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二次面接ではどんな質問をされることが多いですか?
就活中の大学生です。先日一次面接を通過し、次は二次面接に進むことになりました。嬉しい反面、「次はどんなことを聞かれるんだろう」と不安もあります。
一次面接では、志望動機や自己PRなど基本的なことを中心に聞かれたのですが、二次面接ではもっと深い内容になると聞いて少し緊張しています。
面接官の立場が変わるとも聞きましたが、それによって質問の内容も大きく変わるのでしょうか?
就活における二次面接では、どんな質問がよくされるのか知りたいです。一次との違いや、事前に準備しておくべきことがあれば教えてください。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
二次面接では具体的行動と再現性を見極める深掘り質問が多い
二次面接では、入社後6カ月で達成したい目標、当社の課題を一つ挙げ改善策を提案するといった具体的なケースを指定される提案、過去のプロジェクトや仕事のなかで最も苦労したのはどのようなものでしたかといった質問が多いです。
この段階では、あなたが過去の経験から何を学び、それをどのように次の職場で活かせるのか、具体的な行動と成果の再現性を見極めようとしています。
面接官の立場としては、より実戦に耐える再現性があるかを検証するような質問となるのです。
つまり、一次面接よりも具体的行動と再現性に注目されます。そのため、一次面接で話した経験を別の角度から深掘りされることも多いでしょう。
これらの質問に対しては、具体的なエピソードを交えて話すことが求められます。
回答はSTARメソッドに学びと会社への貢献を加えて構成し、一次面接で回答した内容と矛盾がないか再確認して臨みましょう。
STARメソッドを用いることで、あなたの経験が単なる出来事の羅列ではなく、あなたがどのように課題を解決し、どのような結果を出したのかを論理的に伝えることができます。
さらに、その経験から何を学び、それをどのように企業に貢献できるのかを具体的に示すことで、あなたの入社後の活躍イメージを面接官に持ってもらえるでしょう。
二次面接は事前準備が必須! 2ステップで抜かりない準備をしよう
また、二次面接では、一次面接よりも一歩踏み込んで、「どれだけ本気で私たちの会社を調べてくれているか」「入社後にどんな活躍をしてくれそうか」といった、あなたの熱意と具体性が見られています。
そこで、準備として特に重要になるのが「情報収集(インプット)」と「思考の深化(アウトプット)」という2つのステップです。
まず「情報収集」として、企業の理念や事業内容はもちろん、社員の働きぶりや今後の事業の方向性まで、IR情報なども活用して徹底的に調べ上げましょう。
次に、その情報を元に「思考の深化」をおこないます。
「入社して具体的に何をしたいのか」「どの分野で、どのように仕事を進めていきたいのか」「最終的に何を成し遂げたいのか」という、解像度の高いイメージを自分のなかで作り上げてください。
ここで最も大切なのが、この2つのステップを往復することです。自分のやりたいことを考えているうちに、「あれ、この情報が足りないな」と感じたら、再び情報収集に戻りましょう。
この地道な往復作業こそが、あなたの志望動機に深みと説得力をもたらし、二次面接突破の鍵となります。
二次は深掘り質問が定番! 一貫性のあるストーリーを準備しよう
二次面接は、一次面接で話した内容との一貫性を見ながら、あなたと会社が本当にマッチするか、実務への理解や将来性があるかなどを、より深く見極める場です。
そのため、質問も具体的なものが多くなります。
まず、一次面接で話した内容について、「前回〇〇とおっしゃっていましたが、もう少し詳しく教えてください」といった深掘りの質問がされるでしょう。
次に、「こんなとき、あなたならどう対処しますか?」といった状況判断を問う質問や、「当社の強みや課題をどうとらえていますか?」といった、仕事や業界への理解度を確認する質問も定番です。
そして最も重要なのが、「5年後、10年後にどんな仕事をしていたいですか」「当社で何を実現したいですか」といった、将来のビジョンに関する質問となります。
面接官の「なぜ?」に備えて自分の言葉で語れるようにしておこう
これらの質問に備えるために、まずは一次面接で自分が何を話したかを正確に振り返りましょう。そのうえで、深掘りされそうなエピソードについては、具体的な数字などを交えて、より詳細に話せるように準備しておきます。
そして、改めて企業のウェブサイトなどを確認して基本情報を再インプットし、自身の強み・弱みとエピソードを整理し直して、「会社にどう貢献できるか」という視点で語れるようにしておきましょう。
しっかり準備をすれば、自信を持って臨めますよ。
二次面接で深掘りされる質問や落ちてしまう人の特徴などは以下の記事で解説しています。突破して次の面接につなげるためにも以下の記事を確認して入念な対策に取り組みましょう。
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