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社長面接ではどのような内容が聞かれますか?
今度、社長面接を受ける予定があるのですが、どのような内容が聞かれるのか不安です。最終面接にあたるため、これまでの面接とは違う点があるのか気になっています。
志望動機や自己PRをより深掘りされるのか、それとも価値観や人生観のような抽象的な質問が増えるのでしょうか?
また、逆質問の時間がある場合、どのようなことを質問すれば好印象につながるのかも知りたいです。
社長面接でよく聞かれる内容や、評価されやすい受け答えのコツについて教えてください。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
理念共感&貢献意欲が重要! 深い視点からの質問が多い
社長面接は、選考の最終段階であり、あなたの企業への適合性を経営層が最終的に判断する場です。そのため、より深い視点からの質問が中心となるでしょう。
気になるポイントは、一つ目に「会社理念と自分の人生観の合致度」、二つ目に「10年後どう会社を背負っていきたいか」、三つ目に「修羅場をくぐり抜けた経験」、四つ目に「利益と顧客価値の両立策」といったところです。
これらの質問を通じて、あなたが企業のビジョンにどれだけ共感し、長期的にどのような形で貢献できるのか、そして困難な状況にどう立ち向かえるのかを見極めようとします。
社長面接では、あなたの人間性や価値観、そして将来のポテンシャルが重視されるのです。
また、発言内容以外に、入社後に具体的に活躍できるイメージが湧くかどうかという点が重視されます。そのため、以下のような点も見られていると意識しましょう。
まずは、ハキハキと受け答えしているかです。クライアントとのコミュニケーション時を想定し、「この人はお客様の前に出しても大丈夫か」という視点で見られます。淀みなく、はっきりと自分の意見を伝えられているかが重要です。
そして、迷いなく伝えられているかも見られます。社内でのプレゼンテーションなど、直接クライアントと向き合わない職種であっても、社内でのコミュニケーションの質が見られるのです。
翌日からでも活躍できるような、明確で自信のある受け答えができているかどうかが評価されます。
意思決定の一貫性をアピール! 逆質問で好印象を狙おう
社長面接で良い印象を与えるコツは、数字×情熱×一貫性を示すことです。
具体的な実績を数字で示し、企業への強い情熱を伝え、これまでのキャリアや人生観に一貫性があることをアピールしましょう。
また、逆質問はあなたが企業にどれだけ関心を持ち、経営視点を持っているかを示す絶好の機会です。
たとえば、「社長が今最も解決したい課題に対して新人に期待する役割は何ですか?」といった質問は、あなたの企業への深い関心と、経営課題に対する意識の高さを示すことができるでしょう。
あなたが単なる一社員としてではなく、企業の未来を共に創り出すパートナーとして意欲的であることを示すことができるはずです。
社長面接では価値観や覚悟を見られる! 深掘り質問に注意
社長面接では、価値観や人生観、将来のビジョンといった、候補者の思いに関する深掘りの質問が多くなります。
実務的なスキルよりも、その人の人間性や入社への覚悟が見られるのです。
「なぜこの会社でなければならないのか」「この会社で何を成し遂げたいのか」といった問いに対して、自分の言葉で熱意を込めて語れるように準備しておくことが不可欠となります。
付け焼き刃の知識やスキルではなく、あなた自身の内面が問われる場だと心構えしておきましょう。
逆質問は経営視点で! 高い視座をアピール!
そのため、逆質問をする際は、社長自身の考えやビジョンに触れる質問をすると良いですね。
たとえば、「ホームページ(HP)で拝見した経営計画について、現在の到達度はどのくらいだとお考えですか」など、会社全体にかかわるスケールの大きな質問をすることで、高い視座と熱意を示すことができます。
ただし、そのためにはIR情報などを読み込んでおく必要があるでしょう。深い企業研究にもとづいた質問で、本気度を伝えてください。
社長面接で出題される可能性が高い質問や対策方法などは以下の記事で解説しています。社長面接を控えている人は、事前にチェックしておきましょう。
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