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転職に向けた自己分析がうまくできないです……。
転職を考えて自己分析を始めてみたのですが、自分の強みや向いている仕事がなかなか見えてこず、思ったよりも苦戦しています。
新卒のときと違って、ある程度の経験がある分「何ができるか」はあるはずなのに、それをどう言語化すれば良いかわかりません。前職の経験もうまく活かせていないように感じて、自信が持てないまま時間だけが過ぎています。
転職活動において、自己分析がうまくできないのはどんな影響があるのでしょうか? また、社会人としての経験を踏まえた自己分析の進め方や、何から手を着ければ良いかアドバイスをいただけると助かります。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
身に付けたスキルや再現性を自分で理解することが重要
転職の際は、現職までの経験の棚卸しが非常に大切です。これまでのキャリアで得たスキルや経験を体系的に整理し、それが次の職場でどのように活かせるのか、再現性の高さを求めていくことが重要になります。
たとえば、以下のようなワークに取り組んでみましょう。
まず、これまでのタスクを棚卸しして、作業量、難易度、達成感の3軸で★を1〜5で評価してください。こうすることで、あなたがどのような業務で強みを発揮し、どのような業務でストレスを感じるのかが客観的にわかります。
この評価により、★4以上が強み領域、★2以下がストレス領域として可視化されるでしょう。
次に、★4領域で「どんな環境・関係者がいたか」を共通項として抽出し、最適な環境を言語化してみてください。これにより、あなたが最もパフォーマンスを発揮できる環境が明確になります。
強みと、強みを出すのに最適な環境がわかると、次の仕事のフィット条件として転職軸が明確になるでしょう。
この軸をもとに企業選びをすることで、入社後のミスマッチを防ぎ、より満足度の高いキャリアを築くことができるようになります。
自己分析は、単なる過去の振り返りではなく、未来のキャリアをデザインするための重要なステップです。
自己分析ができていないとマイナス評価の可能性も! 自己理解を徹底しよう
転職時に自己分析ができていない、あるいは新卒時の自己分析からアップデートされていない場合、これまでの仕事からきちんと学びを得られていないという印象を与えてしまいます。これは非常に良くありません。
棚卸しができていない状態だと、これまでの仕事を通じて自分がどのような人物であるかを再認識できていない、あるいは認識が更新されていないと見なされます。
その結果、入社後も成長が見込めない、あるいは同じような状況を繰り返す可能性があるというマイナスな再現性を連想させてしまうでしょう。
最低限、現時点で自分がどのような人間であり、どのような学びを経て今ここに立っているのかを説明できるようにしておくことが必要です。
二次面接では即戦力が鍵! 経験を強みに変える言語化が重要
転職活動における自己分析は、新卒のときとは少し視点が異なります。企業はあなたを「即戦力」として見ているため、これまでの経験を整理し、自分の強みを的確に言語化することがより一層重要です。
この軸が曖昧だと、応募先選びが難航したり、書類選考の通過率が下がってしまったりする原因にもなります。
では、社会人経験を活かした自己分析はどのように進めれば良いでしょうか。
まず、過去の業務を振り返り、「なぜその仕事が必要だったのか」「そのなかで自分はどんな役割を担ったのか」そして「何を得られたのか」という3点を整理し、自身のスキルの「再現性」を明らかにします。
客観的視点を取り入れて転職の軸を明確にしよう
次に、自身の働きぶりをよく知る上司や同僚に、客観的なフィードバックを求めてみるのも非常に有効です。自分では気付かなかった強みが見つかるかもしれません。
そして最後に、これらの分析を踏まえて、今回の転職で何を成し遂げたいのかという「目的」や、働き方の「希望条件」を明確にしましょう。
この3つのステップで、あなたのキャリアの軸がしっかりと定まり、自信を持って転職活動を進められるようになりますよ。
「具体的な自己分析の方法がわからない」と疑問を持つ人は以下の記事を参考にしてください。就活に役立つ自己分析の方法を解説しています。
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