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外国人です。日本企業の面接対策の方法を教えてください!

タイ出身で、日本に移住して3年経っており、日本の企業に就職したいです。

ですが、日本語でどのようにコミュニケーションをとればよいのかわかりません。

外国人が日本企業で働くために必要な面接対策を、教えてくれませんか?

私は接客経験はありますが、それはアルバイトです。

プログラミングを勉強してきたので、将来はIT系の企業に勤めたいと思っています。

よろしくお願いいたします。

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています

キャリアコンサルタント/1級キャリアコンサルティング技能士

木原 渚

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日本の面接で評価されるために大切なのは誠実さと準備

日本の面接ではスキルだけでなく人柄や協調性、会社への志望動機などがとても重視されます。そのため、基本的な質問にしっかり準備しておくことが大切です。

たとえば、自己紹介、なぜこの会社で働きたいのか、自分の強みと弱み、キャリアの目標などがよく聞かれる質問です。

また、日本語でのコミュニケーションに不安がある場合は、ゆっくり、はっきり、丁寧にを意識しましょう。

日本では敬語や丁寧語が使われますが、無理に難しい言葉を使うよりも、誠実な態度で一生懸命伝える姿勢が評価されます。

スキル+人柄+異文化経験をバランスよくアピールしよう

さらに、外国人としての経験も大きな強みです。タイ出身であること、異文化のなかで適応してきた経験、アルバイトで接客をしてきたことなどは日本人にはない魅力です。

多文化への理解がある、コミュニケーション力がある、行動力があるといった特長として、自信を持って伝えてください。

プログラミングを学んでいるとのことなので、IT系の企業を目指す場合は、自分が作ったものや使える言語を具体的に話せるようにしておくと効果的です。

作品があればポートフォリオにまとめておくのもおすすめです。

キャリアコンサルタント/西雄一教育研究所代表

西 雄一

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外国人が日本企業の面接で評価されるには日本語力と姿勢が重要

近年では外国人が日本企業に就職する割合が増えてきており、政府が令和4年に発表した資料によると、日本の高等教育機関における外国人留学生の日本国内での就職率は31.1%にもなります。

現在、日本では人手不足のため、外国人労働者の採用が今後も増えることが簡単に予測されます。

敬語や礼儀に加え志望理由や自己分析も丁寧に準備しよう

外国人が日本企業で働く場合ですが、企業側が求める能力のうち上位は日本語力やコミュニケーション力です。

そのため、面接では適切に日本語でやり取りができるかどうかをチェックされます。

そのときに自己紹介だけでなく、「なぜ、日本企業で働きたいのか」や、「どのようにして日本語の勉強をしたのか」という質問をされ、その受け答えのなかで敬語が使えたり、礼儀正しく振舞えたりしているのかを見られます。

また、理系の場合は、専門知識やこれまでの経験・実績に関する質問がされます。志望理由、強み・弱み、将来のキャリアプランなどのほかの質問は日本人に対する質問内容とそれほど変わりません。

面接対策ですが、ほかの学生と同様、自己分析、企業・業界分析をしっかりとおこない、面接の練習を数多くこなすことで上達してきます。

以下の記事では面接対策の基礎を解説しています。これから面接対策を始める人で「何から始めたら良いかわからない」と悩む人は、参考にしながら対策に取り組んで、面接の臨みましょう。

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