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慎重になりすぎるという短所がある場合、面接でどう伝えるべきですか?

就職活動や転職活動の面接で、短所を伝える際に「慎重になりすぎる」という点を挙げようかと考えています。正直なところ、この短所が企業にとってマイナスな印象を与えてしまうのではないかと不安です。

私は物事を決めるまでに時間がかかってしまったり、リスクを過度に考えてしまったりする傾向があると感じています。

これをそのまま伝えても良いものなのか、それとも言い換えたり、ポジティブな側面を強調したりすべきなのか迷っています。

この短所を面接で伝える際に、どのような点に注意すれば良いのか教えていただきたいです。

また、「慎重になりすぎる」という短所を、企業に良い印象として受け取ってもらうための伝え方や、具体的なエピソードを交える際のポイントなど、アドバイスをお願いします。

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています

キャリアコンサルタント/産業カウンセラー

秋田 拓也

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慎重すぎる性格は準備力として強みに変えられる

短所というのは、捉え方を変えることで長所にもなります。

「慎重になりすぎる」という点は、物事を決めるまでに時間がかかったり、リスクを過度に考えたりすることから短所に見られがちです。

しかし、捉え方を変えると、失敗するリスクを回避するために入念に準備をして実行する長所ともいえます。

これは、ビジネスにおいては必要不可欠なスキルなのです。つまりは、「慎重になりすぎる」という点は、長所として捉えることもできるということです。

慎重になりすぎるのは、自信が無いからだと考えます。リスクや不安を払拭するだけの根拠や理由があれば自信が持てるのではないでしょうか。

短所は自覚と工夫を伝えてポジティブに語ろう!

短所を伝える際は、自分でその短所を自覚し、改善のために工夫をしていることを伝えると、マイナスのイメージを持たれにくくなります。

たとえば、慎重さを活かしつつも、考えた結果には自信と勇気を持って決断や行動をするよう心がけている、という伝え方はどうでしょうか。

短所を完全に克服するのは難しく、無理に克服しようとすると疲れてしまいます。短所はあなたが持って生まれた個性であり、言い換えれば「あなたらしい長所」とも言えます。自覚して受け入れ、それをどう活かしていくかが大切です。

キャリアコンサルタント/1級キャリアコンサルティング技能士

木原 渚

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短所を長所に! 計画性の高さをアピールしよう

慎重さは、計画性やリスク管理能力の高さという長所の裏返しでもあります。面接では、この点をうまく伝えるのがポイントです。

多角的に物事を見てから行動する慎重さは、ミスの少なさや信頼性の高さにもつながります。自分の特性を前向きに捉える姿勢が大切です。

ポジティブな結果とセットで伝えることがカギ

たとえば、「物事を決断する際に、さまざまな可能性を考慮するため、慎重に考える傾向があります。そのため決定まで時間がかかることもありますが、計画的に準備を進めることで、実行段階での失敗を未然に防ぐことができます」といった形で伝えてみましょう。

「慎重=行動が遅い」と捉えられないよう、成果や効果と一緒に伝えることが大事です。

短所から始まるエピソードでも、ポジティブな結果をセットで伝えることがポイントです。単なる欠点としてではなく、あなたの個性や強みとして伝えることで、面接官にプラスの印象を与えることができます。

「面接での長所や短所の回答方法がわからない」と悩む人は以下の記事を参考にしてください。面接官に刺さる長所や短所の伝え方を解説しています。

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