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面接で自己PRと長所を効果的に伝えるにはどうすべきですか?

面接で「自己PRをお願いします」と言われた際に、自分の長所をどうアピールすれば良いかいつも悩んでしまいます。単に「私の長所は〇〇です」と伝えるだけでは、面接官に響かないのではないかと不安です。

自分の長所が複数ある場合、どれを選んでアピールすれば良いでしょうか?また、長所をただ羅列するのではなく、具体的にどのようなエピソードを交えれば、説得力が増すのか気になります。

面接で自己PRとして長所を効果的に伝え、企業に良い印象を与えるための具体的な方法や、準備しておくべきことについてアドバイスをお願いします。

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています

キャリアコンサルタント/合同会社渡部俊和事務所代表

渡部 俊和

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自己PRは伝えたいことより求められていることを優先!

面接の目的は、企業側から見れば応募者を理解することです。ただし、実際は短時間の面接だけで相手を理解することは難しい側面があります。

そこで、面接官はいくつかの質問をして、限られた情報のなかから自社の採用基準を満たしている学生を見つけようとしているのです。本質的に相手を理解していくのは、入社後に一緒に働いてからということになります。

一方、応募者は自分のことを短時間で面接官に伝えなければなりません。その際、相手のニーズを理解していれば、自分のことを幅広く話すよりも、面接官の選択基準に近いことを話す方が効果的であることがわかると思います。

どんな人でも長所は複数あるため、伝えたいことも自然と多く出てくるものです。

しかし、たとえべ不特定多数のお客様を相手にする仕事をするうえで、一人で黙々と集中して努力ができるという長所があったとしても、相手のニーズとはズレている可能性があります。

ほかに、社交的であるという応募者が何十人もいれば、自分が社交的であったとしてもプラスアルファの要素を加えないと差別化にならないこともあるのです。

企業のニーズに合った強みを選び具体的な体験で裏付けよう

まずは企業研究のなかから、相手がどういう人材を必要としているかを探り、自分の長所のなかからその要素を探してください。そして、それを裏付ける実体験やエピソードを具体的に説明する準備をしましょう。

「本当の長所はそこではない」と感じるかもしれませんが、嘘でない限りはそれは問題ではないのです。

相手は短時間で採用者を選ばなければならないため、面接官があなたを選ぶだけの選択理由を提供することがポイントです。そういう視点で準備してみてください。

キャリアコンサルタント/2級ファイナンシャルプランニング技能士

塚本 智美

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エピソードは必須! 仕事に活かせる長所を伝えよう

自己PRや長所を伝える際は、それを裏付ける強みが発揮されたエピソードを具体的に話すことが不可欠です。「私の長所は計画性です」と述べるだけでは、まったく説得力がありません。

その際、応募する企業の仕事内容を深く理解し、自分の強みが、その仕事のどのような場面で活かせるかを具体的に想像しながら話せると、効果的な自己PRになるだけでなく、しっかりと仕事研究をしているというアピールにもつなげられます。

アピールしたい長所は1に絞って深く語ろう

もし伝えるべき長所が複数あって迷う場合は、1つに絞ることをおすすめします。3つも4つも話すと、結局何が一番の強みなのかが曖昧になってしまいます。

自分のなかで「この強みが6割を占める」というように、最も自信のあるものを1つ選び、そのエピソードを深く語るようにしましょう。面接官の印象に残りやすく、深掘りされた質問にも対応しやすくなります。

面接における自己PRで採用担当者に好印象を残す方法は以下の記事で解説しています。「どのような自己PRをしたら良いかわからない」と悩む人は、ぜひ参考にしてください。

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 (リーダーシップが強みの場合) 
私はリーダーシップを発揮できる人材です。学生時代にサークル長として運営に携わった際に、リーダーシップを養うことができました。サークル長を務めていたフットボールサークルでは、練習場所や時間が取れないことや、連携を取り切れていないことが問題でした。そこで、大学生側に掛け合い週に2回の練習場所を確保し、時間を決め活動するようにメンバーに声掛けを行いました。さらに週末明けに今週の活動の詳細をメンバーに配信することで連携強化に努めた結果、サークル加入率を前年度の3倍まで伸ばすことができました。問題にしっかりと焦点を当て、迅速に対応していき、周りを良い意味で巻き込んでいくリーダーシップを御社でも活かしていきたいと考えております。

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