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「コミュニケーション能力」をどう言い換えると評価につながりますか?

自己PRなどで「コミュニケーション能力」をアピールしたいのですが、この言葉だけでは漠然としていて、採用担当者に具体的に伝わるか不安です。

どのように言い換えれば、ビジネスシーンで評価されるような、より具体的な強みとして伝えられるでしょうか? たとえば、傾聴力や提案力、協調性などでしょうか?

「コミュニケーション能力」をアピールする際の具体的な言い換え表現や、それにともなうエピソードの選び方、アピールするうえでのポイントなど、アドバイスをいただきたいです。

2人のアドバイザーが回答しています

質問日 :

※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています

キャリアコンサルタント/産業カウンセラー

富岡 順子

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「自分の思うコミュニケーション能力は?」この問いから考えていこう

まず「強みはミュニケーション能力」と伝えてOKです。

それだけで終わってしまうとやはり漠然としていて、どんなコミュニケーション能力を持っているのかが面接官に伝わりません。そのため、自分が思うコミュニケーション能力を具体的な経験談で伝えましょう。

私が考えるコミュニケーション能力は、独りよがりにならず、周りの人と合意形成しながら物事を進めていける力です。

ビジネスシーンにおいても合意形成する力、異なる意見の相手とも対話をする姿勢は評価されます。そこには傾聴力や提案力、協調性なども含まれるでしょう。

具体的な経験とBefore/After構成で説得力ある強みに変えよう

エピソードを効果的に伝えるには、「Before/After」の構成がおすすめです。

まず「Before」として、コミュニケーションがうまくいかず、何らかの問題が生じていた状況を説明します。

次に、その状況に対してあなたがどのような課題を感じ、解決のためにどのような行動(コミュニケーション)を取ったのかを具体的に述べましょう。

そして「After」として、あなたの行動によって状況がどう改善されたのかを伝えます。その際、具体的な数値や第三者からの言葉を添えることで、話に客観性と説得力を持たせることができます。

面接で「コミュニケーション能力がある」と信憑性を感じてもらうために、元気よくハキハキと受け答えし、面接自体のコミュニケーションも楽しむことが重要です。

国家資格キャリアコンサルタント/キャリアデベロップメントアドバイザー

前田 解子

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自分の思うコミュ力はどんな能力なのかを考えてみよう!

「コミュニケーション能力」と聞いたときにイメージするものが人によってずいぶんと違うのではないかと思います。

よく聞くのが「誰とでもすぐ仲良くなれる」や、「大勢のなかで堂々と話せる」などですが、それがいわゆるコミュ力が高いことなのでしょうか。それには少し疑問を持ちます。

コミュニケーションとは、情報や感情を互いに伝え合うことです。話すこともあれば、聞くこともあります。

また、ジェスチャーや動作などで、感情を伝える非言語コミュニケーションというものもあるのです。

自己PRでコミュニケーション能力をアピールしたいとのことですが、あなたが思うコミュニケーションがうまくいっている状態とはどのようなことでしょうか? それを考えて、根拠になるエピソードを盛り込んでください。

どんなシーンを想定するかで変わる! 自分がしっくりくる言葉で言い換えよう

言い換えの言葉はたくさんあると思いますが、あまりにも強い言葉に言い換えてしまうと、根拠にするエピソードも同じぐらい強い話が必要になります。根拠にしたいエピソードを用意して、その内容にフィットするような言い換えの言葉を見つけるのも良いでしょう。

今回は、ビジネスシーンで評価されるような言い換えということですね。

まずは、社内でのコミュニケーションを円滑にするためであれば「協調性」「伝達力」「積極性」「柔軟性」などが良いでしょう。

また、顧客に対しての接し方に関係することであれば「対応力」「共感力」「提案力」「適応力」「関係構築力」などが該当します。

このように、言い換えの言葉はいくつもありますが、自身のことを相手に伝えるために選ぶはずなので、自分にしっくりくるものを選びましょう。

ちなみに私自身は尊重という言葉が好きです。相手を尊重する、互いに尊重しあえる関係などのように使いますが、コミュニケーションの根っこにあるのは相手を思う気持ちなのだと思っています。

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