例文10選|部活動で学んだことの回答で面接をリードするコツ

この記事にコメントしたアドバイザー

  • 渡部 俊和

    合同会社渡部俊和事務所代表 保有資格:国家資格キャリアコンサルタント(登録番号16029675) SNS:Facebook

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  • 横山 慶一

    インテグラルキャリア研究所所長 保有資格:国家資格キャリアコンサルタント/1級キャリアコンサルティング技能士 SNS:Twitter/LinkedIn

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  • 鈴木 洵市

    ブルーバード合同会社代表取締役 保有資格:国家資格キャリアコンサルタント(登録番号21041822) SNS:Instagram/Facebook

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この記事のまとめ

  • 部活動で学んだことは仕事にも適用できるようなイメージを伝えると高評価
  • 部活動で学んだことを伝える際には学びに至るまでの過程が重要
  • 役職・状況別でおすすめの学びと回答例文10選を紹介

部活動経験のある学生が聞かれがちなのが、部活動で学んだことに関する質問。「部活動で学んだことは何を伝えるのが正解かわからない」「部活動であまり成果が出せてないから不安……」と頭を悩ませる学生も少なくありません。

部活動で学んだことは継続して得た学びであるため、面接官から高評価を得られるチャンスです。一方で伝え方を間違えてしまうと、仕事で活かせないと評価されたり、他の部活動をしてきた学生の中に埋もれてしまうようなアピールになってしまいます。

この記事では、キャリアアドバイザーの渡部さん、横山さん、鈴木さんのアドバイスを交えつつ、部活動で学んだことの回答方法について解説します。部活動経験者の学生は面接に備えてぜひ対策をしてみてくださいね。

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目次

部活動で学んだことの回答は成長イメージを伝えることが重要!

学生生活において、長い時間をかけて打ち込んできた部活動。面接官に部活動で学んだことを問われた際には、伝えたいことがたくさんある学生もいるかもしれませんが、やみくもに部活動の経験を伝えても高評価には至りません。質問の意図を理解したうえで、今後の成長イメージを伝えることが必須です。

記事では、面接官が部活動で学んだことを聞く理由を解説。そこからどんな方向性で答えるべきかが見えてきたら、部活動で学んだことを通して今後の成長イメージを持ってもらうための構成も解説します。

さらに、10通りの役職別・文化部、運動部などの状況別で使える学びも紹介するため、自分にあった学びを探すことができますよ。回答例文10選もあわせて解説するため、自分ならではの学びをどのように盛り込めるか考えながら、回答をブラッシュアップしていきましょう。

面接官が部活動で学んだことを聞く2つの理由

面接官が部活動で学んだことを聞く2つの理由

  • 取り組みから学びを得られる人材か確認するため
  • 部活動での経験を企業でも活かせるか確認するため

エントリーシート(ES)や履歴書に部活動経験を記載すると、面接で部活動で学んだことを聞かれることはよくあります。また、自己PRや学生時代に力を入れたことでも部活動経験を盛り込むと、それを深掘りする質問で部活動での学びを聞かれることもありますね。

面接官はなぜ部活動で学んだことを聞くのか、その理由を押さえることで盛り込むべき要素や学びなど回答するべき方向性が理解できますよ。

①取り組みから学びを得られる人材か確認するため

基本的に部活動は単発・短期的なものではなく、大学生活の中で長い時間をかけて経験するものです。ただ漠然と部活動に取り組むのではなく、学生に目的意識があるかどうかを面接官は確認しています

目的意識がある学生であれば、入社後もスキルアップのために日々学びを吸収してくれるという期待ができますよね。

部活動にただ所属し続けることは簡単かもしれません。しかし、その取り組みに対して目的意識を持ち、経験を学びに変えられる人材であるかを判断します。

②部活動での経験を企業でも活かせるか確認するため

面接官は学生の入社後の活躍する姿をイメージしたいと考えています。

そのため、過去の部活動での経験から、学生がどのような過程を経て学びを得たのかを聞くことで、入社後に課題があった際もそれを学びに変えて活躍をする再現性を見出しています

部活動での経験からの学びを部活動で留めることなく、汎用性のある学びとして企業でも活かせるかを確認したいということです。

アドバイザーコメント

自分では自覚できていない学びや強みを面接官が見出すこともある

部活動を一定期間続けてきたということは、見ず知らずの先輩部員の集団に加わり、1から人間関係を築き、タスクを実行し、何らかの結果を出してきたということです。これは企業に入ることとよく似ているため、面接官は部活動の体験を聞くことで、入社後にも再現できる何らかのスキルを見いだせないかと考えています。

それはヒューマンスキルや身についた習慣、目的に向かって努力する過程で得た考え方や気づきなどさまざまな要素がありますが、学生が自覚していない学びや強みが面接官側に読み取れることもあります。

たとえば、学生は「行動力」が身に付いたと話していても、面接官からは、同じエピソードから見える「計画性」のほうが魅力に映ることもあります。

今後の伸びしろを面接官に魅せよう

通常は、部活動で得られた経験がそのまま企業で活かせるということはまれです。たとえ、インターンシップやアルバイトの経験があったとしても、まだ本格的な仕事はこれからです。

そのため、新しい仕事に取り組む姿勢と意欲、今後の伸びしろがどのくらいありそうか、という点を見出すために面接官は部活動で学んだことを聞いています。

部活経験は、自己PRでもアピールできます。効果的にアピールする方法はこちらの記事を参考にしてください。
部活の自己PRで高評価を得る必勝法|15例文を役職・部活別で紹介

面接の回答に不安な人は、質問リストをチェックしよう!

不安を抱えた状態で面接本番を迎えると、うまく回答できず、選考に落ちてしまうことが多いです。不安を解消するためには、あらかじめ質問を予想し、その回答を考えておく必要があります。

そこで、無料の「面接質問リスト&回答集」を活用しましょう。面接でよく聞かれる質問とその回答例が多数収録されており、回答の際のポイントも解説してあります。

ぜひ活用して不安を解消し、志望企業の面接を突破しましょう。

部活動で学んだことを伝える際の3つのコツ

部活動は楽しいことばかりではなく、ときに逃げ出したくなるほど苦しい思いをしてきた学生も多いですよね。せっかく部活動で素晴らしい経験をしてきているのに、伝え方のコツを押さえていないと面接官に響く学びを伝えられないこともあります。

今から解説する3つのコツを押さえることで、自分の部活動での学びのどの点に意識を置いて伝えるべきかが見えてきますよ。

①目的意識を明確にする

部活動の経験をするなかで、何を思って部活動に入部をしたのか、何を思って部活動を継続してきたのかあなたの考えや価値観を明確にしてください。部活動の目的を言語化してみましょう。

部活動への目的意識が伝われば、入社後も業務に対して目的意識を持ち、目標に向かって一生懸命取り組むイメージにつながります。

正直、目的意識を持たずに部活をしてきました……。その場合はどのように考えたら良いのでしょうか?

渡部 俊和

プロフィール

部活動を続けられた理由を考えよう

「計画的偶発性」という考え方があります。ビジネスパーソンの7割ほどはそもそもあらかじめ計画していたことではなく、たまたま起きた偶然の出来事でキャリアが変わった、という認識があるそうです。

目的がなかったのであれば、むしろそれで「なぜ部活を継続できたのか」について考えてみましょう。おそらく自覚していないだけで、実際は続けた過程で何か動機づけになったことがあるのではないでしょうか。

続けていくためにはそれなりにエネルギーも時間も使います。また、部活動に費やす時間を他のことに充てられたわけです。

そのため、部活動をおこなう中で、目的らしきものがまったくないというわけではないはずです。「目的」を大げさなものと思わず、身近なことからもう一度振り返ってみてください。

②結果に至るまでの過程を伝えることを意識する

部活動で得たものとして、真っ先に考えやすいのが大会などの結果という学生も多いかもしれませんね。また、部活動で思うような結果を残せず、面接で良い結果を伝えられないと不安に駆られている人もいるかもしれません。

しかし、面接官は部活動で学んだことから結果を聞きたいというわけではありません。結果に至るまでの学生の考え方や価値観を知りたいと考えているため、何をしてきたのかという過程に焦点を当てて伝えることを意識しましょう。

部活動での結果は素晴らしいものですが、それはあくまでも部活動での話であって仕事には直結しづらいです。しかし、努力を重ねた過程や困難を乗り越えた過程であれば、入社後も同じように課題を乗り越えられることを面接官にアピールできます

③企業の求める人物像に合わせて学びを考える

部活動で学んだことは1つだけではないはずです。また、企業が求める人物像も1つとは限りません。

そのため、企業の求める人物像や社風、志望職種に合った部活動での学びを伝えられると「自社に合った学生」という印象につながります

部活動の中でも大会での経験、役職としての経験、練習した経験などさまざまな経験があるはずです。自分の複数ある経験の中で企業にマッチしたアピールができると効果的ですよ。

アドバイザーコメント

部活動というストーリーを伝えよう

部活をおこなった目的や実際の活動、志望動機との関連を軸に部活動で得たことをまとめてみましょう。これをただ項目として並べるのではなく、流れのあるストーリーとして組み立ててください。

具体的には、やったことをキーワードとして並べるのではなく、そのプロセスを丁寧に取り上げることが大切です。部活動をする中で「どんな苦労や工夫をしたのか」「自分一人で努力したのか」「メンバーと協力したのか」「時には意見のぶつかり合いがあったのか」などを具体的に振り返りましょう。

取り組んだことには自然と情熱や意思が入っている

何かに取り組み、結果として失敗したことでも構いません。そこにはあなたの情熱や意思が必ず入ってきます。一般的には失敗談の方が面接官に共感されることが多いものです。そして大切なのは、部活動の経験で学んだものは何かを明確に言語化することです。

面接で伝えたい学びが決まったら、学びを得るまでのストーリーを鏡に向かって語るだけでなく、同じ部の友人に語り、聞いてもらいましょう。自分の部活動での学びのため、「報告」ではなく「自分の経験を語る」まで話を練り込むことが必要です。この語る練習をすることで面接全般のスキルアップにもつながります。

自己PRが思いつかない人は、ツールを使うのが一番オススメ

自己PRのネタを決めても、それを裏付けるエピソードに悩む学生は多いです。しかし、特別なエピソードがなくても受かる自己PRを作ることはできます

そこで紹介したいのが「自己PR作成ツール」です。ツールを使えば、簡単な質問に答えるだけで裏付けるエピソードが思いつかなくてもあなたの強みが完璧に伝わる自己PRが完成します

ぜひ活用して、志望企業の選考を突破しましょう。

 実際にツールで作成した自己PR例文 
 (リーダーシップが強みの場合) 
私はリーダーシップを発揮できる人材です。 学生時代にサークル長として運営に携わった際に、リーダーシップを養うことができました。 サークル長を務めていたフットサルサークルでは、練習場所や時間が取れないことや、連携が取りきれていないことが問題でした。そこで、大学側に掛け合い週に二回の練習場所を確保し、時間を決め活動するようにメンバーに声かけを行いました。さらに、週末明けに今週の活動の詳細をメンバーにメールで配信することで連携強化に努めた結果、サークル加入率を前年度の3倍まで伸ばすことができました。 問題にしっかりと焦点を当て、迅速に対応していき、周りを良い意味で巻き込んでいくリーダーシップを御社でも活かしてきたいと考えております。

部活動で学んだことを伝える構成

部活動で学んだことを伝える構成

部活動で良い経験をして魅力的な学びがあったとしても、面接官にうまく伝わらないのでは非常にもったいないですよね。面接官とあなたは基本的には初対面であり、あなたのバックグラウンドを面接官は知りません。

部活動で学んだことを伝える構成を押さえることで、過不足なく伝えるべき内容を盛り込むことができ、部活動に対して知識が乏しい面接官にとっても話が理解しやすくなります。

結論:部活動で何を学んだのか

学びを得るまでの過程や部活動での結果を伝えたくなる学生も多いかもしれませんが、
部活動で学んだことを伝える際には結論ファーストが重要です
。まずは端的に何を学んだのか答えましょう。

学んだことを最初に伝えることで、面接官は「今からこの学びを得るまでの話を聞くのだな」と心構えができます。

NG例文

私はチームメイトを巻き込みつつ、どんな辛い練習にも耐え、自主練にも励み、結果を追い求めた体育会テニス部の経験から県大会3位入賞をして忍耐力を学びました。

OK例文

私は体育会テニス部で「忍耐力」を学びました。

部活動では競技の技術ばかり学んできました。仕事でも活かせそうな強みってどのように考えたら良いですか?

横山 慶一

プロフィール

仲間や応援者のことを考えてみよう

部活動の中で、ずっと一人で技術を磨く鍛練をしてきましたか。 一緒に練習をする仲間や、応援をしてくれるたくさんの人が協力してくれたと思います。

努力をするのは自分自身ですが、多くの人の協力があって初めて成長できます。家族も含めて、そのような人たちへの感謝や配慮の気持ちを抱いたとすれば、それは将来仕事に活かせる最大の強みになります。

またそのような気持ちがあれば、人の力になった経験もあるはずです。ぜひ、丁寧に振り返ってみてください。必ず仕事に活かせる強みが発見できます。

部活動の概要:どんな組織でどんな役割を担っていたのか

部活動と一口に言っても体育会系や文化系、個人競技、団体競技など環境は多種多様です。自分の中では当たり前と思っている部活動の環境ですが、初めて話を聞く面接官にとっては何も前提知識がありません

そのため、自分が所属する部活動とはどんな組織なのかをわかりやすく伝える必要があります。同時に、どんな役割を担っていたのかも伝えましょう。

役割は部長や副部長、マネージャーなどの役職だけに限らず、部活動の中でどのような働きをしたのかも含めます。ただ役職を伝えるのではなく、具体的に面接官が働きをイメージできるように伝えましょう。

部活動の概要として伝えるべきこと

  • スポーツや活動の詳細(マイナーな場合)
  • 部活動の基礎情報(活動頻度や部員数、創部年数など)
  • 自分の役職や役割(部長など)
  • 部としての目標(全国大会出場を目標にしているなど)

部活動の概要の例

  • 体育会バスケットボール部の主務として、練習試合のセッティングをおこなっていました
  • 創部5年のバレーボール部で週6回練習に励む中で、部長としてチームをまとめてきました
  • 創部87年の体育会サッカー部の渉外として、1000名を超えるOB・OGと連絡を取り合っています

部活動で感じた課題:どんな課題があったのか

課題や困難があるからこそ、部活動で学びが得られます。部活動をするなかで、問題や課題、改善したいと感じたことなどを伝えましょう。

部活動での課題を伝える際には、課題そのものを具体的に伝えることはもちろん、なぜ課題だと感じたのか自分の考えまで盛り込みましょう

たとえば、「部員のモチベーションに差がありました」が課題だとします。それに対して「県大会優勝という目標を達成するためには、チーム一丸となる必要があると考えました」などが課題に感じた自分の考えとなります。

取り組み:課題に向けてどんな取り組みをしたのか

課題を踏まえて、どのような取り組みをしてきたのかを伝えます。面接官はこの課題を解決するための取り組み、つまり学びを得るまでの過程の部分を重視しています。

取り組みは部活動だけで活きる取り組みではなく、仕事など他のことにも応用できるような汎用性のある取り組み方を示しましょう

たとえば努力をする姿勢や諦めない気持ち、計画的に物事を進める姿、周囲を巻き込む姿などをアピールできると良いですね。

取り組みの例

  • 自由参加の朝練を開催した
  • アンケート調査をおこない練習メニューを再考した
  • 練習試合をセッティングするために、ほかの大学に連絡を入れた
  • OB・OGに活動を報告するためにSNSアカウントを開設した

このとき、大変だったことや困難なことを盛り込むと「最後までやり遂げられる学生」と印象付けることができます。

困難なことの例

  • 最初は部員から賛同を得られませんでした
  • 練習を繰り返しても、成果がなかなか現れませんでした
  • 多くの人がかかわっているため、計画を立てても思うように進みませんでした

鈴木 洵市

プロフィール

部活動を通した取り組みについてはさまざまな困難があるものです。

個人競技、集団競技を問わずに、人とかかわって課題に取り組んだ経験を伝えることをおすすめします。人にかかわる課題は部活動をしていない人でもイメージをしやすいためです。

結果:どのような変化をもたらし学びを得たのか

耳障りを良くするためにちょっとくらい結果を盛っても良いのでしょうか?

鈴木 洵市

プロフィール

事実を盛ると自分が苦労してしまう

事実を盛ってしまうと、そのあとの事実確認や、希望する会社に部活の卒業生がいた場合には嘘だとばれてしまうため、止めましょう。

面接官の耳障りを良くしたいのであれば、あなたが感じたことや、経験したことに対する個人の意見ではなく、周囲の意見を取り入れてみましょう。周囲からの良い評価などの自分の良い部分を抽出し、ストーリー展開をしてみてください。

どのような結果を得たのかが、部活動での「学び」です。自分が課題に対して行動を起こす前と後ではどのような変化をもたらしたのかを面接官に伝えましょう。

結果を伝えるときには数字や第三者の意見を盛り込むと、結果に対する信頼感や納得感が増すためおすすめです

結果の例

  • チームの底力があがり、県大会で優勝をすることができました
  • 練習試合を前年対比3割UPでセッティングすることができ、チームのモチベーションがあがりました
  • 会費の滞納率を0にできました
  • 3年生の春からはレギュラーに入ることができ、監督からも「よくここまで成長できた」と褒めてもらえるまでになりました
部活動で競技として大きな結果は残せていません……。どのように学びを伝えたら良いのでしょうか?

渡部 俊和

プロフィール

部活動の経験の中で改善するべきことを考えてみよう

どのような競技でも結果を残せるのはごくわずかな人だけです。結果が出ずに敗れたからこそ学べることがあると考えるべきです。

そして、「自分なりにうまくやれたこと」「やれなかったこと」「どうすれば良かったのか」などを振り返る中で、改善すべきことを見つけましょう。

「仕事の場では同じ失敗をしない」という観点で、これからの仕事や自分の行動指針に置き換えていけば、今後の抱負や理想の将来につながる内容が見つかります。

また、結果というのはさまざまな要因に左右されます。結果がすべてではありません。自分なりにレベルアップしたことや、取り組む過程や工夫の中に学びの余地があれば、面接官はあなたを評価してくれますよ。

今後の活かし方:入社後に部活動での学びをどう活かすか

部活動で「学んだこと」だけや「結果」だけ伝えるのでは、面接官は「部活動を頑張ってきたんだね」という感想しか抱きません。面接官が採用したいのは、経験を学びに変えられる学生です。

そのため、部活動で学んだことを入社後にどのように活かすか、未来に向けた前向きな意思を伝える必要があります。学びを入社後に活かして、どう貢献していきたいかを伝えましょう。

部活動で学んだことを他の事象にも活かせるように抽象化し、さらにそれをその企業に当てはめることを意識すると今後への活かし方が考えやすくなります

今後への活かし方の例

  • この経験から、御社に入社後も自分のためだけでなく、部署や会社全体の業績を上げるためにチームで効率的に働けるようなコミュニケーションを取っていきたいです
  • 御社に入社後も、達成困難な課題や問題に出くわしたときこそ、自分ができる行動を見直し努力を重ねて達成していきたいと考えています

今後への活かし方を考えようとしても入社後にやりたいことがわからない学生もいるかもしれませんね。そんな人は、以下の記事を参考にしてください。
例文10選|入社後にやりたいことの回答で押さえるべきコツは?

役職別の部活動での学び一覧

経験してきたことや取り組んできたことはたくさんあっても、どんな学びかと言われるとうまく言語化できない人もいるかもしれません。

また同じ部活に所属していても、役職によっては学びが異なります。

今から解説する役職別の部活動での学び一覧を参考に、自分の役職ならではの学びを探していきましょう。経験と学びに一貫性が出るため、面接官の納得感を高めることができます。

渡部 俊和

プロフィール

企業側からすると、部活動の役職や肩書を重視しているわけではありません。

むしろ「どのように行動したか」「その過程でどう取り組んだか」が重要です。役職だけでわかってもらおうとせずに、具体的に何に取り組んだのかなど事実を伝えましょう。

部長

部をまとめ、牽引する役割である部長。全員で1つの目標に向かって努力をする際の舵きり役となります。

ときには顧問や監督とチームメイトの間で板挟みになる苦悩をともなうなど、その立場に頭を悩ませたこともあるはずです。

部長経験のある学生は、自分が部をどのように率いていたのかに焦点を当ててみましょう。自分が先頭で物事を推し進める部長だったのか、部員一人ひとりに寄り添った部員だったのかなど、人によって部のまとめ方はさまざまありますよね。

部長経験で得られる学びの例

  • 責任感の大切さ
  • 集団を束ねる重要性
  • 主体的に動く大切さ
  • 最後まであきらめないことの重要性
  • 周囲に働きかける大切さ
  • 周りをよく見ることの大切さ

副部長

部長の補助をするだけでなく、部全体の細かな部分にも気を配り部員を巻き込む役割のある副部長。

部長が厳しく指導・教育をする部活であれば、副部長は心が折れそうになった部員を優しくフォローしたこともあるのではないでしょうか。

副部長経験のある学生は、自分と部長との役割の違いや、部員とのかかわり方に着目してください。サポートとしての役割の要素が強い副部長なのか、部員を率いる副部長なのかを考えてみて、そこからどのように行動し学びを得たか考えてみましょう。

副部長経験で得られる学びの例

  • 人と人をつなぐことの重要性
  • 柔軟に動くことの大切さ
  • 全体を俯瞰してみることの重要性
  • 相手の立場に立つ重要性
  • さまざまな人の意見を調整することの大切さ
  • 問題を正確に発見することの重要性
正直名前ばかりの役職でたいして活動していません……。どのように学びを考えれば良いのでしょうか?

横山 慶一

プロフィール

責任を感じたことや協力者に抱いた感謝の気持ちに着目しよう

役職につくということは自分がプラスアルファの責任を負うということです。責任を負うということは、具体的には個人ではなく組織やグループの代表としての言動、行動をするということにつながります。

社会に出ると、役職につき、組織内の責任も重くなり、多く場合多くの部下を持ち、部下の行動の責任を持たなければなりません。

学生時代の部活での役職は、社会の組織の縮図です。個人で役職に見合う活動ができたか否かは経験の蓄積だと考えてください。あまり活動ができなかったとしても、その責任を感じ、協力者に対しての配慮や感謝の気持ちを育むことができたとすれば、それは大きな学びとなっています。

そのような視点から是非、言語化してみてくださいね。

主務

部活動での主務は監督の補助をしたり、大会参加の手続きをするなど、事務作業を担っています。部活動によって主務の役割は雑務をおこなうマネージャー的な側面があったり、選手と主務を掛け持ちしてるケースなどさまざまな役割があります。

そのため、自分はどんな役割のある主務なのかを明確にして学びを伝えましょう

主務にしかできない仕事は何であったのか、主務だからこそ悩んだことはあったのかを明確にすれば、そこから学びも見えてくるはずです。

主務経験で得られる学びの例

  • 周囲をまとめることの重要性
  • 段取りをすることの大切さ
  • 計画的に動くことの重要性
  • リスクを把握することの大切さ
  • 個の利益ではなくチームの利益を求めることの大切さ
  • 気配りの大切さ

マネージャー

マネージャーはチーム全体のサポートをする役割も担います。雑用だけでなく、部員の悩み相談を受けたりするなど人によって役割はさまざまです。

また、部員とのかかわりだけでなく、監督や顧問、OB・OGなどと接することもよくあります。

「部員のことを思って雑務をこなした」だけでは、それは単なるマネージャーの仕事を遂行しただけに他なりません。マネージャーとして当たり前の雑務以外に何を部員のために提供できたのか、そこから何を学んだのかを具体的に伝えましょう

マネージャー経験で得られる学びの例

  • 課題を発見することの重要性
  • ホスピタリティの大切さ
  • サポートをすることの大切さ
  • 場を和ませる重要性
  • 人と人をつなぐコミュニケーションの重要性
  • 相手の身になって考える重要性

広報

広報は部活動での活動や大会の結果を発信するなどの役割を担っています。広報も部活動の体制によって役割は異なり、OB・OGや保護者、部外者に向けての広報が存在します。

広報経験のある学生は、自分の行動によってどんなメリットを部に提供できたのか振り返ってみましょう

「ただ情報を発信していた」活動ではなく、「結果発信用のSNSアカウントを作成して、OB・OGの70%にフォローされた」など具体的に数字に変化が現れた取り組みに焦点を当ててみると、学びが見えてくるかもしれません。

広報経験で得られる学びの例

  • 相手の意図を踏まえて発信することの重要性
  • 誰にでもわかりやすく伝えることの大切さ
  • ブランディングする大切さ
  • 広い視野を持つことの大切さ
  • 好奇心の重要性
  • チャレンジ精神を持つことの大切さ

横山 慶一

プロフィール

近年、人間力の一つとしてコミュニケーション力の高さが評価されています。広報の活動は、OB・OGや保護者などに接点を持つ機会があり、対話の相手が同世代と先生に限られる学生にとって、コミュニケーション力を身につける絶好のチャンスです。

対話の中から世代間の考え方の違いや価値観を学んだアピールをしてください。

渉外

OB・OGなどから資金調達をしたり、他大学との連携をする役割を担うのが渉外です。利害関係が異なる相手との交渉をして、施策をおこなうことで部に貢献しています。

また部活動によっては会報誌を発行したり、大会を主催する役割を担っていることもあります。

渉外は、学生同士とのかかわりをアピールすることももちろん良いですが、学生ではないOB・OGや外部の人とのかかわり方に焦点を当ててみましょう。社会人とかかわり、調整をおこない、工夫をしてきた経験は、社会に出ても通用する学びを得ているのではないでしょうか。

渉外経験で得られる学びの例

  • 折衝することの重要性
  • 交渉することの大切さ
  • 洞察することの重要性
  • 課題解決のために試行錯誤をする大切さ
  • コミットすることの重要性
  • コミュニケーションの大切さ

鈴木 洵市

プロフィール

渉外で学んだことをアピールするためには、その経験がいかに今の自分の役に立っているか、渉外で会った人から学んだことが今の自分の人格形成をしているかを盛り込んでみましょう。

会計

部費の管理はもちろん、備品発注や大会参加費の捻出などの役割を担う会計。

資金運用の不明瞭さをなくすために情報を開示するミーティングを開いたり、ときには部費を滞納する部員の管理をしたりなど他人のお金を管理するため神経を使う役割です。

会計は、お金を取り扱う精密さや厳密さに悩んだり、工夫をした経験について考えてみましょう。また、お金と人とどうかかわってきたのかに着目すると学びが見えてきます。

会計経験で得られる学びの例

  • 状況を把握することの重要性
  • 分析することの重要性
  • 創意工夫をする大切さ
  • コツコツと行動を続けることの重要性
  • 集中するための環境づくりの大切さ
  • 物事を仕組化することの大切さ
雑用ばっかりやっていたのですが、それを学んだことに変えるコツはありますか?

鈴木 洵市

プロフィール

言語変換をしてから学んだことについて内容へ展開しよう

雑用は、その部活が正常に回るためには必ずなければならない貢献行為の一つです。

「雑用」という言葉でまとめてしまうと非常にもったいないですよ。

部活を円滑に運営するための「潤滑油的な存在であった」「縁の下の力持ちであった」などのように言語変換をして、そこから学んだことについて内容の展開をすることがおすすめです。

トレーナー

選手の能力を高めるための基礎トレーニングの指導、競技や練習中のけがの応急措置、リハビリサポート、試合に向けた心身のコンディション調整をする役割のトレーナー。テーピングやマッサージの方法を積極的に学んできた学生も多いのではないでしょうか。

部活によって異なりますが、自身がプレーヤーであったもののケガをしてしまい、再起不能となりトレーナーを務めている人もいるかもしれませんね。

トレーナー経験のある学生は、なぜトレーナーになったのかについてまず考えてみましょう。また、自分の知識がどのように部員に還元できたのか、部員と自分の関係性はどのようなものであったのかに焦点を当てると、学びが見えてきます。

トレーナー経験で得られる学びの例

  • 向上心の重要性
  • 共感することの大切さ
  • 相手の意図を汲み取るコミュニケーションの大切さ
  • 傾聴することの大切さ
  • 分析することの重要性
  • 状況を把握することの重要性

学生連盟スタッフ

部活動の大会運営をする役割を担う学生連盟スタッフ。学生連盟スタッフは競技運営のすべてを担う、まさに縁の下の力持ちとして存在しています。

部活動によって異なりますが、大会に向けての会場確保、組み合わせ抽選会の実施、会場精鋭・撤収など準備・運営をおこないます。

学生連盟スタッフ経験のある学生は、他大学のスタッフとのかかわり、大会運営をするにあたって外部との人のかかわりに焦点を当ててみましょう。また、自分が所属する部の部員とのかかわりや部に何をもたらしたのかも考えてみましょう。

学生連盟スタッフ経験で得られる学びの例

  • 段取りすることの重要性
  • 礼儀や社会常識の大切さ
  • 物事を進めるために提案することの大切さ
  • 諦めないことの重要性
  • 人の意見を汲み取ることの大切さ
  • 縁の下の力持ちの存在の重要性

役職なし

部活動では役職なしの学生もいます。役職がないと「取り組んだことが競技くらいしかない……」とエピソードの種類の少なさに不安を覚えてしまうかもしれませんが、問題ありません。

面接官は「役職」そのものを見ているわけではなく、学びを得るまでの過程を注視しています。そのため、役職なしであっても部活動に長い時間を費やしている学生であれば、学んできたことは必ずあるといえるでしょう。

1つのことを長い時間続けることは難しく、大変なことです。大学3~4年間を部活に費やしてきたからこその学びを伝えれば、面接官から「入社後も長く頑張れそうな学生」という印象につながります。

役割なしの学生は、部活を続ける中で苦労したことや、辛いと感じたことは何か考えてみましょう。そして、その辛い思いを乗り越えられたのは「なぜか」と考えると、学びが見えてきます。

役職なしで得られる学びの例

  • チームのために動くことの大切さ
  • 辛い事でも受け止めることの大切さ
  • 継続することの重要性
  • 目標を見据えてやり遂げることの大切さ
  • 諦めないことの大切さ
  • 行動を起こすことの重要性
役職がないだけでなく、実績もありません。どのようなエピソードに焦点を当てるべきでしょうか?

渡部 俊和

プロフィール

チームワークに焦点を当ててみよう

「リーダーシップ」に対する「フォロワーシップ」というものがあります。

部活動において役職者をリーダーに置き換えてみると、リーダーだけではチームは成立せず、リーダーが決めたことを支援し実行する、または健全に批判する、といった役割がフォロワー(役職のついていない人)にはあります。

方針にしたがって動く人々がいないとリーダーは機能しないのです。会社組織も同じで、実際に現場を動かしているのは肩書のない多くの人たちであり、その人々がリーダーを成立させています。

役職で語れなくとも、目の前のことに集中してチーム全体で行動し結果を出してきたことを主題にして、チームワークの観点から内容を考えてみてください。

39点以下は危険!あなたの面接偏差値を診断しよう

面接に対して不安を抱いている人は多いです。「他の就活生より準備不足じゃないかな」と気になりませんか。

そんな時は、あなたの面接偏差値を診断できる「面接力診断」がおすすめです。面接力診断を使えば、簡単な質問に答えるだけで自分の弱みとその対策を解説付きで把握できます。

今すぐ活用して、志望企業の面接を突破しましょう。

状況別の部活動での学び一覧

大学1年生の頃から部活動に所属をしていると、自分がいる環境が当たり前だと思ってしまうかもしれません。しかし、部活動にはさまざまな役割があり、人それぞれ状況も異なります。

今から紹介する状況別の部活動での学び一覧を押さえることで、自分の所属する部や競技の学びやその特徴を押さえることができます。他の部活動と比較したときの見方もできるため、参考にしてくださいね。

運動部

運動部に所属する学生は、肉体的にも精神的にも高負荷な練習を続けてきているでしょう。また、負傷した体を酷使した経験やケガの関係で競技を断念せざるを得なかったこともあるかもしれませんね。

運動部で学んだことを考えるには、肉体的にも精神的にも辛かった経験をなぜ乗り越えて、今も部活動を続けられているのかを具体的に洗い出してみましょう

自分の中の覚悟や想いの部分が、部活動で学んだことにつながるはずです。

運動部での学びの例

  • 辛い事でも受け止めることの大切
  • 変化に対応することの大切さ
  • 気持ちを切り替えることの重要性

渡部 俊和

プロフィール

組織で働く要素の多くが運動部には備わっています。運動部は、上下関係やマナーが重視され、目標が明確でわかりやすい点も有利です。

個人競技ならば自己管理力、集団競技なら役割意識や人間関係からの学びがうまく伝われば好印象です。

文化部

文化部に所属する学生は、作品作りや発表会に向けてハイプレッシャーの中で計画立てて取り組みをしてきていますね。

また、文化部というと肉体的には酷使しないと考えている面接官もいるかもしれませんが、過酷な練習に励み学びを得た場合は積極的にその過程を伝えるようにしましょう。

文化部経験のある学生は、プレッシャーを感じるときにどのような対応をしたのかに焦点を当ててみましょう。愚直に物事を進めなければならないとき、どのようにプレッシャーを乗り越えてきたのかを掘り下げていくと、学びが見えてきます。

文化部での学びの例

  • ストレスをコントロールする重要性
  • 計画的に物事を進める重要性
  • 規律的に行動することの大切さ

横山 慶一

プロフィール

書類選考や面接において、文化系は体育会系と対比されます。

体育会系がエネルギーやチャレンジ精神をアピールするのと同様に、文化系は、繊細さや情緒、状況への適応力などを意識して振り返ってみてください。学びのポイントが見えてきます。

個人競技

作業や練習に一人で没頭することの多い、個人競技。結果や目標が明確であり、自分と向き合い活動をしています。自分との戦いでもあり、結果はすべて自分にかえってきます。

個人競技とはいえ、部として存在しているため、自分へのコミットと周囲への配慮も大切とされています。

個人競技経験のある学生は、自分とどのように向き合ってきたのかを考えてみましょう。辛いと感じていることを続けてこれた理由、楽しいと感じたときになにがあったのかを掘り下げていくことで、学びを具体的にすることができますよ。

個人競技での学びの例

  • 主体的に動くことの大切さ
  • 結果を求め続けることの重要性
  • 目標を明確に定める重要性
  • 精神を強く持つことの大切さ
  • 何度も挑戦をすることの大切さ
個人競技だと協調性がないと思われないか心配です。問題ないのでしょうか?

横山 慶一

プロフィール

不安を持つ必要はなし! 自分と向き合ったアピールをしよう

面接官はおそらく個人競技の部活動をしていた学生に協調性がないなどとはあまり思いませんよ。

もし、自分一人で本当に没頭して練習に取り組むことができていたとしたら、とても高い集中力を持っているということです。自分との戦いができる忍耐強さの証のため、個人競技ではしっかりと自分に向きあったことをアピールしてください。

部活動をしていたということ自体、チームに所属し、周囲と一緒に目標を達成する協調性を持っているともいえます。うまく両方を活かしたアピールをしましょう。

団体競技

団体競技であれば、周囲と協力をした経験や一人では成し遂げられないことを達成した経験があるかもしれませんね。喜びや悔しさを周囲と共感しあえたり、仲間のために頑張れます。

自分本位な考えでは競技として支障をきたしてしまうことも。また、普段は折が合わない部員とも協力をしなければならないこともありましたね。

団体競技経験のある学生は、組織のために自分が率先しておこなったことや、組織のために自分を律したことに着目してください。組織と自分のかかわり方に、入部当初から変化があればそれが学んだことだといえますね。

団体競技での学びの例

  • 他人のミスも自分事として捉えることの大切さ
  • 物事を自分事として捉える重要性
  • 相手の気持ちを汲み取ることの大切さ
  • 組織のなかで責任を果たすことの重要性

鈴木 洵市

プロフィール

会社は各自役割を果たして業務を遂行していくという側面が強いため、団体競技が好まれやすい傾向にあります。

しかし、個人競技も自分に対する厳しさがないと目標設定ができないため高評価につながらないわけではないですよ。

部活動で学んだことの回答例文10選

部活動で学んだことの回答例文10選

  • 仲間の大切さ
  • 課題発見力
  • 継続力
  • 感謝の気持ち
  • 礼儀
  • 忍耐力
  • 主体的に動く大切さ
  • 利害関係が異なる人とも対話をする大切さ
  • リーダーシップ
  • サポートすることの大切さ

実際に面接で部活動で学んだことを伝えるための例文を10選紹介していきます。自分ならではの学びとその学びを得るまでにどんなことに取り組んできたのかを盛り込んだ例文です。

どの学びでもオリジナリティのあるエピソードを盛り込んでいるため、自分だったらどんなエピソードになりそうか考えながら、自分の回答をブラッシュアップする気持ちで読み進めてくださいね。

例文①仲間の大切さ

例文①仲間の大切さ

私は体育会バスケットボール部での活動を通して仲間の大切さを学びました。私はトレーナーという選手のケガのケアや予防をする役割を担っています。

私はバスケットボールを13年間続けていることもあり、選手として活躍したいという強い気持ちを持って入部をしています。しかし、練習を繰り返す中で膝を痛めてしまい、もう選手として活躍することはできない体となってしまいました。ひどく落ち込みましたが、周囲から励ましの声をもらったことからチームのために自分ができることがあるのではないかと考え、トレーナーになることを決意しました。

自分の競技経験とトレーナーとしてのけが予防の知識を配合させることで、けが人の数を前年よりも30%減らしています。周囲からは「あなたのおかげで全力でプレーできる」といってもらえるほか、関東大会では3位入賞をすることができました。私は仲間のおかげで前向きに活動をし、喜びを分かち合えることができたと確信しています。

御社に入社後も、周囲との良好な関係をいち早く築き、会社として部署として結果を出せるように貢献していきたいです。

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渡部 俊和

プロフィール

自分自身のけがの体験と、トレーナーとしての取組み、成果が無理なくつながっていて、説得力があります。

けが人をなぜ減らせたのかの分析や、工夫の過程についても具体的な話があればより良くなります。

例文②課題発見力

例文②課題発見力

私はバレーボール部での経験を通して、視野を広く持ち、課題を発見する重要性を学びました。私は副部長としてバレーボール部の部員32名をまとめると同時にフォローをしています。

私が所属するバレーボール部では、監督と部長が練習メニューを決定しています。そのため、チーム全体を見たときには最適な練習メニューなのですが、個人に合った練習ができずに部員の練習に対するモチベーションが下がることがありました。

私は、部の状況を監督および部長と共有すると同時に、毎週1回の部内ミーティングを開催するようにしました。監督と部長の意見と部員の両方の立場の意見を汲み取り、部としての最適解を導き出せるようなコミュニケーションを取った結果、意見が活発に交わせるようなミーティングとなりました。この経験から、広い視野で課題を発見し、解決へ導くことの重要性を強く認識しています。

御社に入社後も立場が異なる人の意見を汲み取り、円滑なコミュニケーションをすることで良い結果を出すために貢献していきたいです。

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横山 慶一

プロフィール

この例文では「課題発見力」というよりも、むしろ周囲と話しあう場を作る「コミュニケーション力」や「調整力」に魅力を感じます。

もし課題発見力を強みとしてアピールをするのであれば、「〇〇という問題点を見つけ△△という解決をしました」という結論の方が面接官に響きやすくなります。

例文③継続力

例文③継続力

私は体育会テニス部での経験を通して、継続する大切さを学びました。私がテニスを始めたのは高校生からで、周囲の部員の多くは幼少期から始めており実力もある人たちでした。

入部当初から団体戦のレギュラーになりたいという思いを持っていましたが、大会に出れないどころか練習試合にも出れない日々が続き心が折れそうになるときもありました。

しかし、まだ自分にできることはあるはずだと気持ちを切り替え、毎朝8kmのランニングと週に3回のフィジカルトレーニングに励み、2年間続けてきました。その結果、3年生の春の県大会ではレギュラーに入ることができ、ベスト8になることができました。この経験から、継続をする重要性を学ぶことができました。

御社に入社後も、決して諦めることなく持ち前の継続力を活かして結果を出していきたいです。

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鈴木 洵市

プロフィール

すぐに結果の出ない地道なことであっても努力を継続的におこなうことができる人物であると具体的に書かれていて良いですね。

またその継続力を入社後も発揮して会社に貢献したいという内容で、まとまりが良い例文です。

継続力を自己PRとしてアピールしたいと考える学生もいるかもしれませんね。そんな人は以下の記事を参考にしてください。
例文13選|「継続力」を魅せる自己PRの鉄則を職種・業界別に解説

例文④感謝の気持ち

例文④感謝の気持ち

私は体育会卓球部での経験を通して、感謝の気持ちを学びました。卓球部では、大会の際に保護者の方が多く応援にきます。

私をはじめ多くの部員は幼少期から卓球を続けていることもあり、保護者が大会に来ることは当たり前と感じてしまっている部分がありました。しかし、あるときOB・OGから「この環境のありがたさがわかっていない」とお叱りの声を貰いました。

私は気持ちを改め、大会の閉会式後には保護者に向けて「お礼をする」という新制度を取り入れたところ、保護者や周囲の関係者たちからの評判も上がり、気持ちが引き締まることから練習に対する熱もあがるようになりました。この経験から、感謝の気持ちを持つことの重要性を学び、日常でもこの気持ちを大切にするようになりました。

御社に入社後も、自分が置かれる環境を当たり前だと思わずに、感謝の気持ちを胸にして業務に取り組みたいです。

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渡部 俊和

プロフィール

感謝の気持ちという結論は、あらゆる仕事の根幹にも通じている要素で重要なものです。

しかし、まとめ方によっては抽象的になりすぎてしまうため注意が必要なキーワードです。この例文の内容は根拠となっている実体験も明確で、効果も出ていて良くまとまっていますね。

例文⑤礼儀

例文⑤礼儀

私は体育会陸上部での経験を通して、礼儀を学びました。私は選手としてではなく、学生連盟のスタッフとして陸上競技にかかわっています。学生連盟スタッフは、大会に向けての会場確保や運営、協賛企業の獲得などをおこなっています。

私は陸上競技を10年続けてきたこともあり、自分には礼儀が備わっていると考えていました。しかし、実際に学生連盟スタッフの仕事を通して、協賛企業の獲得をするなかで「礼儀がなっていない」「大学生だからといってそんな甘い考えじゃだめだ」などと強く言われることもありました。頭を下げ続け、初めて自分の「責任」と「社会で通じる礼儀」を感じるようになりました。

このことから、自分の発言1つが大学陸上競技としての品格として捉えられていることを踏まえて、挨拶やホウレンソウの徹底、後輩指導のマニュアル化などをおこないました。協賛企業も前年対比で2割UPで契約をするとともに、「もっと大学陸上競技に協力をしたい」という声をかけてもらうことも多くなりました。この経験から、礼儀が重要であることを学び、礼儀によって相手と自分の隔たりをなくすと学んできました。

御社に入社後も、相手と気持ちよく取り引きをするためにも礼儀を大切にして円滑なコミュニケーションを取りたいと思います。

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横山 慶一

プロフィール

社会に出てからの礼儀とは、相手に不快感を与えない、安心感を与えるという、相手本意の行動をすることが原則です。

そこから信頼関係が深まります。そのため、礼儀は自分をよく見せるためではなく相手のためだということに触れると、より良くなるでしょう。

例文⑥忍耐力

例文⑥忍耐力

私は体育会柔道部での経験を通して、忍耐強く取り組む大切さを学びました。私が所属する柔道部はいわゆる強豪校と呼ばれ、全国大会でも入賞するほど実力のある組織です。そのため、スポーツ推薦者も多い環境でした。

私はスポーツ推薦ではありませんでしたが、意を決して大学でも柔道部に入部をしました。実際に練習をする中で、全国レベルの壁は高く、私の実力では通用しないことが多く非常に悔しい思いを重ねてきました。

しかし、一度決めたことだからと腹をくくり、誰よりも多く練習に励むことにしました。大学での自主練はもちろん、OBに頼んで警察の練習にも参加をさせてもらいました。

誰よりも努力を重ねたと自負していますが、結果として現在もレギュラーに入れていません。しかし、心が折れることなく練習を今も積み重ね、自由参加のオープン大会に積極的に参加をして県大会優勝をすることができました。この経験から、たとえ目標が叶わずとも、忍耐強く努力をすることが重要であると学んでいます。

御社に入社後も、忍耐力を持って業務に取り組み、成果をあげるために貢献したいです。

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鈴木 洵市

プロフィール

自分のレベルではない環境に身を置き努力することができる人物像に見受けられます。

しかし、忍耐力よりも行動力や努力を継続することができる力の方が文脈的に合う内容のため、エピソードと学びをより一致させると面接官が話を理解しやすくなります。

例文⑦利害関係が異なる人とも対話をする大切さ

例文⑦利害関係が異なる人とも対話をする大切さ

私は体育会バトミントン部での経験を通して、利害関係が異なる人とも対話をする大切さを学びました。私は会計を担っており、部員49名から部費を徴収および管理をしてきました。

部費を滞納している部員が複数名いて、徴収に苦労をしていました。このままでは、きちんと部費を払っている部員の不満がたまるだけでなく、部費を使用した備品の使用方法などに制限をつけざるを得なくなる可能性が出てきました。そこで私は、滞納者とまずは1対1の面談の時間を設けることにしました。そして、多額滞納者に対しては一緒に支払い計画をたてることで、支払期限の目安を設け、その支払いを徹底させました。

その結果、面談を設けてから半年後には部費の滞納者を0にすることができました。このことから、利害関係の異なる相手とでも対話を重ね、話の折り合いをつける重要性を学び、折衝力を身に付けてきています。

御社に入社後も利害関係が一致しない相手ともうまくコミュニケーションをとりたいです。

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渡部 俊和

プロフィール

学生の立場で、同じ学生から部費の滞納分を徴収するというのはそれなりにシビアな体験で、それだけでも堅実でしっかりした人物像が伝わります。

説得に苦労したケースや、内面的な変化などもあるとより深い話になりますよ。

例文⑧主体的に動く大切さ

例文⑧主体的に動く大切さ

私は体育会サッカー部での経験を通して、主体的に動く大切さを学びました。サッカー部は創部74年を超え、部員82名、OB・OGは約800名です。私は渉外を担っており、OB・OG向けの会報誌を年4回発行しています。

OB・OGは800名いるため、名簿整理や住所変更の整備にとりかかるには腰が重いこともあり、住所不明で戻ってきてしまう会報誌が70通ほどありました。いつかやらなければいけないことならば、私が整備をしようと決め、名簿の大整理に取り掛かりました。音信不通になっている人や海外に移り住んでいる人に対しては同じ卒業年のOB・OGに連絡を取り、現住所を確認していきました。

その結果、住所不明で戻ってきてしまう会報誌を0通にすることができました。この経験から、人任せにして問題を放置するのではなく自ら率先して主体的に動くことの重要性を認識しています。

御社に入社後も、自ら率先して物事に取り組み貢献したいです。

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横山 慶一

プロフィール

OB・OGの情報整理という大変な作業をおこなってきたことが伝わります。しかし、もったいない点としては、一人で率先して結果を出すだけではなく、人を巻き込むという課題をこの経験を通して発見できたのではないでしょうか。

結果そのものよりも周囲との関係性について盛り込むとより良くなりますよ。

例文⑨リーダーシップ

例文⑨リーダーシップ

私はラクロス部での経験を通して、リーダーシップを発揮する大切さを学びました。創部2年と歴史の浅いラクロス部の部長として活動をしています。

組織制度も練習制度も整っていないラクロス部において、多くの部員は「とりあえず練習に励む」といった姿勢でした。しかし、このままではモチベーションが下がってしまうと考え、目標を定めることにしました。部内ミーティングを重ね、目標を県大会ベスト8と定めるほか、具体的に目標達成をするためにやるべきことをリスト化しました。また、毎日練習後の15分間に学びや課題を共有するミーティングを設けました。

その結果、チームの団結力が上がるとともに、目的意識を持って練習に取り組める環境となりました。県大会ではベスト16と目標には一歩届かなかったのですが、次世代につながる毎日ミーティングという制度を確立できたと感じています。この経験から、リーダーシップを発揮する重要性を認識しました。

御社に入社後も、まずは業務で一人立ちできるように努力をし、周囲を牽引できるようになりたいです。

※この例文は自己PR作成ツールで作成しました。
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渡部 俊和

プロフィール

目標設定や行動の良い習慣づけなど、組織行動や業務改善に直結するような内容が多々盛り込まれているため、企業側から見て興味深いものになっています。

結論部分は「周囲を牽引」とあっさりまとめていますが、もっと良い言葉もありそうですね。

例文⑩サポートすることの大切さ

例文⑩サポートすることの大切さ

私は体育会レスリング部での経験を通して、縁の下の力持ちとして、周囲をサポートすることの大切さを学びました。私はマネージャーを担っており、雑務はもちろん、他大学のプレー分析もおこなっています。

マネージャーになった当初は、洗濯や掃除、備品管理などの雑務だけが仕事でした。しかし、選手ではないマネージャーだからこそチームに貢献できることがあるのではないかと考えた結果、他大学のプレー分析にたどり着きました。プレーを分析するために、自宅でレスリングの書籍を読み込み、Youtubeで有名選手の試合を何度も繰り返し見ました。さらに実際の大会では他大学の試合もビデオカメラに納め、どんな技が多いのか、どんな試合運びかを即座に分析しました。選手の誰もが気軽に分析結果にアクセスできるようにGoogleスプレッドシートにまとめ、ミーティングでも共有するようにしています。

その結果、選手はもちろん監督からも「このサポートがあるから練習メニューを考えることができる」という言葉をもらいました。この経験から、周囲をサポートすることの重要性を実感しました。

御社に入社後も、自分の立場や仕事に甘んじることなく、自分にできることはないかを考え周囲のサポートをしていけるようにしたいです。

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鈴木 洵市

プロフィール

「自分がサポート役に回りその仕事を全うすることによって、チームが発展する」ということを学んできた人物であることがわかりやすい表現です。

具体的に行動内容が盛り込まれているため、会社にも必要な人材になるであろうと推測しやすい点からも良い内容と言えます。

他の面接の質問も対策をしておきたい学生は以下の記事を参考にしてください。
面接の質問150選! 回答例から答え方まで質問対策を完全網羅

部活動で学んだことを伝える際にやりがちな失敗3パターン

部活動で学んだことを伝える際にやりがちな失敗3パターン

  • 学びが競技でしか活かせない
  • 専門用語を使ってしまう
  • 実績や結果の自慢になっている

部活動での学びを伝えて「入社後も活躍できる学生」とアピールするためには、今から紹介するやりがちな失敗3パターンに当てはまらない内容にすることも欠かせません。

面接官に「この学生は何を言っているのかわからない」「この学生は会社では活躍できなさそうだな」と思われないためにも、自分の考えた部活動で学んだことが失敗パターンに当てはまっていないかチェックしていきましょう。

①学びが競技でしか活かせない

NG例文①学びが競技でしか活かせない

私は体育会体操部での経験を通して、平均台での美しさを身に付けることができました。私は中学生のときから体操競技を始め、平均台が苦手種目の1つでした。

私の目標である関西大会入賞を目指すためには、平均台に対する苦手意識を克服する必要がありました。そのため、台のうえでのジャンプに重点をおき練習を繰り返しました。何度も繰り返すことで、平均台に対する苦手はなくなり、むしろ得意種目の1つとなりました。

その結果、関西大会では3位入賞をすることができました。この経験から、誰にも負けない平均台の美しさを学びました。

御社に入社後も苦手意識をなくして貢献したいです。

横山 慶一

プロフィール

競技をテーマとして取り上げると結果に目が行きがちです。その結果は競技ごとに異なりますが、多くの競技で結果に至るまでのプロセスをみると、社会に出てからも通用する重要な要素がたくさんあります。

たとえば、「諦めない忍耐強さ」「壁にぶつかったときの創意工夫や臨機応変さ」「計画性」などですね。どうやって苦手意識を克服したのか振り返って、それらの過程を盛り込むと良くなります。

②専門用語を使ってしまう

NG例文②専門用語を使ってしまう

私は体育会剣道部での経験を通して、諦めないことの大切さを学びました。剣道部は創部103年を迎え、部員は男女合わせて93名で活動をしています。

私にはレギュラーに入りたいという強い思いがありました。そのため、練習では苦手意識のあった鍔迫り合いを重点的に強化するとともに、丹田に力を込め、ひかがみが曲がらないように意識をしました。また跳躍素振りを500回おこなうなど努力を重ねています。

何度も諦めそうになりましたが、そのたびに自分を律した結果レギュラーに入ることができ、インカレでも3位という結果を得られました。この経験から、諦めないことの大切さを身に付けました。

御社に入社後も決してあきらめることなく努力を重ねていきたいです。

鈴木 洵市

プロフィール

この例文は専門用語が多すぎるため、話を理解しづらいですよね。専門用語をやめ、自分の弱みを明確に誰もがわかる表現で伝えましょう。

その弱点の克服のために諦めずに練習をすることで、「あきらめない努力を学んだ」となるような構成にするとわかりやすくなります。

③実績や結果の自慢になっている

NG例文③実績や結果の自慢になっている

私は体育会野球部での経験を通して、勝つ喜びを学びました。私は高校時代に甲子園出場を果たし、ベスト8になった経験もあります。

そのため、大学では全国大会で優勝をしたいという思いがありました。そのために、フィジカル面でもメンタル面でも厳しいトレーニングを重ねました。

その結果、県大会では負け知らず、関東大会でも優勝をし、東日本大会では3位入賞をし、全国大会では優勝をすることができました。この経験から、勝つ喜びを再認識しました。

御社に入社後も勝つ喜びをするために、努力を欠かしません。

横山 慶一

プロフィール

野球はチームでやりますよね。「勝つ喜び」とは優勝の喜びをチームメイトと分かち合うことかもしれません。

この文面では、優勝や上位入賞という結果が喜びのように受け止められてしまいます。チームで喜びを分かち合うために努力をするという文脈があると面接官は共感できるようになりますよ。

アドバイザーコメント

部活動に対する想いを話す際には注意が必要

部活動で学んだことを伝えようとするときにやりがちな失敗は、想いが溢れてしまってまとまりのない回答になることです。これは、学生時代に部活に一生懸命取り組んだ人ほど、やりがちです。

面接慣れをしている学生は少なく、慣れない面接を受けることで、「部活動とは違った緊張感」と「部活動で頑張ってきた想い」が溢れてしまい、空回りをしてまとまりのない内容を引き起こします。事前に対策を練り、伝えたいことを明確に捉えておくことで、この失敗は防ぐことができます。

事前準備を怠らずに部活動で学んだことを伝えよう

私自身も大学で部活動に取り組み、ある程度の実績と柔道部のキャプテンという役割を担っていました。しかし、初めての面接の際に緊張してしまい、まとまりのない部活動の内容を話してしまったことがあります。

せっかく部活動という企業が評価しやすい要素であり、部活動に取り組んできた学生にとっては回答を組み立てやすかったとしても、伝えたいことを明確に捉えられずに、緊張も相まってまとまりのない回答となると評価が下がってしまいます。このことから、特に部活動をおこなってきた学生のみなさんには、事前準備の段階から端的に定型で答えれる回答の準備と、冷静に部活動について回答できるように練習を繰り返しておくことをおすすめします。

部活動で学んだことは入社後を見すえた内容を伝えて合格をつかもう!

ここまで解説したとおり、部活動で学んだことは自分ならではの環境を明確に伝え、取り組みや結果を具体的に伝えましょう。明確かつ具体的に伝えることで、面接官はあなたの入社後の活躍をイメージするため、再現性を見出しやすくなります。

部活動で学んだことは評価をされやすい内容だからこそ、正しく伝えることができれば面接官の印象に強く深く残ることができますよ。

そして忘れてはいけないことが、再現性を見せることで今後の成長イメージを伝えることです。今回解説した部活動で学んだことを伝える構成や役職・状況別の学びを参考に、例文10選と照らし合わせながら回答のブラッシュアップを重ね合格をつかみましょう。

アドバイザーコメント

チームの一員としてふさわしいことをアピールしよう

単なる人の集まりは「グループ」と言いますが、目標を持った指向性のある集団は「チーム」と言います。企業は明らかに「チーム」であり、部活動もまた「チーム」です。

なぜ部活動が企業から評価されやすいのか。それはチームとしての機能が企業組織と似ているからです。部活動経験者は、いわば組織で働く疑似体験をしてきているわけです。そのため、企業側が見るのも「いかにチームの一員としてふさわしいか」という部分になります。

組織で成果を出せることを伝えることが大切

そう考えれば、いろいろな切り口があることもわかるのではないでしょうか。規律やマナーに始まり、好き嫌いを超えて協力しあうこと、個人的なスキルアップの努力と工夫、役割を認識してチーム全体のために振る舞うこと、自分の個人的な欲求を犠牲にすることなども含まれるかもしれません。

しかし、経営学者であるドラッカーは「組織が成果を出せなければ、個人もありえない」と語っています。個人でやるよりも成果を出しやすくするためにチームでやるのです。そのことを念頭において、部活動での学びや体験を整理し直し、合格を掴んでください。

39点以下は危険!あなたの面接偏差値を診断しよう

面接に対して不安を抱いている人は多いです。「他の就活生より準備不足じゃないかな」と気になりませんか。

そんな時は、あなたの面接偏差値を診断できる「面接力診断」がおすすめです。面接力診断を使えば、簡単な質問に答えるだけで自分の弱みとその対策を解説付きで把握できます。

今すぐ活用して、志望企業の面接を突破しましょう。

執筆・編集 PORTキャリア編集部

明日から使える就活ノウハウ情報をテーマに、履歴書・志望動機といった書類の作成方法や面接やグループワークなどの選考対策の方法など、多様な選択肢や答えを提示することで、一人ひとりの就活生の意思決定に役立つことを目指しています。 国家資格を保有するキャリアコンサルタントや、現役キャリアアドバイザーら専門家監修のもと、最高品質の記事を配信しています。

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記事の編集責任者 熊野 公俊 Kumano Masatoshi

高校卒業後、航空自衛隊に入隊。4年間の在籍後、22歳で都内の大学に入学し、心理学・教育学を学ぶ。卒業後は人材サービスを展開するパソナで、人材派遣営業やグローバル人材の採用支援、女性活躍推進事業に従事。NPO(非営利団体)での勤務を経て、「PORTキャリア」を運営するポートに入社。キャリアアドバイザーとして年間400人と面談し、延べ2500人にも及ぶ学生を支援。2020年、厚生労働大臣認定のキャリアコンサルタント養成講習であるGCDF-Japan(キャリアカウンセラートレーニングプログラム)を修了
全国民営職業紹介事業協会 職業紹介責任者(001-220824001-02942)

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