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「人の役に立ちたい」という気持ちはどう仕事につなげれば良いですか?
幼い頃から「人の役に立ちたい」という思いが強く、将来はそのような仕事に就きたいと考えています。
しかし、具体的にどのような仕事があるのか、自分のこの気持ちをどう仕事に活かせば良いのかわからず、就職活動の軸が定まりません。
「人の役に立つ」仕事といっても、医療や福祉、教育など、さまざまな分野があると思います。
漠然とした「人の役に立ちたい」という気持ちを、具体的な仕事に落とし込むにはどうすれば良いのか教えていただきたいです。
また、そういった仕事に就くために、今からできることや、身に付けておくべきスキルなどがあれば何かアドバイスをお願いします。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
人の役に立つ仕事は無限! どう役に立ちたいのかを仕事に結び付けよう
「人の役に立ちたい」という思いはとても大切です。すでに質問文に「医療や福祉、教育」と書かれているように、対面サービスを考えているのだと感じます。
しかし、私だったら「あなたは仕事を甘く見ているのではないか」と最初に問うかもしれません。なぜなら、人の役に立たない仕事というものは存在しないからです。この点から考え直してほしいと思います。
そのなかでも、やはり対面サービス、たとえば医療や福祉、教育といった人と人とのやり取りに気持ちが動き、「ありがとう」と直接言われたい、というのであれば、そういう職種を選んでいくべきでしょう。
一方で、同じ教育というカテゴリーのなかでも、教師という働き方だけではなく教育本を出すことなども可能です。そうすると、その本を買った人も助かるわけですよね。
そういった間接的な貢献にも充実感を感じられるかどうかなど、いろいろと考えてみてほしいですし、できれば実践してみてほしいと思います。
もしかしたら、まったく違うところで「実はこういうことに興味があったのか」と気付くこともあるかもしれません。
実際に経験することでわかることも! 幅広い視野で新たな興味を見つけよう
根本的に「人の役に立ちたい」という思いは幅広い仕事に当てはまります。そこから絞り込むとすれば、実際にやってみたり知ってみたりすることで見えてくるでしょう。
恐らく、まだ就職経験がない学生のなかには、漠然と「対面サービスで人に直接『ありがとう』と言われたい」というイメージを持っている人がいると感じます。
しかし、それはある意味、視野がとても狭いというのが正直な感想です。もっと広い視野で仕事を探していきましょう。
誰に対してどう役に立ちたいのかを明確に! それが仕事選択の答えになる
「人の役に立ちたい」という思いは、仕事を選ぶうえで非常に大切な原動力となります。
その気持ちを具体的な仕事につなげるためには、まず「誰に」「どのように」役立ちたいのかを、自身で深く考えてみましょう。
たとえば、病気で苦しんでいる人を助けたいのか、あるいは、何かを学ぶ学生をサポートしたいのか、対象が違うだけで仕事内容は大きく異なります。
また、「ありがとう」と直接感謝されることに喜びを感じるのか、縁の下の力持ちとして誰かを支えることに満足感を得るのか、自身がやりがいを感じる瞬間を具体的にイメージすることが、仕事探しの軸を明確にしてくれるでしょう。
自己満足では不十分! 相手に寄り添う気持ちを大切にしよう
どんな仕事も、必ず誰かの役に立っています。書類を一つ作成するだけでも、次の工程を担当する人のサポートになっていますし、社会全体を支えることにつながっているのです。
役に立たない仕事というのは、一つもありません。
そのうえで最も大切なのは、あなたの「役に立ちたい」という気持ちが、自己満足で終わらないようにすることです。
相手が本当に求めていることは何かを考え、相手の立場に寄り添う視点を常に持つことが大切でしょう。それが、真の意味で「人の役に立つ」仕事をするための第一歩となります。
人の役に立つ仕事は次の記事で紹介しています。仕事を通じて人の役に立ちたいと考えている人はぜひ参考にしてみてください。
こちらの記事では、人を笑顔にする仕事について解説しています。職業別の志望動機の例文も紹介しているので、チェックしてみましょう。
社会貢献をすることで人の役に立ちたいと考えている人は、次のQ&Aも読んでみてください。社会貢献を志望動機にすることについてキャリアコンサルタントがアドバイスをしています。
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