルタントの経験を積む。培ったノウハウをもとに、その後はNPO支援団体として一般企業人の転職相談・就活生への進路相談を担う
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