Q
その他
回答しない
最終面接で志望動機を変えるのはありですか?
もうすぐとある企業で最終面接を控えている大学生です。
これまでの選考で話してきた志望動機があるのですが、さらに企業に対して興味が出てきた部分などもあるため、もっと企業に響くような、具体的な内容にブラッシュアップしたいと考えています。
しかし、途中で志望動機を変えてしまうのは、一貫性がないと思われてマイナス評価につながるのではないかと心配です。
最終面接という重要な場面で、これまでの志望動機を大きく変えても良いのでしょうか? もし変えるのであれば、どのような点に注意して改良すれば良いですか?
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
これまでの回答+追加の志望動機で厚みを出そう
今まで話していた内容と違うことを話したいのであれば、変えるのではなく「追加する」という伝え方をするようにしましょう。
最初に「志望動機が二つあります」と明言し、1つはこれまで話してきた内容を、そしてもう1つはこれまでの選考を通して新たに感じた魅力として話すイメージです。
「これまでの面接でもお話ししていた〇〇という点に加え、選考をとおして新たに△△という点にも強く惹かれました」といった形で伝えると効果的です。
選考で増えた思いを語って入社意欲をアピール!
そうすると、志望動機が変更されたという印象ではなく、選考を通じて入社意欲がさらに高まったというポジティブな印象を与えることができます。
学生一人ひとりが異なる視点を持っているため、複数の志望動機を持つことはまったく問題ありません。
それぞれの志望動機に直接的な一貫性がなくても大丈夫です。企業にとっては、入社したい理由がたくさんあるとわかるのはとてもうれしいことです。
一貫性を持った内容で変化を加えよう
このテーマは少し難しいところではあるものの、結論としては志望動機が変わること自体は決して悪いことではありません。
選考が進むにつれて企業理解が深まったり、新たな情報に触れたりするなかで、当初よりも志望する気持ちが具体的になっていくのは、ごく自然なことです。
むしろ、それによって自分の考えが明確になることは、ポジティブにとらえられるケースも多いと言えます。ただし、注意すべきなのは「一貫性の有無」です。
選考の途中で志望動機の方向性が180度変わってしまうと、「この人は考えが定まっていないのではないか」と疑問を持たれる可能性があります。
「志望理由が深まった」という印象を与えることがコツ
一方で、「志望動機がAからBに変わった」という場合でも、AとBが根っこの部分でつながっていて、志望理由の視点が深まったり、捉え方に厚みが出てきたと説明できるのであれば、それはむしろ前向きな変化として受け止めてもらえます。
面接の場では、「志望動機が変わった」とは言わないようにしましょう。
「企業理解が進むなかで、より自分の中でイメージが明確になってきました」「以前よりも解像度が高くなったことで、志望の気持ちに確信が持てるようになりました」といった言い回しにするのがおすすめです。
「変わった」のではなく「深まった」と伝えることが、選考において相手に与える印象を大きく左右します。
志望理由の変化をネガティブに捉える必要はありません。大切なのは、自分の言葉でその理由を丁寧に説明できること、そして軸が定まっていることです。
最終面接における頻出質問や回答方法は以下の記事で解説しています。突破して内定を獲得するためにも、事前に以下の記事をチェックしておきましょう。
関連記事
最終面接の合格率を高める6つの対策|頻出質問と回答例文で徹底解説
最終面接は企業と考えがマッチしているのかが重視され、入社後に企業に貢献できるかアピールすることが大切です。記事ではキャリアコンサルタントが最終面接の特徴や合格率を高める6つの対策、例文を交えた頻出質問などを解説します。
記事を読む

5つの質問に答えるだけで、志望動機文が一発でまとまります
エントリーする企業数が多く、志望動機の作成時間を短縮したいと悩む就活生は多いでしょう。
そんな就活生におすすめなのが無料の「志望動機作成ツール」です。5つの質問に答えるだけで、志望動機文が一発でまとまります。
できた志望動機をさらにブラッシュアップさせれば、志望動機の作成時間を短縮させられます。
\ツールを使って志望動機を作成!/