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学生時代頑張ったことで不登校の経験を話すことは、印象が悪くなりますか?
就職活動の面接で「学生時代に頑張ったこと」を聞かれたときに、高校時代の不登校経験を話しても良いのでしょうか?
不登校だった期間を経て大学に進学し、今では学業にも真剣に取り組んでいます。
この経験を通して、困難を乗り越える力や自己理解を深められたと感じていますが、企業にネガティブな印象を与えてしまわないかが不安です。
もし不登校の経験を話す場合、どのような点に注意すれば良いか、また前向きに伝えるためのコツや、面接官が見ているポイントについてアドバイスをいただけると嬉しいです。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
不登校経験はストーリー次第! ポジティブな転換点として語ろう
学生時代頑張ったこととして不登校の経験を話す場合、その伝え方次第で印象は大きく変わります。
ネガティブな事実を話すこと自体が悪いわけではありませんが、その伝え方が非常に重要になるでしょう。
ネガティブな事実は30%にとどめ、乗り越えるプロセスとそこから得た学びを70%で構成するのがおすすめです。
具体的には、原因→気付き→主体的な行動→成果→現在の強みといった、現在にポジティブにつながる順番で語れば、逆境からの逆転ストーリーとして評価されるでしょう。
たとえば、不登校になった原因を自己分析し、そこからどのような気付きを得て、どのような行動をとって状況を改善したのかを具体的に説明しましょう。
そして、その経験を通じてどのような成果が得られ、それが現在のあなたのどのような強みにつながっているのかを明確に示すのです。
過去を美化する必要はない! どのような行動を取ったのかを伝えよう
企業が見るのは、あなたの過去の経験そのものよりも、そこから得られた再起力と自己成長力となります。
そのため、過去を美化しすぎず、具体的な行動と今後の活用をセットで示すことが重要ですし、好印象につながるでしょう。
あなたが困難な状況に直面した際に、どのように考え、どのように行動し、そこから何を学び、その学びを今後どのように活かしていきたいのかを具体的に語ることで、あなたの人間的な深みと成長への意欲をアピールできますよ。
不登校の経験は弱みじゃない! 乗り越えた力を示せ
結論、印象が悪くなることはありません。
ひと昔前はネガティブなエピソードととらえられがちでしたが、今はその出来事そのものよりも、そこから何を学び、どう乗り越えて成長したかが伝わるエピソードとして評価される傾向にあります。
大切なのは、その経験をポジティブに伝えることです。「〇〇が原因で不登校でしたが、その経験から△△を学びました」というように、困難を乗り越える力や人間的な深みをアピールしましょう。
学びと現在の姿を伝える! 企業に安心感を与えることが鍵
ただし、「こうでした」という事実だけを話して終わるのではなく、その経験を経て「今はこうしています」と、現在の前向きな姿勢まで伝える必要があります。
企業側が「今は問題なく社会生活が送れるのだな」と安心できるような伝え方を心掛けてください。
また、当時の自分を客観的に語るのも一つの方法です。
「今思うと、なぜあのときあのように考えていたのだろうと思いますが……」と、現在の自分とは切り離して話すことで、成長した姿をより印象付けられます。
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