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社長面接はほぼ内定できるというのは本当ですか?
就職活動中の大学生です。先日、最終選考として社長面接の案内をいただきました。後日SNSを見ていると、「社長面接は、現場責任者などから合格が出た状態で受けるからほぼ内定できる」という書き込みを目にし、ほかにも同じような意見が多く見られたのですが、これは本当なのでしょうか?
社長面接ということもあって、すでにかなり緊張しているのですが、最近この情報を見たことで少し期待してしまっている自分もいます。
もしこの噂がデマなのだとしたら、社長面接ではどのような点に注意して対策しておくべきでしょうか? ちなみに、社長面接が「ほぼ内定」ととらえられることが多いのには何か理由があるのですか?
皆さんのご意見やアドバイスをお伺いしたいです。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
ほぼ内定は本当! 最終確認の場と心構えをしておこう
「社長面接まで進めば、ほぼ内定」という情報は、多くの場合は本当です。
その段階までには、人事や現場の管理職による面接を経て、候補者はかなり絞り込まれています。
そのため、社長が自ら選考するというよりは、入社意思の最終確認や、候補者の人柄が会社の文化に本当に合うかどうかの見極めといった意味合いが強い場合がほとんどです。
人事担当者から社長へは、事前に候補者の情報が共有されているのが一般的です。
ただし気を抜かず最後までマナーを徹底しよう!
ただし、「ほぼ内定」という言葉を鵜呑みにして、気を抜いてしまうのは禁物です。
社長は、会社の理念やビジョンを最も深く体現している存在です。
その社長との対話のなかで、マナーに反する言動や、会社の方向性と著しく異なる価値観を示してしまえば、内定が見送られる可能性も十分にありえます。
最後まで緊張感を持ち、企業のビジョンと自身のキャリアプランがどのように合致するのかを、自分の言葉でしっかりと伝えられるように準備しておきましょう。
評価が高いことは確かだが内定が確定しているわけではない
社長面接に進んだからといって、必ずしも内定が確定しているわけではありません。
最終選考まで残っている時点で、適性が高く評価されているのは事実であり、相対的に内定の確率は高いといえます。
しかし、社長はより長期的かつ多角的な視点で最終判断を下します。
具体的には、企業の価値観との共鳴、長期的な視点での成長可能性、入社意欲の覚悟という点が見極められます。これらの社長の期待に応えられなければ、不採用となる可能性は十分にあります。
理念との接続と未来志向の逆質問を準備しておこう
社長は、論理的な能力評価だけでなく、人柄や雰囲気という直感も含めて「組織の文化に合うか」を総合的に判断します。
そのため、企業の理念と経験を結び付けたストーリーを2分くらいで語れるよう準備しておくことが重要です。
逆質問では「10年後の事業構想に対して、私が貢献できる点は何でしょうか」のように、未来を見すえた視点や成長意欲を示すと効果的です。
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