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面接で2時間も話すのは異常ですか?

面接時間が2時間もあると聞いて、正直驚いています。一般的な面接は30分~1時間程度と聞いているので、2時間という長さに何か特別な意味があるのか不安です。

こんなに長い面接だと、一体どんなことを聞かれるのでしょうか。また、面接官が2時間もかけて私と何を話したいのか、意図がわからず戸惑っています。何か対策すべきことはありますか?

一般的な面接との違いや、2時間の面接で注意すべき点、心構えなど、アドバイスをいただけると幸いです。

4人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています

国家資格キャリアコンサルタント/2級ファイナンシャル・プランニング技能士

山田 圭佑

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2時間面接は異常じゃない! さまざまなシチュエーションを想定した対策を

面接時間が2時間というのは非常に長いですね。これが一次面接なのか、それとも最終面接なのか、または何回目の面接かによって状況は大きく変わります。

もし2時間も面接があるとしたら、多くの場合、学生が何かを考える時間や作業する時間が含まれていると推測されるでしょう。

たとえば、事前に何かを調べてプレゼンテーションをおこなうといった作業が含まれる面接形式かもしれません。

長丁場の面接は体力勝負! 事前にしっかり気持ちを作って臨もう

また、面接が長丁場になるということは、質問がかなり深く掘り下げられるか、面接官の人数が非常に多いことも考えられます。

対策としては、基本的なことですが、面接中に飲み物を飲んだり、お手洗いに行ったりできない可能性を考慮し、事前に済ませておくことが重要です。

内容だけでなく、体力的な側面も準備しておく必要がありますね。もしかしたら、面接官は学生の持続力を見ているのかもしれません。

キャリアコンサルタント

久野 永理

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長い面接は興味の証! チャンスととらえて前向きに臨もう

面接時間が2時間と設定されていても、一概に異常とはいえません。むしろ、企業があなたのことをより深く知りたい、じっくりと対話したいと考えている証拠であり、大きなチャンスと前向きにとらえるべきです。

企業によっては、複数回おこなう面接を一度に集約し、効率的に選考を進める目的で長時間の面接を設定しているケースも考えられます。

2時間という時間のなかで、さまざまな角度からあなたの個性や能力、将来性を見極めようとしているのです。

深掘り質問がされる場合も! 当日焦ることのないように万全の準備をしよう

長時間にわたるということは、それだけ深く掘り下げた対話の機会があるということです。複数の面接官が同席し、それぞれの視点から多角的な質問をされることも想定されます。

たとえば、今までの経験について深く質問されたり、入社後のキャリアプランについて具体的な考えを求められたりするでしょう。

話しているうちに、あっという間に時間が過ぎていくこともよくあります。

どのような質問が来ても対応できるよう、自己分析や企業研究といった準備を万全にして臨むことが、このチャンスを最大限に活かすことにつながるでしょう。

キャリアコンサルタント/キャリアコンサルティング技能士

瀧本博史

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面接時間だけが合格率に影響を及ぼすわけではない

面接時間が長いことは必ずしも合格を意味するわけではありません。面接時間が長引く理由は主に3つあります。

1つ目は、就活生の話し方に問題がある場合です。話が長かったり、内容がまとまらず伝わりにくかったりすると、面接時間が長くなることがあります。

2つ目は、面接官が合否を迷っている場合です。特に最終面接などでは、長時間かけて合否を見極めることが多いです。

3つ目は、面接官が自社の魅力をアピールしている場合です。これは合格の可能性が高いと言えますが、ほかの優秀な学生がいる場合は結果が異なることもあります。

面接時間の長さにとらわれずに次のステップへの準備をしよう

面接が長時間にわたる場合の対策としては、まずは自分の話し方を見直し、簡潔かつ明確に伝えることが重要です。

また、面接官の質問に対しては、具体的なエピソードを交えて答えることで、自分の強みや経験を効果的にアピールできます。

さらに、面接官が自社の魅力を語る際は、積極的に興味を示し、質問やコメントをすることで、自分の志望度のアピールにつながるでしょう。

最後に、面接時間が長いことに過度にとらわれず、自分の行動や対応に集中することが大切です。面接の結果はさまざまな要因によって決まるため、面接後は次のステップに向けて準備を進めましょう。

キャリアコンサルタント/コラボレーター代表

板谷 侑香里

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応募者へポジティブな印象を持てば面接時間が長くなる場合がある

まずは2時間の面接、お疲れ様でした。そのときの面接官は、会社の文化やチームとの相性を見極めたり、あなたのスキルや適性などを深く理解するために、雑談も交えながらさまざまな質問を投げかけていたのかもしれませんね。

就職をしたら、1日の多くの時間を働くことになります。そのため、面接官は、緊張が切れたあとの本音や素の部分が知りたい、合否のための理由付けとなる情報がほしい、などと考えていたのかもしれません。

いずれにしても、ポジティブな印象があるからこそ長時間の面接になっていると捉えて良いでしょう。

事前に伝えたいことや聞きたいことを簡潔にまとめておくことが大切

面接が長時間にわたる場合の対策ポイントについてですが、自分自身の強みや長所、短所など、自己理解に関する内容をあらかじめ言葉にしてわかりやすくまとめておきましょう。

また、企業の業界や事業内容などは企業の採用ページだけでなくIRの報告書などに目を通すと企業理解が深まります。

面接中に質問したいことはあるか尋ねられることもあるので、あらかじめ聞きたいことを考えて質問を用意しておきましょう。

さらに、会議室などが乾燥している可能性もあるため、面接が長時間に及ぶ場合は飲み物を準備しておくと良いですね。企業側が用意してくれることもありますが、必ずしも用意されているとは限らないので、飲み物を持参し、必要に応じて、一言断ってから、水分補給を心がけましょう。

面接前日は十分に睡眠をとって万全の体調で臨んでくださいね。

面接の時間にかかわらず次の記事で紹介しているポイントを押さえておくことが重要です。面接における25の評価基準を解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。

以下の記事では1時間の面接の流れや対策方法を解説しています。深掘りされやすい質問も紹介しているので、チェックしておきましょう。

こちらのQ&Aでも面接に2時間かかった相談者に向けてキャリアコンサルタントが回答しています。併せて確認してみてください。

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