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課題解決型のグループワークはどう対策すれば良いですか?

今度、とある企業のグループワークを受けることになり、過去の実施内容をネットで調べたところ、課題解決型のグループワークだとわかりました。

しかし、そもそもグループワークへの参加は初めてなので、課題解決型のグループワークはどう対策すべきなのか全然わかりません。

この形式のグループワークはどのようなことがおこなわれるのでしょうか? グループディスカッションとは何が違いがあるのでしょうか?

具体的にどのようなテーマで進めていくのか、採用担当者はどのような点を評価しているのか、また参加前に対策すべきことはあるのかなどについて教えていただきたいです。よろしくお願いします。

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています

国家資格キャリアコンサルタント/高校教諭一種 保健体育

徳田 このみ

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評価される可能性が高いのは過程! 自分の役割を全うしよう

課題解決型のグループワークもグループディスカッションも、企業側が見ているところはほぼ変わりません。

最終的な成果物の中身ももちろん大事ではあるものの、基本的にはそこに至る過程が評価されます。なぜなら、入社後の仕事も、チームで課題に取り組む過程の連続だからです。

集団のなかでは、積極的に意見を出す人だけが評価されると思いがちですが、そうとは限りません。

協調性や、話が逸れたときに修正できる調整力なども見られています。自分が普段どういう役割かを振り返り、何に徹すれば力を発揮できるか考えておくと良いです。

企業の意図を読んだ事前準備が差をつける

もし事前に課題が与えられている場合は、徹底した準備が不可欠です。関連知識を調べるだけでなく、「なぜこの企業はこの課題を出したのか」という背景まで考察して臨むと、議論に深みが増します。

企業の事業内容や理念と課題を結び付けて考えることで、ほかの学生とは一味違う、深い意見が出せるようになるのです。

これができれば、課題解決能力だけでなく、企業への理解度もアピールすることにつながります。

国家資格キャリアコンサルタント

馬場 岳

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課題解決型では「チームで解決策を導き出す姿勢」が求められる!

課題解決型のグループワークは、与えられたテーマや問題に対して、グループで協力しながら解決策を導き出す形式のワークです。単に「自分はこう思う」「あなたはそう考えるのね」といったような意見交換にとどまるべきではありません。

参加者全員の意見を論理的に整理・分析し、最適な解決策を導き出すことが求められます。

一方で、グループディスカッションは、テーマに沿って自由に意見を出し合い、議論を深めていくことが目的です。必ずしも結論を出す必要がないケースもあるため、この点が両者のおもな違いです。

実際、グループワークのテーマは、企業や業界によって異なります。たとえば「新商品の販売戦略を考えてください」や「地域課題を解決するためのアイデアを提案してください」など、その企業の実際の業務に近い内容が扱われることが多い印象です。

論理的思考力と柔軟性でチームに貢献しよう

また、企業側はこのワークを通じて、コミュニケーション力、リーダーシップ、論理的思考力、柔軟性などを評価しています。自分の意見をしっかりと伝えることも大切です。

しかし、その意見が通らなかったからといって評価が下がるわけではありません。むしろ、周囲と協調し、相手の意見に耳を傾けながら議論を進めていく姿勢が重要です。

対策としては、さまざまなケースの課題に触れてみることをおすすめします。グループで取り組める機会があれば理想ですが、難しい場合は一人であってもテーマを想定して考える練習をしておくだけでも効果があります。

繰り返し取り組むことで、柔軟な思考や対応力を養うことができるでしょう。

グループワークの具体的な内容や評価ポイントなどについては以下の記事で解説しています。初めてグループワークに参加する人や、なかなか攻略できていなく悩んでいる人などはぜひ参考にしてください。

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