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グループワークの発表者はどうやって決めるのが正解ですか?
就活のグループワークで、最後に「では、どなたが発表しますか?」という流れになることが多いのですが、毎回その場が微妙な空気になってしまいます。
自分がやっても良いとは思うものの、出しゃばって見えないか気になったり、逆に誰もやりたがらず押し付け合いのようになってしまうこともあります。
おそらくリーダー的な立ち位置で引っ張ってくれた人が適任かと思うのですが、そのような人がいなかった場合の決め方が特に難しいです。
グループワークの発表者は、どのように決めるのがスムーズで、かつ就活の選考でも好印象につながるのか、自然な決め方や、発表役を引き受ける際のポイントがあれば教えてください。
細かいところで恐縮ですが、アドバイスをよろしくお願いいたします。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
グループワークの発表者は全貌を把握している人物が適任!
グループワークの発表者は、論点設計を担当した人かプレゼン経験のある人が最も適任です。議論した内容と発表が大きく食い違うリスクを避けるためにも、場を網羅的に把握できる人に発表を任せるのが良いでしょう。
もしリーダー的な人がいなかった場合は、論理構成を組み立てた人が最もそれに近いと思います。そうすることで、発表の質が担保され、グループ全体の評価に貢献できますよ。
発表者を決める手順としては、まず希望者を募ることから始めましょう。そうすることで、自ら進んで発表したいという意欲のある人を見つけられます。
もし希望者がいなければ、じゃんけんではなく、自薦+他薦1票のような方式でグループの合意形成を図るのが効果的です。公平性を保ちつつ、全員が納得する形で役割を決定できると思います。
発表者になった場合はメンバー紹介で一体感を示して評価を高めよう!
発表者が決まったら、すぐに全員でスピーカーノートの作成を支援することが重要です。これは分業でおこなってもかまいません。
スピーカーノートを共有することで、発表者以外のメンバーも発表内容を理解し、質疑応答などでのサポート体制を整えられます。
もしあなたが発表を引き受けることになったら、導入部分でチームメンバーの名前を紹介し、彼らの貢献を示す一言を入れることがおすすめです。
これによって、グループの一体感を示すことができ、面接官に良いチームワークをアピールできます。
結果として、個人の評価だけでなく、グループ全体の評価向上にもつながるでしょう。
実は決め方も評価対象! スムーズな意思決定を
グループワークの発表者決め、誰がやるか決まらず微妙な空気になること、よくありますよね。
実は、企業はこの「決め方」を通して、チームがどう意思決定をするかというプロセスも見ています。そのため、ここも大切なアピールの場です。
目指すべきは、役割の押し付け合いにならず、誰も気まずい思いをしない、納得感のある決め方でしょう。
そこで有効なのが、ほかの役割分担と絡めて提案する方法です。
たとえば、「発表は得意な方が担当するのが、一番伝わりやすいかもしれませんね」あるいは「資料作成をリードしてくださった〇〇さんが、一番内容を理解されているので適任ではないでしょうか」といったように、適材適所の観点から話を振ると、スムーズに議論を進められます。
「私がやる」の勇気がチームを救う! 貢献意識で高評価を狙おう
もし、自分がやっても良いと思えるなら、「誰もいなければ、私がやりますよ」と前向きに手を挙げる姿勢は非常に良い印象を残せます。
ここで最も大切なのは、「自分がやりたいから」という視点ではなく、「チームとして最大の成果を出すために、誰が発表するのが最適か」という姿勢を示すことです。
このチームへの貢献意識こそが、高く評価されるポイントとなります。
初めてのグループワークだと緊張しますよね。以下の記事では、どのような内容なのか、どのような点を企業が見ているのかなどを解説をしています。ぜひ参考にしてみてください。
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