Q
その他
回答しない
OB・OG訪問を受ける側が準備することはありますか?
来週、就職活動中の学生がOB・OG訪問に来てくれることになりました。私自身、新卒で入社して以来、OB・OG訪問を受けるのは初めてなので、社会人側として何を準備すれば良いのか、正直戸惑っています。
学生にとって有意義な時間にしてあげたいですし、会社の魅力をしっかり伝えたいと思っています。
しかし、どこまでのレベルの情報を伝えれば良いのか、具体的な回答をいくつか準備しておいたほうが良いのかなど、いろいろわからないことだらけの状態です。
OB・OG訪問を受ける社会人として、事前にどのような準備をして臨むべきでしょうか? 学生にどのような話をしてあげれば喜ばれるか、また、何か気を付けるべき点があればアドバイスをいただきたいです。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
学生の気持ちを想像てどうサポートできるかを考えておこう
もし学生時代にOB・OG訪問をした経験があれば、そのときの気持ちを思い出して、「こうしてあげたらもっと良かったのに」という点を考えてみるのが一つです。
学生は緊張していると思います。だからこそ、その緊張をうまくフォローするにはどうしたら良いかを考えてあげると良いでしょう。
たとえば、最初に少し雑談を交えて場の空気を和ませたり、「どんなことでも気軽にたずねてください」と一言添えたりするだけでも、学生は話しやすくなると考えられます。
誠実な対応が肝心! 答えにくい質問への事前準備も忘れずに
もし際どい質問をされて回答に迷うようであれば、その場で保留させてもらい、社内の人事担当者に確認してから後日回答するというやり方もあります。その方が誠実な対応です。
また、自社の採用サイトなどを学生の視点で見返し、質問されそうな点を予測しておくことも良い準備になります。学生が何を知りたいのかをあらかじめ考えておくとより有意義な時間にできると覚えておきましょう。
学生目線に立ってリアルな情報を分かりやすく伝えよう
質問を受ける側、つまり社会人の立場で大切なのは、「学生が何を知りたいのか」という視点を持つことだと思います。自分自身が学生だった頃を思い出し、「あのとき、どんな情報が欲しかったか」と振り返ってみるのも、有効な準備の一つです。
学生は基本的な情報については事前に調べてきていることが多いです。「調べればわかること」をそのまま伝えるよりも、もう一歩踏み込んだ情報を提供することが大切だと言えます。
たとえば、事業内容を噛み砕いて、身近なものに例えながら説明してあげると、理解がぐっと深まります。「◯◯のBtoB版のようなものです」といった比喩は、とても効果的です。
また、学生が特にイメージしにくいのは、「部署の役割」や「実際の業務内容」だと言えます。どのような部署があり、どんな役割を担っているのか、さらには自分自身が1日のなかでどのような業務をこなしているかを話してみましょう。
週単位・月単位でどのように仕事を進めているかといった具体的な話をしてあげると、働くイメージを持ってもらいやすくなります。
学生の前では感情をコントロールすることも大切
そしてもう一つ付け加えるとすれば、話す側のコンディションにも注意が必要です。社会人として働いていると、そのときのモチベーションや状況によって、話す内容がぶれてしまうこともあります。
たとえば、直前に上司に強く注意されたあとだと、どうしても気持ちが沈みがちで、ネガティブな話をうっかりしてしまう可能性もあると思います。
その時間は「学生のための時間」だと意識してみてください。なるべく冷静に、自分自身をコントロールしながら、前向きに伝えることを意識できると良いです。
あなたが受けない方がいい企業を今すぐ知りましょう。
就活では、自分が適性のある職業を選ぶことが大切です。向いていない職業に就職すると、イメージとのギャップから早期の退職に繋がってしまいます。
そんな時は「適職診断」を活用して、志望する職業と自分の相性をチェックしてみましょう。簡単な質問に答えるだけで、あなたの強み・弱みを分析して、ぴったりの職業を診断できます。
適職診断で強み・弱みを理解し、自分がどんな職業に適性があるのか知りましょう。
・楽しく働ける仕事がわからない人
・時間をかけずに自己分析をしたい人