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OB・OG訪問をすると企業から優遇されることはありますか?

現在就職活動でOB・OG訪問を積極的にしています。インターネットなどで、OB・OG訪問をすると選考で優遇される可能性があるという情報を目にしたからです。

実際に、OB・OG訪問をしたことで選考が有利になったり、早期選考の案内が来たりする企業は存在するのか教えていただきたいです。

もしそういった優遇がある場合、どのような業界や企業が多いのか、また、OB・OG訪問で優遇を受けるために意識すべきことがあればアドバイスをお願いします。

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています

キャリアコンサルタント/ブルーバード合同会社代表取締役

鈴木 洵市

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アピール材料の一つにはなる! 熱意や関心を伝えよう

OB・OG訪問をおこなうと、企業に「この学生は自社に強い関心を持って、わざわざ足を運んでくれた」という記録が残ります。

その意味で、「積極的な学生である」というポジティブな印象を与えることができ、選考において多少の加点になる可能性はあります。

熱意のアピールという点では、間違いなく有効なアクションです。

しかし、それが選考結果を左右するほど決定的に有利に働くかというと、そうとは限りません。あくまで良いスタートダッシュが切れる、というくらいにとらえておくのが良いです。

本当の勝負は面接から! スタートダッシュを活かす意識が大事

たとえば、OB・OG訪問での印象が良くても、その後のエントリーシート(ES)の内容が薄かったり、面接での受け答えが不十分だったりすれば、評価は一気に下がってしまいます。

最終的には、あなたがその企業でどのように活躍したいのか、そして企業側があなたを採用してどのように活躍してほしいと考えるのか、そのマッチングがすべてです。

また、OB・OG訪問をきっかけに早期選考の案内が来ることもありますが、それは学生個人への優遇とは言い切れません。

優秀な人材を他社に先駆けて確保したいという企業側の採用戦略の側面が強いと考えられます。

国家資格キャリアコンサルタント/産業カウンセラー

増田 和芳

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優遇は期待しすぎず情報収集に徹しよう!

OB・OG訪問自体が、直接的に選考の優遇につながることは稀です。ただ、訪問したOB・OGがリクルーターを兼ねている場合、同じ大学の後輩として多少有利に働く可能性はあります。

また、OB・OG訪問を通じて築いた人脈が、後の選考過程や業界理解に役立つケースも少なくありません。

それ以上に、Webサイトなどからはわからないリアルな情報を得られるため、就活を有利に進めやすくなるというメリットの方が大きいといえます。

生の声を聞くことで、企業文化や働き方のイメージが具体的になり、志望動機をより説得力のあるものにブラッシュアップできます。

油断は禁物! マナー違反で選考に悪影響が及ぶことも……

ただし、OB・OGに失礼な態度をとったり、お礼の連絡をしなかったりするなど、マナーの面で相手に不快感を与えてしまう可能性があります。こうした小さなミスが信頼を損ない、貴重な機会を逃してしまうこともあるため、細心の注意が必要です。

そうすると、有利どころか厳しい状況になりかねないため、油断は禁物です。企業や業界によっては、OB・OG訪問での印象が選考に影響を与えるケースもあるため、丁寧な対応を心掛けましょう。

OB・OG訪問のアポの取り方や実際の流れなどについては以下の記事で解説しています。「どのような流れで進めれば良いかわからない」と疑問を持つ人は、事前にチェックしておきましょう。

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