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派遣の面接では志望動機をどう伝えるべきですか?
派遣社員としての仕事に応募し、今度初めて企業との面接を受けることになりました。
派遣なので志望動機はそこまで重視されないのかなとも思いつつ、聞かれたときにどう答えるべきか悩んでいます。正社員のように「御社の理念に共感して…...」といった話でいいのか、それとも業務内容やスキルに絞ったほうが良いのか判断がつきません。
派遣先との面接で志望動機を聞かれた場合、どのように伝えるのがベストなのでしょうか? 印象を悪くしないためのポイントや、実際に使える答え方のコツがあれば教えてください。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
派遣の志望動機では即戦力となるスキルのアピールが必要
派遣社員として派遣先の企業で面接を受ける際の志望動機は、正社員の就職活動とはまったく異なるアプローチが求められます。
「会社の理念に共感しました」といった抽象的な熱意を語ることは効果的ではありません。企業が派遣社員に求めているのは、長期的な視点での人材ではなく、即戦力となる「マンパワー」だからです。
企業分析が大切! どのように貢献できるのかを自分の言葉で語ろう
したがって、志望動機では自身の具体的な「能力」に焦点を当てることが最も重要です。
まず、派遣先企業の業務内容を分析し、どのようなスキルが求められているかを理解します。
そのうえで、「私のこのスキルは、貴社のこのような業務で即戦力としてお役に立てます」というように、自身の能力が企業のニーズにどう合致するかを明確にアピールしましょう。
能力を重点的に伝えることが、採用を勝ち取るための鍵となります。
派遣の志望動機では即戦力と前向きな姿勢を伝えよう
派遣の面接においての志望動機は正社員採用とは異なり、業務内容への適応力と働く意欲を示すことが重要となります。
企業は派遣社員に即戦力を期待しており、業務への理解度や、人柄・コミュニケーション能力、そして短期的な離職リスクの低さを志望動機から見極めようとしているためです。
正社員が企業との結婚ととらえられるのに対し、派遣は業務内容へのマッチングを重視される傾向があります。
業務への関心と自分のスキルの活用方法を具体的に示すことで好印象につながる
私の過去の支援でも、志望動機を伝える際は、以下の3点を案内してきました。
まず、応募職種・業務内容への具体的な関心を明確にします。そのうえで、自身のスキル・経験がその業務にどう活かせるかを具体的に盛り込んでください。そして、派遣という働き方を選んだ前向きな理由を簡潔に加えましょう。
NGなのは、抽象的な表現、条件面ばかりの強調、そして準備不足です。これらを避け、簡潔にポジティブな姿勢で伝えることが成功の鍵となります。
これらのポイントを踏まえることで、面接官に「この人は業務をきちんとこなせる意欲と能力がある」と好印象を与え、面接を突破できる可能性が高まるでしょう。
面接での効果的な志望動機の作り方や答え方は以下の記事で解説しています。例文も紹介しているので、「どのような志望動機が刺さるかわからない」と疑問を持つ人は事前にチェックしておきましょう。
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