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みなし残業がある企業で、ホワイト企業はありますか?
最近就職活動を始めました。いろいろな企業の求人を見ている際、みなし残業制を導入している企業を見かけるのですが、こうした企業にもホワイトなところは存在するのでしょうか?
ネット上の書き込みを見ていても、「みなし残業の会社は残業が多いブラック企業」という意見も多いので、応募するのに少し抵抗があります。皆さんのご意見として、こういった企業にはそもそも応募しないほうが良いでしょうか?
もしみなし残業制でもホワイトな企業もある場合、どのような点に注目すると判断できるでしょうか? 自分に合っている企業なのかどうかの判断には失敗したくないので、ぜひ見極め方などについてアドバイスをお願いいたします。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
探し方次第でホワイト企業は見つかる!
はい、みなし残業制の会社にもホワイト企業は存在します。みなし残業は、あらかじめ一定時間分の残業代が給与に含まれる固定残業代制や、実労働時間にかかわらず成果で評価される裁量労働制を指すことが多いです。
言葉の響きからブラックな印象を持つ人もいるかもしれませんが、一概にそうとは限りません。
個人的に取引のある会社では、みなし残業がある分、出勤時間が自由だったり、業務の途中で通院のために抜けたりと、柔軟な働き方ができるケースもあります。
探し方次第では、自分に合ったホワイト企業は見つかります。
口コミサイトなどで良い面と悪い面をしっかり確認しておこう
ただし、企業の公式ホームページ(HP)に書かれている情報と実態が異なる場合も多いため、口コミサイトで実情を確認することが非常に重要です。
特に、「こうした働き方ができるのは一人で仕事を回せるようになってから」という場合も多く、新人時代を大変だと感じて辞めた人のネガティブな口コミがあるかもしれません。
良い面と悪い面、両方の情報を得たうえで判断することが、入社後のミスマッチを防ぐことにつながります。
みなし残業の会社が必ずしもブラックというわけではない
まず、みなし残業がある会社が必ずしもブラック企業であるとは限りません。 そのような偏見は一度取り払った方が良いでしょう。
もし、みなし残業の範囲を超えて残業が発生した場合に、その分の残業代が1分単位で計算され、きちんと支払われている会社であれば、非常にホワイトだと考えます。
労働時間を30分単位で切り捨てる会社は要注意
本来は1分単位で労働時間を集計し、給与を支払うことが原則ですが、1カ月単位で集計する際に、15分単位や30分単位で切り上げたり切り捨てたりすることは許容されています。
しかし、もし1カ月の労働時間を集計する際に、30分単位で切り捨てられているような会社であれば、辞めておく方が良いかもしれません。
残業がある企業でもホワイト企業を見つけるためには、求人情報だけでなく、企業の口コミサイトやOB・OG訪問などを活用し、実際の残業の実態や残業代の支払い方について情報収集することが重要です。
面接時に残業時間や残業代の計算方法について具体的に質問してみるのも良いでしょう。
以下の記事ではおすすめのホワイト企業を40選紹介しています。また、ホワイト企業の特徴や見極め方などをも解説しているので、「ホワイト企業に就職したい」と考えている人はぜひ参考にしてください。
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