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優柔不断な性格だと面接で不利になりますか?
自分の性格について考えてみたときに、私は優柔不断な面があると自覚しており、就職活動の面接でこれがマイナスに評価されるのではないかと不安を感じています。
たとえば、何かを決める際に時間がかかったり、色々な選択肢で迷ってしまったりすることがよくあります。
面接では「あなたの強みと弱みは何ですか」といった質問で、正直に優柔不断な点を伝えてしまうと、企業から「この人は決断力がない」と思われてしまうのではないかと心配です。
優柔不断な性格は、面接において本当に不利になるのでしょうか?
もし優柔不断な性格が面接において不利になるなら、この性格をどのように伝えれば、むしろポジティブな印象に変えることができるのか教えていただきたいです。
また、優柔不断な部分を改善するために、面接までにできることや、面接での具体的なアピール方法について、アドバイスをお願いします。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
優柔不断という性格そのものが合否に関係するわけではない
優柔不断であるという性格そのものが、採用の合否に直接影響することはまったくありません。
それによって有利になったり不利になったりすることはまずないと考えてかまわないです。
重要なのは、その優柔不断という性格があることによって、あなたにどんな強みや弱みが生まれるのか、そしてなぜそういう性格がこれまでの人生で形成されたのか、その背景や要因をあなた自身がどうとらえているかです。
つまり、自己理解の深さが問われます。
自分の性格を分析し長所も短所も語れるようにしよう!
たとえば、優柔不断という性格と、企業の求める人物像とのマッチング度は見られます。
また、その性格を自分自身でどれだけ深く分析できているかどうかも、合否の判断材料になります。
性格そのものではなく、それに対する自己分析の深さが評価のポイントになるため、しっかりと自分と向き合い、長所も短所も語れるように準備しておくことが必要です。
優柔不断は強みに変わる! リフレーミングでポジティブに伝えよう
優柔不断な性格でも、面接で不利になるどころか、表現の仕方によっては有利に働く可能性があります。
大切なのは、短所をポジティブな側面に置き換えるリフレーミングという心理学的手法を使うことです。
たとえば、「優柔不断」をリフレーミングすると、次の2つの強みとしてアピールできます。
一つ目は慎重な検討力やリスクヘッジ能力です。すぐに結論を出さず、あらゆる可能性やリスクを考慮する力は、後から後悔するような判断や失敗を防ぐことにつながります。
優柔不断を克服! 決断力アップトレーニングで自信をつけよう!
二つ目は協調性や傾聴力です。一人で決めつけず、周囲の意見を聞き、取り入れようとする姿勢は、チームで働くうえでほかの人の意見を尊重できるという強みになります。
これらのリフレーミングした内容は、具体的なエピソードに落とし込んでアピールしましょう。
面接までにできることとしては、決断力を上げるトレーニングを日頃から意識的におこなうことです。
たとえば、「レストランで5秒以内にメニューを決める」とか、「この作業を考えすぎず、〇分で終わらせる」といったように、何かを選んだり決めたりする際に、短時間で決める練習をしてみてください。
トレーニングを重ねることで、「自分は意外と優柔不断ではない」という側面を発見することもあるかもしれません。
業界によっては慎重すぎる性格が敬遠される場合もあるかと思います。
その際は、今お話ししたような対策を積んでいることを加えると、より良いアピールにつながるでしょう。
以下の記事では短所として優柔不断であることを伝える際の好印象を残す方法を解説しています。優柔不断な性格を選考に活かせるよう、事前にチェックしておきましょう。
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