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転職の自己分析では、どのようなフレームワークが役立ちますか?
現在転職活動中の者です。前職から新しいキャリアへ進むにあたり、改めて自己分析をしっかりおこないたいと考えていますが、さまざまなフレームワークがあると知り、どれを使えば良いのか迷っています。
過去の経験の棚卸しや、自分の強み・弱み、キャリアの方向性などを明確にするために、効率的で効果的なフレームワークを知りたいです。
どのようなフレームワークが転職の自己分析に役立つのか、それぞれの特徴や、どのように活用すれば良いのかを教えていただけますでしょうか?
転職における自己分析を深めるためのおすすめのフレームワークと、それを活用して得られた結果を、職務経歴書作成や面接対策にどう活かせば良いか、具体的なアドバイスをお願いいたします。
※質問は、エントリーフォームからの内容、または弊社が就活相談を実施する過程の中で寄せられた内容を公開しています
フレームワークより「経験の棚卸し」が重要! 過去を振り返ろう
転職における自己分析では、特定のフレームワークに固執するよりも、まず自身の「過去の経験の棚卸し」を徹底的におこなうことが最も重要です。
そもそも前職をなぜ選んだのか、という新卒時の就職活動の軸から振り返ってみると良いでしょう。
ライフラインチャートなどの手法もありますが、まずは職務経歴の分析から始めるほうが効率的です。
前職での出来事や気持ちを書き出して客観的に自分を見つめてみよう
以前の会社で「どのような仕事を担当し、何が得意で何が苦手だったか」「誰と働き、顧客からどんなことで褒められ、または叱られたか」を具体的に思い出します。
そして、それらの出来事とそのときに感じた気持ちをすべて書き出すことで、自分自身の強み、弱み、そして大切にしている価値観が客観的に見えてくるでしょう。
過去をこのようにして徹底的に分析したうえで、初めて「今後どうなりたいか」「次の会社で何を成し遂げたいか」という未来のキャリアプランを考える、という流れが、一貫性のある自己分析をおこなううえで最も効果的です。
Will-Can-Mustのフレームワークが思考の整理におすすめ
転職時の自己分析には、「Will-Can-Must」のフレームワークを活用するのが有効です。これは、「Will(やりたいこと)」「Can(できること)」「Must(やるべきこと)」の3つの観点から自分を整理する手法です。
フレームワークを使わずに自己分析ができる人は、ある程度自分の強みや方向性が明確な人でしょう。
自分のことが漠然としかわかっていない人は、思考が整理しやすくなるため、フレームワークを使うことをおすすめします。
3つの円が重なる部分があなたの価値! すべてを書き出してみよう
まず、これまでの職務経歴を振り返り、自分が「できること(Can)」を洗い出します。
次に、将来的に「やりたいこと(Will)」を明確にして、最後に、企業や社会から「求められていること(Must)」を考えてみましょう。
この3つの円が重なる部分が、あなたの市場価値を最も高められる領域です。
以下の記事では、6つの自己分析シートについて詳しく説明しています。それぞれの手順を丁寧に解説しているのでぜひ参考にしてみてください。
転職活動で自己分析シートを作成するコツについては、次のQ&Aでもキャリアコンサルタントが解説しています。併せてチェックしてみましょう。
転職の自己分析に役立つツールは以下のQ&Aでキャリアコンサルタントが回答しています。おすすめのやり方を知りたい人はぜひ参考にしてみてください。
自己分析ツールで今月中に自己分析を終わらせてください
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