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面接練習として企業の選考を受けるのはありですか?
就職活動中の大学生です。面接対策として、本番の雰囲気を体験するために、内定が出たとしても承諾するつもりのない企業にも応募してみるのはアリでしょうか?
実際に企業の面接を受けることで、緊張感や質問の流れなどを肌で感じることができると考えました。それに本命企業の前に数をこなすことで、慣れて本番企業では実力を発揮できるのではないかと思っています。
ただ、企業側からすると入るつもりもない学生に時間を取られるのは迷惑な話ですよね......。
それとも、練習として受けている学生がいるということも一定承知のうえなのでしょうか。
面接練習として実際の企業を受けるのはありなのか、ご意見をお願いします。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
面接練習で選考を受けるのはリスクもある! 慎重に判断しよう
面接練習として企業の選考を受けること自体は有効ですが、リスクも伴うため慎重に判断しましょう。特に、本命企業と関連性の高い業界の企業を選ぶ場合は注意が必要です。
なぜなら、もし練習目的で受けていることが企業側に伝わってしまうと、その情報が業界内で広まり、本命企業に悪影響を及ぼす可能性もゼロではないからです。「冷やかしで来た」という悪い噂が流れてしまうと、あなたの評価に響くこともあります。
「第二志望」くらいの本気度で臨もう!
ですから、もし面接練習のつもりで選考を受けるのであれば、「たとえ本命でなくても、もし内定が出たら入社しても良いかな」と思えるくらいの企業を選ぶことをおすすめします。そうすることで、あなた自身も真剣に向き合えますし、企業側にもあなたの熱意が伝わりやすくなるはずです。
全く入社する気がない企業だと、態度や言動の端々にその気持ちが出てしまい、企業側に悪い印象を与えてしまう可能性があります。面接練習は、模擬面接やキャリアセンターの活用など、リスクの少ない方法を優先して取り組むようにしましょう。
練習でも本気で! 誠意を持って選考に臨もう
面接に慣れるために、志望度が高くない企業の選考を受けること自体は、誠意を持って臨むのであれば問題ありません。ただし、企業側も採用活動には多くの時間とコストをかけています。入社意思がない人の選考に時間を割くことを、企業側がどう感じるかを想像することが大切です。
練習として受ける側であっても、最低限のマナーは守りましょう。
思わぬ出会いが君を待つ! 選択肢を広げよう
面白いことに、練習のつもりで受けた企業が、話を聞いてみたら「実はすごく良い会社だった」と感じ、そのまま入社を決めた、というケースも少なくありません。練習企業だからといって手を抜くのではなく、本番のつもりでその企業のことを知り、真摯に向き合う姿勢が、最終的にご自身の選択肢を広げることにつながるのです。
どんな選考にも全力で取り組むことで、予期せぬ良い出会いが生まれるかもしれません。
こちらでは、一人でも効果的に面接練習できる方法を解説します。一人で面接練習をしたいと考えている人はぜひ参考にしてください。
面接練習をやりすぎたら逆効果になるという声もあります。こちらの記事では、面接の練習の質を上げる方法を解説します。
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