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プレゼン形式のグループワークを突破するコツはありますか?
就活の選考やインターンで、最後にプレゼンをおこなう形式のグループワークに参加する機会が増えてきました。
何も成果を求められないグループワークならプレッシャーもなく、和気あいあいとできます。ただプレゼン形式となると、限られた時間で一定のレベルのものを、しかもスライドにまとめなくてはならないので、なかなか難しいです。
こういうプレゼンが必要なグループワークについて、何かコツやおすすめの対策法はありますか?
テーマはその場で言われることが多いので、対策しようにもなかなか難しく、また当日も目指すべき結論がイメージできず、うまく進ませられなかったり、またスライドにきれいにまとめるのもままならず苦労しているので、アドバイスがほしいです!
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
グループワークは役割分担と逆算思考で勝利をつかもう!
プレゼンテーションをともなうグループワークを突破するためには、ゴールイメージの共有と、そこに至るまでの具体的なアクションプランの準備が非常に重要です。
まず、グループワーク開始から5分以内に、進行役、構造化担当、時間管理、スライド作成、発表者など、人数に応じて役割分担を明確に決定しましょう。
この早期の役割分担は、議論の効率を高め、全員が自分の役割に集中できる環境を作ります。
次に、与えられた課題を「背景・目的・提案・効果」といったような、お題に合った4つの箱で骨組み化し、それぞれの箱に担当者を割り当てます。この項目は「目的・現状課題・提案・効果」など、お題に合わせて柔軟に変更してもかまいません。
この骨組み化によって、議論の全体像が明確になり、各担当者が何をすべきか迷うことなく作業を進められるでしょう。
スライドは1枚1メッセージで視覚的に訴えかけることが有効!
時間配分についても、逆算したタイムテーブルを共有することが成功の鍵です。
たとえば、15分でアウトラインを、20分でスライドの草案を作成し、残りの時間でブラッシュアップと発表練習をおこなうといった具体的なスケジュールを立てましょう。
このタイムテーブルをグループ全体で共有し、進行役が適宜時間を管理することで、時間切れになるリスクを避けられます。
スライド作成の際は、1枚1メッセージを基本とし、情報過多にならないようシンプルさを追求してください。さらに、視覚的な理解を深めるために余裕があれば図表も添えるようにしましょう。
また、発表者以外のメンバーも、質疑応答に備えて補足資料を用意し、内容を頭に入れておくことが大切です。これにより、発表者が予期せぬ質問を受けた際にも、チーム全体で対応できるようになります。
このようなプロセスを事前にシミュレーションしておくことで、たとえテーマが未知のものであっても、当日その場でフレームが機能し、成果物の質を安定させることができるでしょう。
完璧より納得感! チームでプロセスを作ろう
プレゼン形式のグループワーク、初対面のメンバーと進めるのは大変ですよね。いくつかコツを意識するだけで進めやすくなりますので、ぜひ参考にしてください。
まず大切な心構えとして、完璧な結論を目指すのではなく、「チームで納得感のあるプロセスをどう作るか」を意識してください。企業が見ているのは、結論の質以上に、チームワークや役割分担、そして論理的な議論の組み立て方です。
具体的なコツとして、まず最初の15分程度を「全体の設計」に使いましょう。「このプレゼンのゴールは何か」「誰に向けた提案なのか」をチーム全員で明確にすることで、その後の議論が格段に進めやすくなります。
ストーリー仕立てがカギ! 日頃の練習で自信を持って臨もう
設計が固まったら、「課題→分析→提案→期待できる効果」というストーリーに沿って議論を組み立てていくと、論理的で分かりやすいプレゼンになります。
スライドを作成する際は、「スライドは話の補助資料である」と心得てください。文字を詰め込みすぎず、見出しや図を効果的に使って、要点を簡潔に伝えることを目指しましょう。
もし練習をするなら、日頃から「身の回りの物や出来事について3分間で魅力的にプレゼンする」という練習を、友人や家族を相手に試してみるのがおすすめですよ。
これらの点を意識するだけで、自信を持って本番に臨めるはずです。
グループワークの具体的な内容や評価ポイントなどについては以下の記事で解説しています。初めてグループワークに参加する人や、なかなか攻略できなくて悩んでいる人などはぜひ参考にしてください。
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