Q
その他
回答しない
ESのなかで内容がかぶるのはありですか?
エントリーシート(ES)を書いているのですが、ガクチカ、自己PR、志望動機をそれぞれ600字で書かなくてはならず、どうしても内容がかぶってしまいます。
たとえばガクチカも自己PRもアルバイトの塾講師のエピソードを使っていて、結論は重複しないんですが、エピソードの内容そのものは結構かぶります。
一枚のESのなかで内容がかぶるのは良くないでしょうか? 文字数多めなので、それぞれ最も力を入れたことを中心に書くしかなく、すると内容が被ってしまう状態です。
このまま進めてよいものか、アドバイスをください!
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
ESで内容が重複しても大丈夫! 工夫次第でアピール力アップ
エントリーシート(ES)の内容が重複することを過度に心配する必要はありませんよ。結論が異なっているなら、同じようなエピソードであっても問題ないとされています。ESには多くの質問項目がありますから、いくつかのエピソードが重複するのは自然なことだと思ってください。
ただ、より効果的にアピールするには工夫が必要です。
たとえば、一つのエピソードから多様な学びや成長を引き出し、それぞれの質問に合った異なる側面をアピールできるよう準備しましょう。
リーダーシップを発揮したエピソードを問われたときはその側面を、課題解決能力を問われたときは同じエピソードでも解決プロセスに焦点を当てるなど、見せ方を変えることであなたの多面性を伝えられますよ。
深掘り対策で差をつけよう! ESから広がるあなたの物語
もし、話せるエピソードが少ないと感じるのであれば、その一つを深掘りし、多様な教訓やスキルが得られたことを具体的に説明できるよう準備することが重要です。
面接で同じ内容を話すことになったとしても、ESに書ききれなかった詳細な情報や、その経験から得た深い学びを付け加えることで、あなたの魅力をさらに伝えられるはずです。
面接では、ESに書かれた内容についてさらに深く質問されることがほとんどです。そのため、ESに記載した各エピソードについて、「なぜその行動を選んだのか」「どのような困難があり、どう乗り越えたのか」「その結果、何を得て、どう変わったのか」といった具体的なストーリーを頭の中で整理し、いつでも話せるよう準備しておきましょう。
これにより、たとえ内容が重複していても、あなたの思考プロセスや人間性がより明確に伝わり、面接官に強い印象を与えられますよ。
被っても大丈夫! でも見せ方の工夫が重要!
エントリーシート(ES)のなかで、たとえばガクチカと自己PRのエピソードが被ってしまうことについてですね。なるべく別のエピソードを使ったほうが、ご自身の多面的な魅力をアピールできるので望ましいです。
なぜなら、人の強みは、どんな場面でも発揮されてこそ「本当の強み」だととらえられるからです。それを証明するために、エピソードを変えるのは有効な手段です。
エピソードの切り出し方を変えてアピールしよう!
とはいえ、どうしても適切なエピソードがみつからないのであれば、内容が被ってもかまいません。その場合は、書き方や見せ方、つまりエピソードの切り出し方を変える工夫をしましょう。たとえば、ガクチカでは客観的な事実やプロセスを中心に、自己PRではその経験から得た強みをどう活かすか、という主観的なアピールを中心に書く、といった具合です。
こちらの記事では、ESをAI添削する際のコツとおすすめのAIツールについて紹介します。よりよいESを作成する際の参考にしてみてください。
ESの文字数が気になるときが、こちらの記事も目を通しておきましょう。例文もあわせて紹介しています。
効果的なES対策をしたいなら
「内定者ES100選」を使いましょう!
「ESに何を書けばいいか分からない…」と悩んでいませんか?就活は限られた時間で効率的に進める必要があります。ESだけに時間をかけすぎるのはNGです。
そんな時に役立つのが、「ES回答例100選」。大手企業に内定した先輩たちの実際のESが無料で見られます。
業界や職種ごとのES例を参考に、効率よく志望企業のESを完成させましょう!